スノーシュー・草津白根山、湯釜まで縦走

スノーシューで白根山湯釜。草津白根山2.160Mの山頂にスノーシューを履いてスノーハイクを楽しみました。
白根山頂には立派なケルンが立っておりますが白根山と言うと本白根山と思われる方が多いと思いますが草津白根湯釜上に白根山が有ります。
白根山湯釜は直径300m、水深30mのほぼ円形の火口湖。エメラルドグリーンの湖水温約18度の湖は、世界でも最も酸性度の強い湖といわれ冬でも湖面が氷る事無く雪に覆われた山肌とエメラルドグリーンの湖面のコントラストが神秘的な雰囲気を漂わせています。

イメージ 1
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本白根ゲレンデに到着
本白根ゲレンデ春スキーが楽しめる。
標高が高く、山頂からの眺めは抜群だ。
全長8kmのダウンヒルのスタート地点はここ。
滑走距離350m
最大斜度26度
平均斜度15度
2月ですので気温は低く寒いですが
天気も良くスノーシュー日和です。
イメージ 12ロープウェイ山頂駅のパトロール隊に届けを出して出発します。
イメージ 16草津・白根山の弓池は、湯釜からは国道を挟んだ向かい側にあり、夏場は澄んだ水をたたえる湖で、カルガモの親子も見ることができ夏は観光客で賑やかな場所ですが冬は深い雪で覆われていています。
国道292号線の標識で道路の真ん中にたっているのが確認できます。
すごい雪の多さに感動します。
イメージ 17弓池溶岩ドームです。
夏場はとても高く見えますが弓池が雪で埋もれているので弓池溶岩ドームも低く感じます。イメージ 18
 
逢の峰登山道入口の看板
夏場はここから逢の峰頂上に登って行くことが出来ます。
逢の峰の頂上反対側は、
ロープウェイ山頂駅の上に広がる逢の峰ゲレンデ。
斜面には適度なコブがあり、雪質も良く。
シーズンインからゴールデンウィーク明けまで滑りが楽しめます。
滑走距離240m
最大斜度26度
平均斜度12度
イメージ 19正面には白根山が見えます。
人が誰もいない。
イメージ 20駐車場脇のトイレの脇に夏では見られない
氷の山
何だろう?
そばまで行って見ることにする。
イメージ 21そばに立ってみると大きく倒れて来そうで怖い。
水道管でも破裂して噴水状態に成って凍り付いたのだろうか?
冬の間水道管が凍り付いて破裂しないように水抜きと思われます。
イメージ 22白根山湯釜に向かって行きます。
パトロール隊の指示で火山ガスが発生しているので夏場の道と違い左方向の風上から登る。
駐車上の避難小屋も雪で埋もれているのが解る。
道は無いので最短距離で縦走り。
しかし雪が深くスノーシューが雪で重い。
ラッセルしながら登る。
イメージ 3湯釜に到着
夏場は画面左上の方から湯釜を見るのですが白根山駐車場から左側にこの様な看板が有ったのに気付く夏場ですとこちらからは湯釜が遠く観光客は来ないかも知れない。
水釜は雪で覆われて見えません。
イメージ 4草津・白根の湯釜はいつ見ても綺麗だが、
冬雪に覆われた白でエメラルドグリーンが特にに綺麗に見える湯釜は冬でも氷らない。
イメージ 5湯釜を見ながらスノーシューを脱いで
しばらく休憩をとる。
MSRのスノーシュー
MSRデナリEVOアッセントに6インチフローテーションテイルをプラスして浮力をアップしております。
ストックはレキ(LEKI)マカルーツアー(ペア)
イメージ 6左前方を見ると白根山頂上のケルンが小さく見える。
白根山の山頂は、
夏場登ったことが無いのでロープをくぐりぬけ登頂を開始する。
イメージ 7空を見上げるとジェット機が飛んでいました。
飛行コースなのかな?
イメージ 8先ほど湯釜のところで休んでいたときにスキーツアーのグループが白根山頂に登って行くのが
見えます。
イメージ 9白根山頂2160メートルに到着しました。
山頂には大きなケルンが有ります。
イメージ 10横手山をバックにスキーツアーグループの一人に写真を撮って頂きました。
山頂は風が強く寒い十分な防寒が必要です。
イメージ 11白根山頂から万座温泉を見下ろすとプリンスホテルが見えました。
イメージ 13本白根より展望も良く横手山、苗場山、谷川岳、アルプスと360度のパノラマです。
イメージ 14ロープウエイ山頂駅に向かうところでカーブミラーにひざまずきパチリ
イメージ 15山頂駅パトロール室に下山報告。
帰りのロープウエイから振子沢コースを見下ろします。
このコースはトイ状に伸びるスロープに成っていて斜面もゆるく、初心者でも比較的に楽に滑れますよ。
滑走距離3500m
最大斜度30度
平均斜度13度

この日は、天候も良く空は澄み渡って眺めも良く気持ちの良いスノーシュートレッキングが出来ました。
装備はパウダースノーの深雪ですのでMSRスノーシュー・デナリEVOアッセントに6インチフローテーションテイルをセットして浮力をアップ、防寒はザ・ノースフェイス マウンテンパンツorジャケット、シューズはTHE NORTH FACE CHILKATS  ですこのシューズはスノーシューが外れることなくフィッテングしますしマイナス32℃まで耐える完全防水のブーツです。
深雪では、フローテーションテイルをプラスしてもところどころでズボと落ちますが楽しいスノーシュートレッキングでした。
冬山スノーシュー縦走は十分な防寒の用意と浮力の有るスノーシューが歩きやすいです。