誰からも起こされる事なく、主治医たちのザワザワガヤガヤとした声で目が覚め、いつの間にか手術は終わっていました。
意識が朦朧としながらも、あれ、もう終わり??
全然痛くない…と、呆然としていました。
「気付かれましたか?手術は無事に終わりましたよ。本当によく頑張りましたね!」
と声をかけて頂いた瞬間、急に強烈な吐き気に襲われ二度嘔吐しました。気分が悪くなったのはこの時だけで、嘔吐の後はスッキリとした気分で再び意識がぼんやりとなり、眠りにつきました。
しばらくすると母に起こされ、知らないうちに病室へ運ばれていました。
「無事に終わったよ。先生たち、悪い所は全部取ってくれたんだって。あとは看護師さんがついていてくれるみたいだから今日はもう帰るからね。」
何を言われても聞かれても答えられないほど意識がぼんやりとしたままでしたが、家族が帰宅した後は主治医の先生が説明に来てくださいました。
「終わるのが予定よりも大幅に遅くなってしまったけれど、悪い所は全部取れましたよ。」
本当に終わったんだな。夢じゃないんだな。と喜ぶのも束の間、ジワジワとした痛みが襲ってきました。ところが、痛みは耐え難いほどのものではありませんでした。これくらいだったら耐えられる!と思えたのと同時に、今回は胸も脇のリンパ節も全てを取る手術だったのに、胸のほんの一部しか切り取らなかった切除生検手術の時よりも痛みが少ないのは一体どうしてなのだろうかと不思議でなりませんでした。
術後に辛かったのは、痛みよりもきつさです。術前の説明にあった通り、数日間は身体が不自由になります。手術をした左側にはドレーン(余分な血液や体液を身体の外へ排出させるための管)、右側には点滴、下半身にも管が取り付けられ、上半身は包帯でぐるぐる巻き、弾性ストッキングは掃いたまま過ごさねばなりませんでした。
術後当日の夜は血栓予防の為に両足にマッサージの機械を付けられ、この振動のせいで一晩中眠る事ができませんでした。明日からは食事もとれるし、少しずつ楽になれるはずだと自分に言い聞かせながら、必死に耐えていました。
意識が朦朧としながらも、あれ、もう終わり??
全然痛くない…と、呆然としていました。
「気付かれましたか?手術は無事に終わりましたよ。本当によく頑張りましたね!」
と声をかけて頂いた瞬間、急に強烈な吐き気に襲われ二度嘔吐しました。気分が悪くなったのはこの時だけで、嘔吐の後はスッキリとした気分で再び意識がぼんやりとなり、眠りにつきました。
しばらくすると母に起こされ、知らないうちに病室へ運ばれていました。
「無事に終わったよ。先生たち、悪い所は全部取ってくれたんだって。あとは看護師さんがついていてくれるみたいだから今日はもう帰るからね。」
何を言われても聞かれても答えられないほど意識がぼんやりとしたままでしたが、家族が帰宅した後は主治医の先生が説明に来てくださいました。
「終わるのが予定よりも大幅に遅くなってしまったけれど、悪い所は全部取れましたよ。」
本当に終わったんだな。夢じゃないんだな。と喜ぶのも束の間、ジワジワとした痛みが襲ってきました。ところが、痛みは耐え難いほどのものではありませんでした。これくらいだったら耐えられる!と思えたのと同時に、今回は胸も脇のリンパ節も全てを取る手術だったのに、胸のほんの一部しか切り取らなかった切除生検手術の時よりも痛みが少ないのは一体どうしてなのだろうかと不思議でなりませんでした。
術後に辛かったのは、痛みよりもきつさです。術前の説明にあった通り、数日間は身体が不自由になります。手術をした左側にはドレーン(余分な血液や体液を身体の外へ排出させるための管)、右側には点滴、下半身にも管が取り付けられ、上半身は包帯でぐるぐる巻き、弾性ストッキングは掃いたまま過ごさねばなりませんでした。
術後当日の夜は血栓予防の為に両足にマッサージの機械を付けられ、この振動のせいで一晩中眠る事ができませんでした。明日からは食事もとれるし、少しずつ楽になれるはずだと自分に言い聞かせながら、必死に耐えていました。