人事のつぶやき

人事のつぶやき

中小のIT企業で人事採用担当をしています。
採用や労務問題について思ったことを書いたり、
趣味の日本酒について書いたりするブログです。

Amebaでブログを始めよう!
皆様ご無沙汰しております。
2016年激動の1年を送っておりまして、
全くブログに触れる状態ではありませんでしたが、
2017年に入りまして、少し落ち着いたので、再開したいと思います。
 
2016年に入ってすぐ、会社を辞める決意をしまして、
ほぼ半年かけて転職活動をしていました。
やりたいことが明確にあったので、あまり急くこともなくゆっくり転職先を探していたのですが、
引継ぎのときに社長につっかかられ最後の最後まで残業祭りでした・・・。
 
さて、私の近況報告はこのくらいにしまして
今日は面接・説明会の無断欠席や、
お仕事に入ってからの無断欠勤の与える影響をお話したいと思います。
 
現在の職場はアルバイトの子が比較的多いため、
無断欠勤や音信不通、そして面接や説明会の無断欠席が比較的多く発生します。
 
面接や説明会の無断欠席にフォーカスしてお話しますが、
色々と調べてみると「面接を無断欠席してもブラックリストは回らない。その会社の選考を諦めるだけ」と書いてあるページが多く、驚いています。
確かに「選考」という点だけを考えるならばその通りなのですが、
私は連絡無しでの無断欠席はオススメしません。
「日にちを間違えてしまった」「急に予定が入ってしまった」「他の会社に決まった」
理由は様々でしょうが、必ず連絡を入れることをオススメします。
 
実は皆さんが思っているより世界は狭いです。特に同じ業界というのは狭く、
・前職でお世話になっていた人が、現職でもかかわりがある。
・名前を出したら知っている人が多い
ということがよく発生します。
このような経験がある方も多いのでないでしょうか。
 
さて、転職というのは業界を定めて行うことが多いのが事実です。
 
============================================================
例えば・・・・・・
印刷業界での転職を考えたときに、とある会社の面接を無断欠席した。
新しく入った会社がその会社と取引があるなんてことは
上記の個人間で発生しうる偶然よりよっぽど可能性が高いのです。
その時あなたは面接を無断欠席した会社の担当になれますか?
 
ちなみに私は担当できませんし、そういう人が取引をしたいと挨拶に来たら
「こういう人を担当として出してくる会社とは取引できません」または
「担当者をすぐに変えてください」となるでしょう。
 
そう、面接を無断欠席するような責任感の無い人と取引なんてしたくないのです。
なぜか?自分で立てたスケジュールを管理できず、
社会人としてのマナーも守れない人と取引なんて出来ないでしょう。
それだけのお話です。
============================================================
上記はただの一例ですので、
他にも色々なお話があるでしょう。
 
皆さんの今後のキャリアのためにも、
一度応募した会社の選考を辞退する場合は、礼節を持ってお断りしましょう。
人事は皆さんが思うより、皆さんのことを考えていますよ。
今日はタイトルのことを書きたいと思います。

就職活動や転職活動で書類選考が終わると、
実際に相手の企業の人と会って話す「面接」という機会が設けられます。

人材系ビジネスの大手企業などは
「面接は企業が上から人を判断するイベントではない、
 応募者も企業を判断するイベントだ」
とか言いますが、
実際にはまだまだ企業側が強く、応募者側は力が弱い
というのが本音というところでしょう。

新卒採用にはかかわったことがないので新卒採用のことは詳しくわかりませんが、
人事っていうのはよほど仕事をいやでやっている人でない限りは
人を見るプロだと思った方がいいです。
万単位の履歴書を見て、千単位の人と会って、
百単位の採用を決めている人だっているでしょう。

そんな人相手に話すのに「面接の答え」を事前に用意するのは
私はナンセンスだと思います。

・面接の練習ができる
・面接ではこんなことを聞かれる

なんて話を聞くことがありますが、
こんな情報や練習も私は全くの無意味だと思います。


確かに話を伝えるのが上手か下手かという点では、
多少の有利不利は発生するかもしれませんが、
それも一つの個性です。

考えても見てください。
とある企業の面接に行く前に
「この企業からはこんなことを聞かれる。だからこんな回答を用意しよう」
ということを考えた場合、その回答はネガティブなものになりますか?

