りさぽんのリアパロです!

菅田将暉さんの「虹」という曲をりさぽんのお話にしました!

ちょっと短いです、、。



✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼




人前で泣くのが苦手だった。

誰かに涙を見せたくなかった。

自分の弱い所を見せるのが嫌だった。



そうしてるうちに、私は自分の感情を素直に出すことが出来なくなった。



辛い事があった時は、自分の感情に嘘をついて、蓋をして、無理矢理笑った。



そんな時、気づいて声をかけてくれた人がいた。



小「泣いていいんだよ。」



その時、今まで心につかえていた何かがスっとなくなった感じがした。



由依のそんな一言に私は救われたんだよ。



ほんとにありがとう。



情けないけど、だらしないけど、



由依を想う事だけで、毎日キラキラ輝いて見えるんだ。





小「理佐!ちょっと見て!!!」



ベランダのお花に水をやっていた由依が、突然嬉しそうに私を呼んだ。



理「どうしたの??」



小「見てこれ!虹出来た!」



由依の足元に小さな虹が出来ていた。



無邪気に喜ぶ由依がとっても愛おしくて。



こんな幸せな日々がずっと続くようにと心の中で願った。





もう季節はあっという間に冬になっていて、外が暗くなるのもとても早くなった。



時刻は気づけばもう23時を回っていて、寒い寒いなんていいながら、二人でベッドに潜り込んだ。



理「由依はいつも無理するから心配になる。」



ずっと思ってたことをちょっと勇気を出して言ってみた。



小「私は大丈夫だよ。」



やっぱり由依は強がった。



だから心配なんだよ。



ねぇ由依、



さみしい夜を半分、私に預けて欲しい。



私が由依の悲しみ、半分背負いたい。



由依があの時私を助けてくれたみたいに、今度は私が由依の力になりたいの。



大きな夢じゃなくていい。



私たちらしくでいい。



二人で少しずつ、前に進んでいきたい。



いっぱい支え合って、いっぱい笑って、輝く未来、捕まえよう。





理「由依、ずっと一緒にいようね。」



小「もちろん。理佐、絶対離さないでね。」



由依が私の手を握った。



その手をギュッと握り返して、おやすみとキスを落としてから、私は目を閉じた。





一生そばにいるから、一生そばにいて。



一生離れないように、一生懸命に。



きつく結んだ目がほどけないように、



かたくつないだ手を離さないから。




✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼



読んでいただきありがとうございます!

無理矢理感半端なくなっちゃいました、、、すみません🙇‍♀️🙇‍♀️

「虹」とってもいい歌ですよね!🥺

聴いた時、これはりさぽんだ!ってなりました!笑笑