新雪の中アイゼンで歩く雪の浅間隠山、登山

アイゼンで歩く雪の浅間隠山
二度上峠から雪の積もった浅間隠山をアイゼンを使って登りました。
浅間隠山は吾妻側から見ると、浅間山を隠してしまうところから名づけられた山です。富士山に似た山容から「川浦富士」とか、山頂部が二峯に分かれているので「矢筈(やはず)山」といった別名もあります。
 標高1756.7メートルの山頂からは360度の展望が素晴らしく、浅間山はもちろん、北アルプス、上信越の山々、天気の良い日は富士山も見えます。

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アイゼンで歩く雪の浅間隠山
イメージ 22006年1月8日(日)AM 11:00
浅間隠山登山口から登頂
案内板には、山頂まで約90分2.1Kmと書いて有ります。
イメージ 8アイゼン シャルレ バサック FL 12本爪を装着して出発
フロントとリアにストラップ留め式の
フレキシルビンディングを採用。
コバのないブーツにもセットできる。
重量/840g
12本爪
セミワンタッチ式
アンチスノーキット付き
一般雪山、クライミング共用向けアイゼン・クランポン
イメージ 9雪が降ったのでほとんど道が登山道が解らない状態。
たくさんの兎の足跡だけが元気よく走り回っています。
イメージ 10北軽井沢登山口と登って来た二度上峠登山口の
合流地点に到着。
(AM 11:15)
イメージ 11この地点は、唯一ロケケーションが開けています。
浅間山も遠くに見えます。
兎の足跡だけが自由無人に走り回っております。
雪がないと兎のいることにも気がつかないですね。
イメージ 12この辺はセンターラインと呼んでます。
イメージ 13さすがに人に会わない。
山は静かです。一人で歩いている私はよっぽどの物好き(山好き)ですね。
 
イメージ 14ここからは、木の根が張り出していて
登りも急に成ります。
ほとんど四つんばいの状態で熊笹や木の根木の幹を
捕まりながら登って行きます。
ちょうど登り始めてから1時間
ここからしばらくの間かなりきついです。
(PM 12:30)
イメージ 3登ってきたところを振り返る。
窪んだところは、深さが解らないので
盛り上がったところを歩く。
イメージ 4浅間隠山頂上にもう少しです。
頂上までは、峰を歩いて来ます。
登って来た道を振り返って見る。
ところどころで転びましたが何とか登って来ました。
イメージ 5浅間隠山頂上(1757M)に到着しました。
(PM 1:38)
浅間隠山から浅間山を望みます。 目の前に遮る物が無いのでとても浅間が綺麗です。
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イメージ 6本白根、横手山方面を望みます。
360度のパノラマがとても綺麗でしばらくの間
山頂で休みました。
イメージ 7南アルプス方面をズームイン
この日はかすかに富士山が見えました。
富士山を見るのには双眼鏡でないと
見えた実感がないかも知れません。

新雪の上をアイゼンを履くことで安全に登頂する事が出来ました。
この山は、ハイキングやトレッキングと言う表現は当てはまらず、登山と言ったほうが良いです。 翌週続けて浅間隠し山に登りました。この日は他にもスノーシューやアイゼンを履いての登山の人に会いました。
ほとんどの人のアイゼンは6本刃、4本刃でしたが爪の数は多い方が登り安いです。
何人かの人はアイゼンが外れて転んで背中が雪で白く成った方がおりました。
アイゼンは、購入する前に十便に調査したりブーツを持参して合わせて見ないと危険です。
転んだ人を見たところ無名のメーカーのアイゼンを履いていたようです。
道具は十分に調査してから有る程度良い物を購入した方が買い直す事がなく長く使用出来るので良いと思います。