先日ブックマークしていて、なかなか読めてなかった記事。
とってもいい。日ごろ想っていることをぜんぶスッキリさせてくれました。
F's Garage:身も蓋もなくなるインターネットフェイスブックとツイッターの違いから始まり、昨今の端末事情まで言及した素敵な内容。
こういう記事、書きたいなぁ・・・
フェイスブックが実名性を取った事が成功要因なのではない。そのソーシャルグラフを友達関係に絞っているのが凄い。リアルな友達関係から、さらにリアルな友達関係の接続の輪を繋ぐために実名が必要だった、それだけだ。
その結果が7億人。
びっくりだ。
それに比べて、ツイッターは旧来のインターネットの世界である。さらに言えばパソコン通信から脈々と続いているハンドルネームの世界だ。
僕はこのオープンな世界は大好きだが、オープンが故に新しい出会いができるんだけど、できそうで、できない、という人間の難しさがフェイスブックとツイッターのユーザー数の差に繋がっていると考えられる。
そう。ツイッターは(私がそういう使い方をできていないだけかもしれませんが)深いつながりができにくい。議論らしきものはできても、そこで深いつながりを「構築」することは難しい。
ただ、それはそれで、とっても使い勝手にいい、すばらしいシステムであり、情報を発信し、気軽にコミュニケートできる点においては、ツイッターはすばらしいシステムだと想います。
さて、このリアルインターネットの世界だが、フェイスブックが7億人ものソーシャルグラフを構築するのにやった手として、実名性やプロフィールで得た情報、友達の友達という友達関係(友達グラフって言うのかい?)を使った徹底的なフィルタリングシステムにある。
これによって、誰かと誰かが繋がれば繋がるほど、また誰かが繋がって行くという、素晴らしい仕組みを構築した。
これにより、誰かがあなたを見つける事で、なんとなくフェイスブックに登録だけしただけのあなたの元にメールが届き、フェイスブックへの再ログインのきっかけが生まれる。そしてログインすると友達の情報が見えていて、知らず知らずのうちに無視できないサービスになっているという仕掛けだ。
残念ながら、小心者でFacebookをやっていない私ですが、実際にはそうなんでしょうねぇ。
ちょっと怖いことが書いてありまして。
先日、もうひとつのブログで
Twitterでのフォロー相手のタイムライン表示可能機能ってどうですか?という記事を書きました。
WEBのレコメンドは止まったけど、スマホでは動いている??という内容。
公式ツイッターのアンドロイド版アプリをインストールすると、Gmailの勝手に構築される電話帳繋がりで、近しい知人のアカウントがアプリ内に表示されるそうだ。
そこで起きた事は、、、非公開のサブアカウントがなんとリコメンドされてしまうという事態に。
どうも相手のスマートフォンに登録されているアカウントが公開されているのではないかと考える。
基本的にスマホはマルチタスク。バックグラウンドで何をやってるかなんてわからないまま使っていたり。
スマートフォンは電話帳のアクセスや、GPSの取得が割と簡単にできるので、ダイアログによるちょろっとした確認一つで、ユーザーのパーミッションを取ったことになって以降、好き勝手に位置情報を送ってしまったりします。しかも連続的に。
のようなことがおこってしまうわけです。
そういう意味では、位置情報送信ダイアログにOK押したのはユーザーの側なのだから、という正論がまかり通るので、多分、位置情報を晒した方が悪い。さらにいうと、身内なり友達なり、恋人なりに問題になるような情報を生成しているやつが悪い、という自己責任論になると思うので、まぁミクシィやツイッターで犯罪めいた書き込みをして、2ちゃんねらに叩かれるという構図が、身内で行われるだけという気もするので、せいぜいSPAのネタとして書かれるぐらいなのかなと思ってはいるのですが、ユーザーの側がこんなもの使わせるなと、訴えるとか反旗を翻す姿というのも想像されるわけです。
きちんとダイアログ出てますよね?ってやつ。
でも、レベル感とベクトルは違いますが、先般携帯ゲーム会社の課金システムでトラブったように、大多数の被害者が出ると、その状況もかわるのでしょうけれど。
ツイッターをモバイルでつぶやいている→外出していると推定され、空き巣に入られる。
スイッチ切ったつもりが切れておらず、バックグラウンドで位置情報晒しまくり→場所と時間情報から人生狂う。
などと、技術の進歩により、ユーザーの自己責任的な部分が強くなり、それを自己認識できるかどうかが重要になってきますが、結局のところ、そこにフォーカスできる人はメジャーではないというのが現実でしょう。
最後になるほどと想ったのは、iphoneがマルチタスクを導入したことについての言及。そういう考え方ってなかなかできなくて、感動。
元々のiPhoneがシングルタスクなアプリしか作れないようなapiしか解放していなかったのは、かなりコンサバな感じで、ある意味ガラケー的なところだったが、アンドロイドが身も蓋もないマルチタスクでバッテリーを気にせず、モバイルハードのリソースを使いまくるという流れに、アップルがあっさりと白旗を上げて、バックグラウンドタスクに解放したのは、長らく1ボタンマウスにこだわりすぎたアップルの反省点なのか、大人になっちゃったなぁという印象。
・・・ガラケーがインターフェース的に最高に優れてるのは「終話ボタン」で全てがなかったことにできるところだと思う。iPhoneも丸ボタンがそのハズだったと思うんだけど、マルチタスクで崩れた。
マルチタスクができないからappleはいや、とかいう人も、実際につかったらシングルタスクでは面倒、とか想うのですが、全般的なセキュリティーを考えたら、シングルタスクという選択肢もあっていいのかもしれませんね。
ガラケーで「安心携帯」があるように・・・