りさぽんのリアパロです!


ゆいぽんが髪を切ったときのなのでこちらもちょっと昔のお話です!




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由依が髪を切ったらしい。



楽屋に入って早々おぜちゃんから聞いた。



それは早く見ねばと周りを見渡すけど由依が見当たらない。



尾「ゆいぽんならさっきインタビュー行っちゃったよ」



理「え、おぜちゃんなんで由依探してるって分かったの!?」



尾「なんでって、、。まあ、私が天才だからかなっ」



謎にドヤ顔で言うおぜちゃんをスルーして、はやく帰ってこないかとソワソワしてしまうのをバレないようにスマホをいじってごまかした。



まあ、由依が帰ってきたところで、声をかけられるわけでもないんだけどね。



なぜなら、私が勝手に片想いしてるだけだから。



由依は私にまったく気なんてないだろうし。



尾「っておい!シカトかい!」



理「、、、。」



尾「はぁ。もうはやくくっつけばいいのにー」



理「えっ!!???」



尾「お、やっと反応したか。」



理「まって今のどういう意味??」



尾「理佐ー、あんたさ、まさかこの私が気づいてないとでも思っていたのか?」



理「、、なにに、?」



尾「理佐がゆいぽんのこと好きってこと」



理「は!!???」



尾「というか、多分他の子も気づいてる子いっぱいいると思うけど。ねーあかねん?」



守「そうだよ、気づいてないの本人たちぐらいなんじゃない?笑笑」



理「え!!????」



尾「だって2人とも見てるこっちが呆れるぐらい鈍感なんだもん。」



2人とも、、?



え、全然状況が理解できませんけど??!



するとこんなタイミングで由依が帰ってきた。



守「あ!ゆいぽん帰ってきたー!お疲れー!」



尾「お!なんというベストタイミング!」



小「ただいまー!え?なになに?」



うっ、かわいい、



肩下ぐらいまでの長さで外ハネにしていた由依。



めちゃめちゃ似合ってる。



こちらに歩いてきた由依と目が合って、思わずすぐに逸らした。



守「なんか理佐が言いたいことあるらしいよ?」



理「は!?ちょ、あかねん!?」



守「じゃ、私は友香が寂しがってるから行ってくるわ!」



尾「(理佐、絶対成功するから大丈夫。頑張れよ!)



おぜちゃんが私の耳元で呟いて、2人とも行ってしまった。



突然2人きりになって、何も言葉が出てこない。



由依がさっきまでおぜちゃんが座っていた席に座る。



小「理佐??話って?」



理「え、あ、えっと、髪型似合ってるなって思って。」



小「ほんと?ありがとう笑」



言えない。



怖いよ。



理「な、なんで髪切ったの?」



小「うーん、好きな人に近づきたかったからかな、」



好きな人、その言葉に胸が締め付けられた。



あーあ、こんなの振られたも同然じゃん。



おぜちゃん、なにが大丈夫なんだよ!



理「そっか、好きな人いるんだ、」



小「まあ、ね、全然気づいてくれないけど。」



理「、、、。」



振られたと分かったら、もう全部言える気がした。



答えがわかってるなら、言ってしまった方がすっきり出来ると思った。



理「私もさ、」



小「うん?」



理「好きな人、いるんだよね。」



由依の顔が、どこか悲しそうに見えたのは気のせいだろうか。



小「そうなんだ、、。」



由依が俯いて、話さなくなってしまった。



理「由依??」



小「ごめん、ちょっとトイレ行ってくるね。」



理「待って!」



由依が席を立って行ってしまおうとしたから、



咄嗟に由依の腕を掴んだ。



小「ごめん、離して。」



理「やだ。」



小「お願い。」



理「話、聞いて欲しい。」



小「聞きたくない。」



理「なんで?」



小「もうこれ以上傷つくの嫌だから。」



理「え?」



小「私は理佐が好きなの!」



理「は!?」



小「私はずっと、理佐が好きだった!」



理「ちょっと待って、全然わかんない。」



由依は目に涙をいっぱいためていた。



小「ごめん、困るよね。忘れて。」



そう言うと、ついに涙が頬を伝った。



理「違う!嬉しすぎて、意味わかんない。」



小「え??」



理「私の好きな人、由依だよ。」



小「、、、ほんとに?」



理「ほんとに。」



小「泣きそう」



理「もう泣いてんじゃん笑」



小「ずっと好きだったもん」



理「私と付き合ってくれる?」



小「もちろん」



理「由依ーだいすき!」



嬉しすぎて由依に飛びつくとちょっとよろけながらギュッて受け止めてくれた。



やっと捕まえた。もう絶対離さないから。私は自分が思ってるよりもっともっと、由依のことがだいすきだったみたいだ。



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理「ねえ由依、好きな人に近づきたくて髪切ったって、どういうこと?」



由「え!嘘でしょ?どう見ても理佐と同じ髪型じゃん?!」



理「あ!言われてみれば、、!」



由「はぁ、ほんとに鈍感にもほどがある!」



理「由依私のこと大好きじゃん!」



由「だからそうだって言ってんじゃん!」



理「顔赤いよ?」



由「もうほんっとにうるさい!」



理「あー!由依ごめんってー!」



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お互い必死すぎて、話していた場所が楽屋だったことを完全に忘れていた2人は、



その後みんなからおめでとうだの、やっとくっついたかだの色々言われ、



なんなら一部始終をほとんどのメンバーが聞いてたわけで、



とっても恥ずかしい思いをしたりさぽんでした。



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読んでいただきありがとうございます!


ゆいぽんが髪を切った写真見た時に、え!絶対理佐ちゃんに寄せたじゃん!って思いまして。笑笑


もう早く結婚して欲しいですね、、、。