Travis Japan Concert Tour 2024 Road to Authenticity

 

 

このツアーが初めて生でトラジャのパフォーマンスを見る機会だったわけですが、本当にいろいろ、語り尽くせないほどいろんなことがあった……。

 

 

 

〈ツアー期間のこと〉

1/4の横浜からスタートし、3/24の札幌でオーラスを迎える予定だったのが、1/1に発生した能登半島地震の影響で2ヵ所目の新潟が中止に。自名義は横浜と新潟が当選していたので、1/3に届いたメール2通と動画を見て、ああ横浜来れない人もいるよな……やっぱり新潟は中止か……と。

 

この時頭を過ったのが前年のHiHi Jetsのツアー(台風の影響で大阪公演中止、振替できず終了)。1/7に払戻希望者への案内メールが届き、宮城1日目まではMCで触れていた振替についても2日目から(地震の募金には触れても)触れられなくなり……。払戻の選択はしない、最終案内が来るまで待つ、と心に決めていたけど、特に余震が落ち着いて以降に他グループのツアーで朱鷺メッセが発表される度、このまま振替なしで終わってしまうのでは……と不安で仕方なかった。

だから、2/20に振替決定のメールが届き、大阪でトラジャの口から振替の告知があり、3/15に振替・追加受付メールが来たときは心底嬉しかった(ただ、あの申込方法はとてもわかりにくかった!FCに問合せメールしたくらい)。会場、メンバー、制作、諸々の調整をつけての振替開催だったのは明らかなので、関わったすべての方に特大の感謝!本当にありがとうございました!

 

新潟の公演数が4→3に減って、最終的に8都市30公演→29公演になったのは致し方なかったかなと。スケジュール調整もだし、宮城ほどではないにしろ新潟は一般残ってましたしね……(これは当初の開催日に依るところが大きいと思いますが)。

宮城一般で入った身としては新潟一般払戻はとても残念だったけど、一般全て+FC初期払戻≒1公演のキャパくらいだったのかなと、勝手に思っております。

 

結果的に初日から最終日まで、実に約4ヶ月半。初めて参加したツアーがこんなに長期間に及ぶとは想像もしなかった。4月公演がなかったとはいえ、ひとつの国内ツアーでこれだけの長期間、この先もうないんじゃないかしら。

 

 

 

〈撮影可能曲(通称:お土産)のこと〉

これは画期的というか、常識を覆したというか、ある種の革命だなと。

旧事務所に興味がなかった私でもタレントの肖像に関して厳しかったのは知ってます。それなのに1曲撮影可で、しかも拡散OK(=ネットの海に流していい)とタレント側から言う。考えられなかったことが起きた、そう思いました。

 

お土産が本編ではなくアンコールなのもポイントかなと思っていて。どの界隈でもそうですが、大概のライブ・コンサートはアンコール(場合によってはダブルアンコール)込みでセトリを組んでいますよね。彼らの場合、お土産(アンコール3曲目)に至るまでの約2時間をほぼノンストップで歌って踊ってるわけです。プロとはいえ体力的にはかなりキツいはず。すべての曲がフルサイズだったわけではないしダンスなしの曲もあるけれど、それでも本編25曲(大阪初日は26曲。ユニット曲は3曲で1曲にカウントし、歌唱なしのダンスナンバーを除く)+アンコール2曲のあとを撮影可とし、誰もが見られるようしたのは※、メンバーもえらい人もこれを出して問題ないと判断したからなんだろうなと。決してベストとはいえない状態だと思うんですが、知らずに見たらとてもそんな運動量のあととは思えないですよ。実際、私が撮影した動画をトラジャをよく知らない友人に見せて説明したら「え…?」と絶句してましたもん。

お土産の拡散てファンの力を使ったコストをかけずに出来るプロモであるとも思ってて。撮った動画をSNSに載せる→トラジャを知らない誰かの目に触れる→認知拡大につながる。うまい戦略だなと思います。

 

じゃあ撮可が他Gに広がるかというと、その可能性は低いのでは(フェスなどの外部出演は別)。所属がCapitolであること、海外での活動に重きを置いていること、これら以外にも諸々の要素、何より本人たちが望むかどうか(動画に関して、中村さんは柔軟な考え方をお持ちなのかなと感じてます)。この辺り考えても他Gちょっと違うかな、という気がします(樹もラジオで「トラビスは事務所の中でも特別枠」って言ってたしね)。

 

観客が撮影した動画がXなりインスタなりYouTubeにたくさんアップされてますが、公式YouTubeにも3本あります。

1月公開の2本は能登半島地震の影響で中止になった新潟4公演のうち、1/13夜公演・1/14夜公演の開演時間に合わせて公開されたものです。

新潟当選していた私は泣いたよ。

 

JUST DANCE!(1/5夜公演 横アリ)

 

Okie Dokie!(1/6夜公演 横アリ)

 

Sweetest Tune(5/12 朱鷺メッセ)

 

 

 