だいたいの人は、ポジティブな回答を「作っている」のではないでしょうか。
自分の良いポイントをどう表現しようか。
自分の短所はどうやってうまく切り抜けようか。
こんなことを考えながら回答を作っている人が多いと思います。

ではその面接の用意が功を奏して内定をもらい、いざ働き始めた時。
企業の人事担当の考えと、あなたの考えに差は絶対にないでしょうか。
実はその回答を用意したがために、
全然やりたくない職種に異動をさせられるかもしれない。
はては「こんなことやりたくない」と言って、1年やそこらで会社を離れることになるかもしれない。
もしかしたら人事担当が「面接で言ってたことと違う」と言って試用期間中に解雇されるかもしれない。

「その会社に入ること」がゴールではありません。
ゴールは「その会社で働き続けること」なはずです。
上記のようなリスクまで背負って面接の回答は用意すべきではないです。


では、どうやって面接に臨むべきか。
私は「あるがまま」で良いと思っています。
自分が思っている通りのことを自然に話し、
企業のほしい人材と合致する。それが一番の幸せな就職・転職なのではないでしょうか。

特に学生の皆さん。
「新卒」というチケットを無駄にしないでほしいと私は思います。
今は就職をすることがゴールになっているかもしれませんが、
残念ながら社会人としてはそれが「スタート」です。
大学のころは「大企業に入りたかった」。念願かなって大企業に就職が決まった。
でも「本当にやりたいことは全然できなかった」では社会人としては意味がないですよ。

終身雇用という昔の日本の考え方が、もはやあまり通用しなくなり、
転職を行うことが「悪いこと」とは思われなくなってきましたが、

「新卒で大企業に入ったけど、やりたいことが合わずに1年で辞めて、その後転職を1年ごとに繰り返している人」
「新卒で中小企業に入り、10年じっくり腰を落ち着けてスキルアップをしてきた人」
32歳の人を中途で採用する時、果たして企業がほしいのはどっちなんでしょうかね?


なお、「中小企業に就職すると大企業に転職できない」なんて話を聞きますが、
私はあれを「ウソ」とまではいいませんが、
「日系企業の造った変な文化」だと思っています。
今は外資系企業も増えており、実力重視の文化が日本にも根付き始めています。
終身雇用を掲げ、年功序列の評価制度を敷き、
中小企業からの優秀な転職者を受け入れない日系企業が今なおあるとしたら、
その企業は遠くない未来に危なくなることでしょう。

人間は自分が知らないことを「恐怖」としてとらえますので、
このような考え方が浸透するのはしょうがないと思いますが、
信じない方がいいと私は思います。


ここまでお話しましたが、質問の答えを事前に用意するのが良い時を一つだけお話します。
それは、「その企業に入るのがゴール」である時です。
「この企業に入れれば、どんな仕事でもいい。」
「経営企画として入ったけれど、異動でトイレ掃除をさせられても構わない。」
「自分のやりたい仕事とどれだけ違った仕事をすることになっても一切ストレスには感じない。」

こんな方もいないことはないでしょう。
こういう方は、用意した答えを
「さも本当の自分であると勘違いさせることができるだけの演技力」をもって
面接にて披露すると効果覿面だと思います。


さて、次回は「不採用でも悲しむな~企業が母集団形成をする理由~」という内容について書こうかと思います。
※タイトルは違うかもしれません。
みなさんこんばんわ。
前回からブログを書き始めました。

今回は早速採用について少しお話をしてみたいと思います。
問題を取り扱うブログなので、明るい話ではないですが、よろしければお付き合いください。

~注意~
表題にもありますが、人事という「人」と接する職種における職業倫理のお話しです。
文中に出てくる「株式会社キャリアインデックス様」は職業倫理が著しく欠けていると
判断せざるを得ず、同じ「採用」を取り扱う者としてとても残念です。
~~~~

「スカウトメール」について


転職をインターネットの媒体を通じて行おうと思い自身の情報などを登録すると
「スカウトメール」というものが送られてくることがあります。

皆さんはスカウトメールと言われてどんなイメージを抱きますか?
これは私が「@type」という媒体でいただいたスカウトメールについてのお話しです。

----------------------------------------
2015年10月30日
@typeという媒体で私は
株式会社キャリアインデックス様より
下記のスカウトメールを受け取りました。


----------------------------------------
はじめまして。
株式会社キャリアインデックス 採用担当の●●と申します。

×× 様には、是非、今回新たに求人をオープンした
総務人事職【責任者候補】のポジションでご活躍頂きたく
メールをしました。

