最近世界史が楽しすぎる(笑)
これも河合塾のある有名講師のおかげなんですが、
知識の広がりが留まるところを知らない!!
早慶めざす私文にとっては、すごくメリットです。


世界史をやっていると、様々な言葉の語源を知ることが出来ます。
特にヨーロッパ史なんかは、ラテン語に絡んだ用語も沢山でてくるので、知識の宝庫です。

何個かいってみましょう!!

【ローマ】
①ローマ(Rome)という名前は、ローマを建国伝説における建国者、ロムルス(Romulus)レムス(Remus)兄弟が元になっている。
②ローマ帝国は、第14代皇帝ハドリアヌス(『テルマエ・ロマエ』で市村正親が演じていた)の時代にダキアという地方を征服した。そこには後に、多くのローマ人が移住し、今ではルーマニア(Romania)共和国として知られている。

【キリスト教】
①ローマカトリック教会のトップは教皇、ラテン語でPapaと呼ばれ、今日の日本でも父親を表す呼称としてしばしば用いられている。
②信仰のためにイエスキリストを描いた絵をイコン(icon)という。言うまでもなく、今のアイコンの語源だ。皮肉なことに、今や本当の意味での「アイコン」はほとんど見られないが、ネット上には自分を表すためのアイコンが無限に存在する。

【その他】
①スラブ人→slave(奴隷)…スラブ人は9世紀のノルマン人の征服によって、交易を行うために労働を強いられた。
②アングロサクソン→イングランド(→イギリス)…5世紀に先住のケルト人を追ってアングロサクソン人(Anglo-Saxon)が侵入、建国し、のちにイングランド(England)と呼ばれる。ここからは調べていないので推測だが、イングランド→English→インギリッシュ→イギリッシュ→イギリスみたいな感じで日本ではイギリスと呼ばれたんではないか。
③ゲルマン→German…そのままだ。現在のドイツのあたりに、ゲルマン人が住んでいた。それが元で今ドイツは国際的にはGermanyと呼ばれる。ちなみにドイツという呼称は、ドイツ語の正式名称である「 Bundesrepublik Deutschland 」の後半からとったものだ。
④ローマのエリート組織(貴族院)=元老院(senatus)→上院(senate)
⑤バルバロイ→barbarian…古代ギリシア人は自分たちと他の民族を区別するために、何を喋っているのか分からない人々という意味で、彼らをバルバロイと呼んだ。現在でも野蛮な人を表すbarbarianなどの言葉がある。





以上です。。
まさか全部読んでくださった方なんかいらっしゃるわけ……





ってホンマや!!(何が)




世界史の魅力分かっていただければ幸いでございます。

得点源にします。。