大晦日 入院治療2件 | HRHの、おもちゃ修理日誌。

大晦日 入院治療2件

夜は年行司で神社に行かないといけなさそうだが、
大晦日といっても日中は特に忙しくはないので、修理に着手。

まず、トイラジのライトニング
前々回受付分で、前回にオーナーが取りにに見えていて、
担当した先輩ドクターが修理出来なかったようで、
しかも的外れな説明をして先送りしようとしていたやりとりを
小耳にはさんでしまった。
同型品を前に修理したことが有り、思い当たる箇所が有ったので、
もう少し診させて下さいとオーナーにお願いして預かって来た。
1
見立てどおり、受信回路の同調用可変インダクターの
調整がずれており、再調整で動くようになった。
5,6m離れても操縦出来る事を確認。

担当した先輩ドクター氏はRCに精通されているのだが、
それだけでは修理は出来ない。
電子回路の知識と電子工作&調整の経験が無いと、
この手の修理は手に余るようだ。

もう1件はこれ。
エポック社の電動回路ゲーム【ジャンクション】
電子ブロックのぱちもんかと思ったら全然違った。
カタカナのコの字型の部品をいくつか穴に刺して行き、
両側の赤いダイヤルを回して、いずれかの組み合わせで、
ブザーが鳴り真ん中のランプが点くだけの、他愛もない玩具でした。
2

内部の接点電極が錆びて導通が無くなっていただけ。
紙やすりで磨いてOK。接点数がかなり多く、結構時間かかった。
赤ランプは豆電球で、ソケットが接触不良なのに錆びて外れない。
仕方なくソケットを切開し、電球にコードを半田づけで直付け。

箱の様子から、かなりレトロな玩具のよう。
R,L,C,SWと電子部品の回路記号が表示されているので、
もう少しちゃんとした物かと期待して引き受けたんだが、残念だった。