看護師の私がママにアロマと栄養を伝える理由②



前回のブログで

予防医学への関心を持つきっかけについて

お話ししましたが


今回は

予防医学の道へすすむきっかけとなった

ある患者さんとその家族のことを

お話しさせていただきます。



※守秘義務のため

フィクションをまじえております









 生活習慣は生死を分ける


私がまだ妊娠中の時、

ある男性が心停止で運ばれてきました。

働き盛りの年齢の男性。


心筋梗塞でした。



家族は奥さんと子供。

そして奥さんは妊娠中でした。




なんとか

一命を取り留めたけども

状態は厳しく

人工心肺を外す事も

目を覚ます事も不可能で

死を待つのみの状態でした。



この男性は

仕事に追われて不摂生な生活で

健康診断でも

肥満、高血圧、高脂血症を指摘されていたそうです。



でも

大黒柱として

家族に楽をさせたいからと

病院には行かず

生活スタイルを変える事なく

仕事のある平日は決まって

接待やら残業やらで

自宅でご飯を食べる事もなく

どんどん太っていく姿を

奥さんも心配していたそうです。



奥さんは

ベッドサイドで泣き崩れ

ごめんなさい、ごめんなさい、

と患者さんに謝り続けていました。


そしてわたしに

「主人は、ちゃんと病院に行ってたら、

 ご飯や生活を気をつけていたら

 死なずに済んだんですか?

 主人の体調を心配しながらも、

 子育てに精一杯で、何も、何もできなかった。

 子供になんで伝えたらいいのか。

 これからどうやって生活したらいいのか。

 看護師さんに言っても仕方ないんですが、

 頼れる人がいなくて。

 話を聞いてくださりありがとうございます。」


わたしは何も答えることができませんでした。

そして

わたしには何もできることがありませんでした。




奥さんは

別室で待機してた子供に悟られないように

涙を拭い

「お世話になりました。」

と息を引き取った患者さんと子供と一緒に

病棟をあとにしました。






心筋梗塞の原因となるのは

生活習慣です。


この患者さんは

もしかしたら

生活習慣を改善していれば

食事を見直していれば

こんなにも早く

この世を去ることはなかったはず。



看護師として勤務していると

このような経験は1度や2度ではありません。

もう数えられないくらいの

人の死に立ち会ってきました。

そして

心筋梗塞は圧倒的に男性が多く

その度に悲しみ絶望する女性を見てきました。



このままではいけない。

病気になる前に

食い止めなければいけない。

悲しむ女性や子供をもう見たくない。



そんな時に出会った言葉が

「父が無知だと貧乏なる。

 母が無知だと病気になる。」


家庭の大黒柱のママに

病気にならないための情報を渡したい。


予防医学の道へ行く決心をしました。




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