あゃめぃちゃんのリアパロです!
両想いなのに気づいてなくてお互い片想いしてるお話です。
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東村side
彩「同い歳だよね!仲良くしようね!」
人見知りの芽依に、突然テンション高めで話しかけてきた彩は、芽依にはとてもキラキラ輝いて見えた。
芽「う、うん。」
その日から彩は、いつも芽依のそばにいてくれた。友達というよりお姉ちゃんみたいな、芽依にとって、とっても大切な存在になっていった。
芽依が番組で話せない時は、代わりに話してくれた。
芽依が泣いていたら、顔を覗き込んで笑ってくれた。
休みの日は芽依を連れ出して遊んでくれた。
彩と出会って数年が経って、芽依は周りから、「明るくなったね」と言われることが多くなった。
番組でも話せるようになった。
他のメンバーとも仲良くなって、休日に遊びに行くことも多くなった。
全部全部彩のおかげ。
なかなか他人に心を開けない芽依が、初めて本当に心を開けたのは彩だったかもしれない。
雑誌の取材などでも、あゃめぃちゃんコンビとして取り上げてもらうことも増えた。
気づけば私達は、親友だった。
芽「ねえ彩」
彩「なにー?」
芽「なんであの時、芽依に声掛けてくれたん?」
彩「えー、好きだったからかなー」
芽「会ったばっかで好きとかないやろ笑」
彩「だって芽依、ちっちゃくてかわいいんだもん」
芽「いじってるやーん!」
彩にとって芽依はきっとただの親友。
でも、芽依の中では違う。
ちょっとおせっかいで、ほんとはすっごく寂しがり屋で、怖がりなくせに、すぐ強がる。人懐っこくて、いっつもニコニコしてて、笑顔が世界一可愛い人。
彩のことが、好きになってた。
彩が言う、好きとは、違う好き。
だけど芽衣は自分が思ってたよりすごく臆病で。
今の関係が壊れるのが怖くて、芽衣の隣から彩が居なくなってしまうのが怖くて、
どうしても、想いを伝えるなんて出来なかった。
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高本side
私が芽衣を好きになったのは、芽衣と初めて出会った日。
一目惚れだった。
ちっちゃくて、かわいくて、何だこの生物は!って思ったのを覚えてる。
すっごくドキドキしながら勢いに任せて話しかけてみたけど、反応は薄くて、
それが逆に私に火をつけて、それから毎日のように芽衣に話しかけた。
そのうち心を開いてくれるようになって、一緒に居ることも多くなって、
芽衣のことを知る度、もっともっと、芽衣のことが大好きになっていった。
芽「いつも彩に頼ってばっかでごめんな。頼りないけど、芽衣のことも頼ってええんやで。」
私が辛い時や泣いている時、いつも傍にいて、優しい声をかけてくれた。
芽衣の存在に私は何度助けられただろうか。
芽衣が思ってるよりずっと、私は芽衣のこと頼りにしてるよ。
芽「なんであの時、芽衣に声掛けてくれたん?」
楽屋で隣に座っていた芽衣が突然そんなことを聞いてきた。
彩「えー、好きだったからかなー」
私は素直に答えたけど、
芽「会ったばっかで好きとかないやろ笑」
笑ってスルーされてしまった。
そりゃそうだよね。
芽衣は私の事、親友としか見てないだろうし、きっと私の想いも、全然届いてない。
結構アピールしてるつもりなんだけどなー、、。
彩「だって芽依、ちっちゃくてかわいいんだもん」
また笑って誤魔化してしまった。
芽衣との関係が壊れるのが怖い。
だからいつも、こうやって逃げ出してしまうんだ。
私は臆病だから。
いつか芽衣が気づいてくれることを信じて、待ってることしか出来ないんだ。
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史「ねえあの二人はいつになったらくっつくの!」
久「ほんっとだよね!?どっからどう見ても両思いなのに!」
史「もう私たち恋のキューピットになっちゃった方がいいんじゃない?!」
久「確かに!強引にくっつけちゃおうよ!」
楽屋の端っこでニヤニヤ会議中のきくとしでした。
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読んでいただきありがとうございます!
片想いのまま終わらせちゃってごめんなさい🙇♀️
あゃめぃちゃんはカップルというより双子の方が似合うかなあ、、?