明るい部屋って、何を指しますか??

基本的には「ルクス」という単位を使ったりしますね。

私も昔は一応技術者だったので、こういう問題に取り組んだ時期もありました。
でもなかなか光というものは、明るさという意味では難しいんですよね。

ルクスは、その場所・ピンポイントの光の強さ。
例えばスポットライトで照らされた場所はとても明るく、
ルクスは高い。でも、劇場そのものは暗い。逆にだからこそスポットは栄える。

そういう効果を狙った場合、定性的な議論はできても、
実際に「じゃあそのときの明るさは?」と聴かれると、
どこをどうみたらいいのかわかりません。

工場なんかでも、実際に明るさの管理をしないといけない場合、
何をもって「ルクス」を計るか、どこを計るかによって、まったく数値が異なります。
従来、空間において、人間が感じるという意味での明るさの単位というものは
なかなか無かったのが現状です。

そこで、Feu(フー)という単位。

まぁ、勝手に作った新しい概念といえばそれまでなのですが、
これがなかなかにおもしろい。

Feu (フー) | 照明・電気設備のEbox | パナソニック電工 | Panasonic

このページを見るとわかるのですが、
その空間で「人が感じることができる光の感覚」というものを数値化しています。

原理は、魚眼レンズみたいな領域で光度を測定する。
で、それを実際に人間の目で見たときに感じる光の情報として捕らえ、
計算すて「Feu」を算出する。

ちょっと乱暴な感じもしますが、でも確かにその通りかも。

私は、部屋は「ほの暗い」中で「ダウンライト」や「スタンドライト」で暖色系の間接照明派なのですが、どういう設計でいけば、いい感じの部屋になるのか等も、定量的に判ってくるのかもしれません。

またFeuのwebにも書いてありますが、もちろん節電にもつながります。
適度な照明設計は、不要なライトをなくすこともできます。

まぁ、照明なんていうのは個人の趣味的なところもあって、
厳密にどうだ、というよりはむしろ「好きなように配置する」ことが重要である場合もありますが、
公共施設等の場合は、むしろこういう「実情にあった照明設計」がなされるべきなのかもしれませんね。

おしゃれにしたいところはおしゃれに。
どうでもいいところは、できるかぎり効率的に。

さすが、ideas for lifeですな。