昨日は

仕事で、あるお宅を訪ねたのですが、


そのお宅の80歳代のおじいさんが、

初対面ではあったのですが色々と戦時中の話を聞かせていただきまして、
仕事とは殆ど関係のない話なんですけど、
非常に貴重なお話を聞かせていただいて為になりました。


何でも、つい最近までは戦争中の話を他人にすることは殆どなかったそうです。
あまり話す気になれないようで・・・、

80歳を過ぎてから、ようやく話す気になった、
或いは話しておかなければと思うようになったそうで。

色んなエピソードを聞きました。


昭和20年8月15日の玉音放送を聞いた時についても、
「戦争が終わって喜んだなんて言ってる人もいるけど、
　当時どれだけそう思った人がいたかねえ。
　とても、そんな気持ちにはなれなかった。
　悔しいというのとも違う、
　何とも表現の出来ない複雑な気持ちかな」
と語っておられました。

中々その心境については経験していない自分には想像するのも難しいことですが、
やはり、当時を生きておられた方の言葉は重みが違うなと、

もしかしたら、お会いするのは昨日が最初で最後かもしれないだけに、
とても得難い貴重な1日でしたね。