続いて柴燈木登へ 黒石寺蘇民祭~その2~ | 千葉っちさんのブログ

続いて柴燈木登へ 黒石寺蘇民祭~その2~

前の記事に書いた裸参りが終わる頃には
時刻が11時近くになりました。
次の柴燈木登は11時半からで、そこも場所取りがあるので、
休憩所に入る事も出来ずにそのまま柴燈木登の会場へ、


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いよいよ柴燈木登の開始です。
柴燈木(境内の山中から採られた生松木を長さ五尺に切り二ッ割にしたもの)を
井桁積に三m以上の高さに積み重ね、


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それに火を点け、昇って火の粉を浴びて身を清めます。
この時点で日付は2月21日(日)になりました。

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下はこんな感じ。

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ドンドン煙が多くなってきてます。

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殆ど体が見えません。



柴燈木登が終わるともう午前1時を過ぎました。
休憩所や車の中で休むとしたら、
ここから2時の別当登までの1時間弱か
(別当登はあまり客がいないので場所取りする必要もありません)、
或いは別当登の後、4時からの鬼子登(場所取りのため3時半頃には会場へ)までの
1時間少々の時間くらいですかねぇ。


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柴燈木登が終わった後も燃え続けています。
ここは暖かいのでしばらくここに居ました。
すぐ後の本堂にて2時から別当登が行われましたが、
その間もここで休んでいて、
別当登は後ろから見ていたので写真は撮ってません。


ちなみに黒石寺の住職は藤波洋香さんという女性の和尚さんです。
早稲田大学を卒業し、東京で出版社の編集者をした後、
父のあとを継いで住職となられたそうです。
二男一女の母でもあり、岩手県教育委員会委員もつとめています。
色んな所で講演もされていて、
同じ岩手県の天台寺の瀬戸内寂聴さんの法話ほどの全国的な知名度はありませんが、
とても為になる素晴らしい話をされるので、
機会があったら1度聞きに行くのをお勧めします。


さらに続く。