りさぽんの学パロです!(長編)



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由依side



理佐が来てない。なんでだろう?



昨日あんなに元気そうだったし、、。



もしかしてまたサボってる?



一限目の授業の終わりのチャイムがなった。



休み時間、理佐と愛佳が2人で教室に入ってきた。



理「由依おはよう~



由「どこにいたの?」



理「なに、寂しかったの?」



由「違うから!」



理「そんなに即答しなくても、」



由「だってまたサボるから」



理「あ、ばれた?」



由「もう、」



へへ、なんて笑ってる理佐がとても愛おしく感じた。



原「あれ?なんか2人仲良くなってない?」



織「ちょっと理佐!私のゆいぽんだからね!?」



齋「今理佐笑ってなかった?」



またみんなが理佐の周りに集まると、いつもの怖いオーラの理佐に戻ってしまった。



理「いや別に」



私にだけは優しい、勝手にそう思ってるだけかもしれないけど、そう思うと自然と骨格が上がるのがわかった。



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放課後になって、私は部活も入ってなくて帰るだけだから帰る準備をする。



志「理佐~また明日ねー」



理「ばいばーい、愛佳頑張れよ」



志「おう、明日また惚気語ってやるから」



理「まじでやめて笑」



志「由依もまたね!」



由「うん、また明日~



志「あ!理佐!ほのちゃん来てるよ~



教室を出たと思った愛佳が、顔だけ覗かせて叫んだ。



理「あーほの~来てー」



田「失礼します」



丁寧にお辞儀をして入ってきたのは可愛らしい女の子だった。



理「待たせてごめん~



田「そんなカバンの中丁寧に片付けてるからですよ。」



理佐がまた優しいモードに入ってて驚く。



人に興味ないって、絡むのやだって言ってたじゃん。



理「よし、お待たせ、行こっか」



田「はい」



理「由依また明日ね!」



由「あ、うん!部活頑張ってね!」



理佐の後輩らしき女の子。理佐と仲良さそうでちょっと嫌だなって思った。



田「理佐先輩新しい友達できたんですか?」



理「友達いないみたいに言わないでよ」



田「いや、あんな風に話してるの珍しいなって」



理「まあね」



田「あ、今日一緒に帰っていいですか?」



理「ん、いいよ」



田「やった~



そんな会話が聞こえてきて、さらにモヤモヤする。



なんでそんな理佐のこと詳しいの?



なんでそんな距離近いの?



小「ゆーいーちゃーん」



耳元で声がして、横を見るとみぃちゃんがすっごいニヤニヤしながら私を見ていた。



由「うわぁ!!」



小「由依ちゃん、なんでそんな理佐のこと見てたんー?」



由「え?!いや別に!」



小「しかも怖い顔してたでー?」



由「え、無意識だった、、」



小「由依ちゃん、もしかして理佐のこと好きなん?」



由「え、、分かんない、」



小「ん~、じゃあ、今の理佐見てどう思ったん?」



由「なんか、すっごいモヤモヤした」



小「ほうほう、嫉妬ですか」



由「どういうこと?」



小「由依ちゃんが鈍感ってことは薄々気づいてたけどここまで鈍感だとは、、」



由「ん??」



小「由依ちゃんは、理佐のことが好きなんやって!」



由「そうなの、かもしれない」



小「よし!由依ちゃん、応援してるからな!」



由「う、うん、?」



土「みぃちゃーん、帰るよー?」



私がまだよく理解できずにいると、土生ちゃんがみぃちゃんを迎えに来た。



小「あー!土生ちゃん~今行くー!」



そう言ってみぃちゃんは嬉しそうにカバンを手に持つ。



小「由依ちゃんごめんな!続きはまた明日!」



由「あ、うん、じゃあね~!」



一人取り残された教室で、さっきのみぃちゃんの言葉を思い返す。



由「私は理佐のことが好きなんだ、、」



いざ言葉にするとなんだか少し恥ずかしかった。



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読んでいただきありがとうございます!



区切れ目がなくてちょっと長くなってしまいました、、すみません!🙇‍♀️