~~~中略~~~

是非、あなたにも当社の一員となって、一緒に歩いていくことを、
検討頂ければ幸いです。
まずは、ざっくばらんにお話出来れば、と思います。

ご応募、お待ちしていおります。



【株式会社キャリアインデックス 採用担当 ●●】

※応募の秘密を厳守いたします。
※本スカウトメールは、当社の採用要件に合致する素養をお持ちの方に向け、
 「当社求人のご案内」という形でお送りさせて頂いております。
 応募意思を頂いた方に対して、再度書類選考を実施致します。
※本ご案内が面接及び内定の確約ではございませんことを、
予めご了承ください。
※以前、当社に応募された方や、選考が進んでいる方に送信された場合は
 ご容赦下さいますようお願い申し上げます。

----------------------------------------

途中略した部分は会社の紹介がつらつらと書かれていました。
このメールつまりどういうことでしょうかね。

・受信した私に総務人事職として活躍してほしいと思っている
まずは、お話をしたいみたいだ
応募をすると書類選考をするみたいだ

ということが書いてあるみたいですね。
実際に私も応募してみました。

そうすると次に帰ってきたのはいわゆるお祈りメールでした。
「今回は残念ながら貴意に添いかねる結果となりました。 」だそうです。

私の意思ってなんだったんでしょう?
いただいたスカウトメールってキャリアインデックスさんが
・応募してほしいと思っている
・活躍してほしいと思っている
・まずは話したいと思っている
・書類選考をしたいと思っている

なので私は「じゃあまずは話しましょうか?」というスタイルで応募をしたわけですので
「貴意」とは「話しましょうか。」にあたりますかね。
ですので返答は「いいえ、あなたとは話しません」ということになります。

A「Bさん、まずは話してみませんか?」
B「分かりました。ではお話ししましょう」
A「いいえ、あなたとは話しません」
という会話をしているようなものですね。


実際にはこんな解釈しないんですが
キャリアインデックスさんの言っている通りに解釈すると
こうなってしまいます(笑)

ではどういうことかといいますと
私が応募をした時点で、キャリアインデックスさんの中では
「こいつはウチで働きたいと思っている」
にすげ変わっているのです。

自分からどういう内容のスカウトメールを送ったかなんていうのは
関係なく、転職者の気持ちをあおるだけあおって、
自分の都合のよいようにとらえているんですね。

つまり、キャリアインデックスさんは、
応募数を集めるためにスカウトメールを配信しているということなんです。
この「応募数を集めるために」というのが分かるならばまだよいです。
何もわからずに応募して、「貴意に添いかねる」と言われた人は
極端な話
「キャリアインデックスさんは嘘つきだ!!」と考えてもしょうがないですね。
だって、
「活躍してほしい、まずは話したい」という内容だったのに
蓋を開けると「書類落ちです」と言われるわけですからね。

さて、この使用方法は
皆さんが思う「スカウトメール」と合致していましたか?

ちなみに私が思う方法とも、私が普段運用している方法とも合致はしませんでした(笑)

さらに実はキャリアインデックスさんはスカウトメールを配信する前に
私の職務経歴も、学歴もすべて見ることができるんです。
私は、スカウトメールの配信前に見ることのできる情報しか
応募後には先方にお知らせしていません。
(あとは名前、住所くらいでしょうか?)

ということは、
私の経歴を知っていて(または全く見ずに)スカウトメールを送っていることになります。
送信前に私の経歴を見ていれば「書類選考落ち」の私にスカウトメールを送ることはないわけですから、
見れた情報を見ず、とにかく転職者の気持ちをあおる意図で送っていることが分かります。


このようなスカウトメールの使い方を皆さんはどう思われますか?私は
・それならばスカウトメールは送らなければよい
・スカウトメールでしかアピールできないわけではないのだから
 まずは原稿を見直すべき
・万が一スカウトメールを配信するにしても、内容を変更するべき

と思いました。

----------------------------------------

このようなことは私の周りだけではなく、
いろいろ人が経験しています。

ではなぜこのようなことになるのでしょうか。
スカウトメールも無料ではありません。一人一人に配信するのにお金も、人的コストもかかります。

私の推測ですが、キャリアインデックスの採用担当の方は
「楽して応募者を集めることに専念しよう。
 履歴書なんてスカウトを配信する一人ひとり見ていられるか。」
と考えたのでしょう。
そして都合のよいところで
「向こうの意思で応募してきた」にすり替えたわけです。


