グリーフケア。
※「Maternal-Fetal Intensive Care Unit (母体胎児集中治療室)
絶対に妊婦さんと出会さない環境でした。そこからまずグリーフケアって始まってるのかな?と思ったり。まず入院してしばらく経ってから折り紙を渡されたのを覚えています
折り紙渡された時なんかは「なんで今こんな状況で折り紙わたすの?」 なんておもっていた私。 当時はグリーフケアなんて知らないし、ある助産師さんに会うまで理解ができなかった。
その助産師さんは、入院した翌日に担当になった、私と歳が近いであろう方で私たちと同じ天使ママさんでした。 私の話を聞くだけ聞いてくれ、一緒に泣いてくれた助産師さん。 私の気持ちが落ち着いた時に
やってあげられることやろう?と、提案してくれました。その人がいなかったら私は拓海との思い出を残さなかったかもしれない。 他の助産師さんは無理には進めてこなかったけど、それも心遣いの1つな気がする。 拓海は24wの検診の時に子宮内胎児死亡と診断されましたが大きさは19wほど。 255g/22cm で生まれました。この大きさだったから出来たかもしれない。またはこの病院だからできたグリーフケアだったかもしれない。拓海へしてくれたこと、できたことを書いていきます。
写真撮影
天使ママになった人たちにとって大切なものだと思いました。
病院で私は【MFICU】に入院。
やってあげられることやろう?
搾乳
→全く出なかったけど、すごく絞ってくれて数滴を注射器のようなものに入れて口に含ませました
写真撮影
→一度預かられたあとお着替えをしてから家族写真を。あと生まれたばかりの赤ちゃんとして裸ん坊でも写真をとりました。
手足型をとる
→夫、私の両親、私で手足型をそれぞれ残しました。
沐浴
→ふやけるのが心配で水でやるか聞いたら、赤ちゃんが水だと寒いからと少しの時間ぬるま湯でつかる程度夫婦で沐浴。
折り紙や画用紙で思い出づくり
→最初にもらってた折り紙や、画用紙で作成

夜景を見るための場所づくり
→せっかく東京にいるからと夜景を3人で見たいと言ったら産婦人科病棟から夜景が見える空き部屋を用意してくれ、サプライズしてくれました。
オルゴールを流してくれる
→限られた時間だったから昼夜問わず起きていたのでオルゴールでもどうですか?と提案してくれ、大好きなディズニーのオルゴールを聞き3人でディズニー行った気分になりました。
小さいサイズのお洋服
→たくさんの人が知っていると思われる天使のブティックさんのお洋服を2着見せてくれ、一緒に選んでくれ見事にピッタリのサイズのお洋服を着せてくれました。
パンダの可愛い洋服がお似合い
お揃いのお守り?みたいのももらって今は大切に保管中
お揃いのお守り?みたいのももらって今は大切に保管中
体を拭いてくれる、保冷剤の交換
→遠慮なくナースコールしてくださいと言ってくれ、滲み出てくる水分を吸い取るくらいでしたが「ママ行ってくるね〜」と連れ出してくれました。戻ってきたら「ただいま〜」と声かけしてくれる助産師さんもいました。(中には嫌々な人、そっけない人、さっきやったばかり。という人もいましたが)
明るく子供へ声かけ
→部屋へ来るたび「可愛いね!」って。うちの子はなぜか眉毛だけ生えて生まれてきたので「眉毛立派だね〜」と毎回声をかけてくれました。
部屋の温度調整
→暑いと拓海がいたんでしまうので、適温に。寒すぎないかと私にも気にかけてくれました。
助産師さんが作ってくれた折り紙
→折り紙を提案してくれた助産師さんが何個か作ってきてくれたり、保健師さん?福祉士さん?も拓海が“海”入ってるからクジラさんを折ってくれたり。
そんな感じでとても親切にしてもらえました。
もしかしたら拓海がある程度大きかったからできたことかもしれないし、もう少し大きければまた違ったのかもしれない。
できることはその子によって様々だと思う。でも出来ることがあるなら1つでもいいからやらせて欲しい。グリーフケアができる病院なら一度はすすめて欲しい。天使ママにとって我が子との思い出になるから。
我が子を失ってとてもじゃないけど、余裕がなくなってそんな気分ではないかもしれないけど、限られた時間、素敵な時間を過ごしたいですよね。
グリーフケアがもっと日本でもできるようになるといいな。

