日本での生活 | アラサー独身女気ままに生きる

イルカ2017年に海外に出ることを決めるまでイルカ

 

東京の某ハウスメーカーで

CADのオペレーター兼、

インストラクターとして働いていました。

 

入社前はなんとなく大学に入学し、

卒業後に新卒として雇ってもらえたのが

この会社です。

 

若い頃の私は、

絶対大学に行かなければいけない

卒業後はいい所に就職しなければいけない

と思っていました。

 

大学は正直言って楽しくなかった。

別にとても興味がある分野という訳ではなく、

とりあえず大学行かなきゃいけないという

謎の使命感で大学に無理やり通いました。

 

専攻は建築とかそっち系だったので、

卒業後もそこで学んできたことを

生かさなければいけないと思い、

そっちの業界を目指していました。

 

正直とくにやりたいことがなかったし

自分のしたいことが分からなかった。

 

ただ仕事はしないとと思っていたので

夢中になって探しました。

 

この時点でもう自分のレールからは外れていて、

誰かのレールの上にいました。

そして常識やルールに囚われていたと思います。

 

また後ほどブログを書きますが、

私は最近まで自分の軸ではなく

人の軸で生きていました。

 

人の軸というのは、

自分自身のためにではなく

人のために生きているような感覚です。

 

人のために何かする

ということはいいことですが、

自分の人生を人のために生きてしまうと

もったいないですよね。

それに気づいたのは本当に最近です。

 

話をもとに戻しますが、

入った会社は中規模の会社でしたが、

お客さんが大手会社のため

そのお客さんにむけて業務を行っていました。

 

新卒で入社した時、

私の他に4人の新入社員が

同じ事業所先に配属されました。

 

私の与えられた業務は

お客さんに向けてCADの研修をすること。

新入社員うち私だけ研修対応でした。

拒否権はありません。

最初はとっても嫌だった。

 

その当時は、

なんで私だけ研修しなきゃいけないの宇宙人くん

っていつも思ってました。

 

私は人前で話すことが嫌いで、

目立つことが本当に嫌でした。

ただ、先輩達からの期待があったので、

それに答えなきゃとも思っていました。

 

初めての研修では吐き気がとまらなかった。

研修直前にトイレに駆け込んで

吐き気を抑えてから仕事してましたガーン

 

毎日毎日辞めたいと思いながら働いていました。

なんのために働いているのかも

分かりませんでした。

おそらく自分のためではなく、

先輩のため、仕事のために働いていました。

でもそれが普通だと思っていました。

 

辞めたいって思っていても

辞められなかったのは、

途中で止めることが悪だと思っていたからです。

同期の女の子が一年で辞めていきました。

 

あの子は忍耐がないとか、

ありえないとか、先輩達から

散々陰で言われていました。

その上その子が辞めると報告した後、

上長からはあからさまな態度で

いじめにも近い対応をされていました。

 

その子は辞めるまでの数ヶ月、

本当に地獄のような日々を

送っていたと思います。

 

当時の私はその子が羨ましいと思う反面、

三年は続けなければ

周りの人から同じように思われる。

とにかく周りの目が気になって

仕方がなかったです。

 

すごく心をすり減らしていたな〜と感じます。

そして今だから思うのは、

そこまで心をすり減らして

働くことはないということです。

もちろん途中で辞めたら

会社の人に申し訳ないとか

いろいろあります。

 

ただ、重要なのは

”誰のために働くのか?”

ですね。

私は今ならはっきり言えます。

もちろん自分のため爆笑です。

 

海外に出てから

いろいろな働き方を見てきました。

もちろん海外がいいとか

日本の働き方がよくないとか

そういうことを言いたい訳ではないです。


ただこっちで働いている人たちに

共通して言えるのは

自分を大事にしている人が多い気がします。

 

家族のため、生きるためと

頑張って働いている人達を

私はとても尊敬しています。

 

 

ただやっぱり人生の主人公は自分なので、

自分が満足できる選択をしていくのが

いいのかなと思います。

 

 

もちろんいろんな考えがあると思いますが、

私は私自身が一番大事なので

辛い思いをするぐらいなら、

人のために働いて自分を見失うぐらいなら

すぐ辞めますね。

 

 

それに気づくまでにかなり時間がかかりました。

あとでまたブログを載せますが、

私はプラスで恋人にも依存していたので

本当の意味で自立するまで

時間がものすごくかかりました。

 

 

ただそういった経験がなかったら

今の幸せにも気づくことが

できなかったと思うので、

意味はとてもあったと思いますし

自分を褒めてあげたいです。

 

そして今の働き方ですが、

自由に好きなことをしています。

 

新しく夢も出来ました。

今はそれに向けて勉強を

頑張ろうと思っています。

 

 

ちなみに当時の会社は三年働き辞めました。

終えたときの達成感はものすごかったです。

世間的にはたった三年ですが、

私の中ではものすごく長く感じました。

我慢して三年続けて良かったとも思いますが、

 

 

もうその選択はしないですね。笑

 


長くなりました宇宙人くん



黒猫しっぽではでは黒猫あたま