スカウトメールはこれでよいのでしょうか?
このようなことが日常的に起こると、
転職者の方はスカウトメールへの信用を無くします。
このままこのようなことが横行するとスカウトメールの今後は

・スカウトメールは企業が転職者を煽るために使うことが通常になる
・転職者と企業の間で「スカウトメール」の認識がずれる
・転職者は「スカウトメール」を見なくなる。(信用しなくなる)
 ⇒「どうせ、煽りなんだろ?」と思うようになる。
・企業は採用が難しくなる。

となってしまう恐れがあるでしょう。まるで狼少年みたいですね。

キャリアインデックスさんは、自社の事業でも「採用」という分野を取り扱っていながら、
自分たちの都合だけで「スカウトメール」を意味のないものにしようとしてます。

そしてスカウトメールが機能しなくなることによる影響は、
キャリアインデックスさんだけに出るわけではありません。
スカウトメールを送信するすべての企業に影響します。


人事は人と人、人と会社を結ぶ仕事です。
人とかかわる仕事をする者として忘れてはいけない職業倫理が存在すると私は思っています。
それは「相手の人の心」です。

人事というのは横のつながりが非常に多く、
私もいろいろな会社の人事担当の方にお会いします。
しかし、なぜか今の人事は「会社が偉い」「自分たちが偉い」と
勘違いしている人が多く、
そしてそんな方が採用をやっている会社ほど、
採用には苦労をしているイメージです。

転職市場がもし冷え切ってしまうことがあるとしたら、
それは今回のように、人の気持ちが考えられない人事が
主な原因になってしまうのではないでしょうか。

このようなことを行っている企業の方は一刻も早くやめてほしいと思います。
全世界の心ある人事と転職者をすべて敵に回すことになります。



ああ、もちろんちゃんと人の気持ちを汲み取る人事の方もいらっしゃいます。
そういう方がいることも忘れないでください。

そういえば、本件が起きた後2015/11/11にキャリアインデックスさんに
配信手法についてと、選考フローと文言の乖離について指摘をしました。
「真摯に受け止め改善の検討をします。」という返答でしたので、
私も「改善をされたことが分かればそのことを紹介します」と返答をしましたが、
2015/12/4現在、1か月たっても何の報告もありません(笑)

----------------------------------------
※本記事制作にあたっては、キャリアインデックスさんには掲載を行うことを通達済みです。
※本記事は事実と私の推測で成り立っています。
 キャリアインデックスさんの営業を妨害するものではありません。
 
今更ですが、ブログを始めました。
今勤めている会社は中途採用しかやっていませんが、
就活とか頑張る学生さんなどの励ましになればよいと思います。

基本的には採用関連で思ったことなどを書いていくつもりです。
趣味のお酒の話もかなり入ってくると思います。

不定期の更新にはなるとおもいますが、
どうぞよろしくお願いします。

~このブログのルール~
・意見は歓迎します。
 ⇒特に人事の考え方は会社によって変わると思います。
  どこの会社ではこうだ。という意見は大歓迎です。
 ⇒否定的な意見を出す場合は「ダメだ」ではなく
  「どこがどうダメだから、こうするべき」という意見を述べてください。
  例:「なんだこの記事は、言っていることが間違っている」×
    「○○の部分に××と記載されているが、これは間違い。
     正しくは▼▼(根拠)により■■と記載されるべき」○

・個人の誹謗、中傷は禁止です。
 個人情報を記載する行為についても禁止しますが、
 個人を特定する行為も禁止します。
 ⇒当たり前です。

・質問にはなるべく答えます。
 ⇒いただいた質問にはなるべく回答しますが、
  私の回答が正解とは限りません。
  採用関係の問題については、面接官によって価値観が変わるなど
  正解のないことが多いです。
  労務関係についても、特に資格を持っているわけではありませんので、
  正解かどうか最終的な判断は必ずご自身でなさってください。
 ⇒ただしブログ上では回答しない質問があります。
  現在のところ予想しているのは、
  「就活に関するアドバイス」「現職の特定などが考えられる質問」です。
  前者については「私個人の意見」ならば申し上げますが、
  アドバイスを求められるような質問への回答控えさせていただきます。
  後者はいわずもがなです。
  個人的にコンタクトを取りたい方がいらっしゃる場合は、
  その旨をお知らせください。

・何かあれば追加します。