〈新曲2曲のこと〉

今ツアーは昨年リリースのアルバム『Road to A』を引っ提げたツアーであり、“収録曲をひとつも漏らさずセトリに入れる”がコンセプトのひとつだったそう。

だから大阪初日のMCで急に立ってと言われた時はえ?え?ってなったし、『T.G.I. Friday Night』が披露されたのはびっくりしました。

その時の映像がこちら(撮影2/21、公開2/22)

 

そして『Sweetest Tune』。

こちらは札幌と新潟の間にリリース発表されていたので、ワンチャン披露あるなと思ってました。最初にやるなら11昼か12だと予想してたから、まさか11夜にやるとは思わず、これまたびっくり。

『T.G.I. Friday Night』のサプライズは最初から決まっていたでしょうけど、『Sweetest Tune』の披露は新潟が振替にならなければなかったはず。幸運なことに私は両曲の初披露に居合わせることができましたが、振替になった理由が地震であり、いまも厳しい状況にある方々がたくさんいらっしゃる、そう考えるとちょっと複雑。

 

 

 

〈座席のこと〉

大げさでなく本当にどこの席でも楽しめる、そう感じました。

自分や周囲の身長、座席の傾斜等々で、物理的に見やすい・見づらいはありますが、その席にしか出来ない楽しみ方があると思うのです。

 

詳しい席の場所は濁しますが、1番ステージから遠かったのが一般で入った横アリの天井席数列前。ここは上方ゆえにメンステ〜バクステのほぼ全体が見渡せ、センステの『Day Off』や『Moving Pieces』のレーザー演出がとてもよくわかる席で、暗くなった時のペンラの海がとても美しかった。ステージ寄りのスタンドの時は「タップシューズに履きかえてる!」「これが噂の着替えか…!」となったし(5/4公開のYouTube参照)、アリーナはトラッコ(=アリトロ)が来ると近い。言い方アレだけど「汗…!」(特に中村さん)「上腕二頭筋…!」(しめちゃん)って思う近さ。

元々前方席にそれほど興味がないのと(……最前って逆に見づらくないですか?)、能楽堂もあえて脇正面選んでチケット取るくらいなので、むしろ良席と言われない席に入ってそこからの見え方を確認したいとすら思いましたもん。

撮可があるなら正面入りたい!センステ正面できれいな動画撮りたい!って思う気持ちもわからなくはないんですが、私は逆で。正面固定の映像は公式YouTubeにライブパフォなりダンプラなりで上がること多いけど、斜め後ろとか上方からのアングルが上がることはまずないじゃないですか。そっちが見られるほうがレアでおいしいじゃんって。

こう思うのは、私がアリーナでも埋もれない程度の身長でファンサ命!じゃないからかもしれません。

(それでも今ツアーで、初めて自名義当選した日とにゃんにゃんの日の2回、特大のファンサを自担は下さった。うちわも持ってないしアピールもしてないのに。しぬ。)

 

口悪いこと書くと、席の良し悪しってどこの席かっていうより隣近所がどんな人かじゃね?っていう……。

規定外うちわを頭の上まで掲げて周りの視界遮ったり、ライブと関係ないことずっとしゃべってたり、見学席にしか興味なかったり、ずっと座ってスマホいじってたり。そういう人が隣近所にいるほうがどんな見切れ席よりよっぽど悪席だと思いますけどね(だからこそ自分も周りに迷惑になるようなことはしたくない)。これはトラジャのせいでも制作さんのせいでも会場のせいでもなく、単に自分の運です、はい。

 

 

 

〈ステージと演出のこと〉

冗談じゃなくずっと誰か必ずステージ上にいる。暗転している間も誰かは必ずいる。

ちゃんと踊るためにムビステの脚?を3本にして、少しでも体力温存しながら移動できるようにトロッコとムビステを上手に使って。ツアー初めの頃に花道も外周もないのは…だの散々言われてるの見かけたけど、バチボコに踊った上に歩いたらいくらなんでも体力持たないって。いくらまだ全員20代とはいえ昼夜間の2時間じゃ回復しませんて

 

アイドルのコンサートならファンサは大事なポイントなんだろうけど、そことパフォーマンスのバランスがとてもよく取れているなと個人的には思いました。機構がシンプルな分ダンスのすごさがよくわかるし、散らばらないからちゃんとダンスが見られる。メンステから遠い席でもムビステを動かしてできるだけ近くで見られるようにしてくれてる。360度どの方向からの視線もある中で歌って踊るって、よく考えたらすごいことですよ。かと思えばトラッコで通路を縦横無尽に駆け巡ってファンサして。こういうところがアイドルなんだな~とアイドル文化で育ってない私は思いました。

 

OPのゴンドラで降りてくるあれ、何度見ても良い。宮城に入ったとき初見と思われる後ろにいた方たちが「かぁっこいい~~」って思わず声に出されていて。うんうんわかるよ~と心の中でもげるほど首を縦に振ってた。

レーザーや照明の演出もとても曲に合ってましたよね。座席のところでも少し触れましたが、『Moving Pieces』の♪Get up on it, back up off it 〜 のしめちゃんを軸にして踊るところや、『Day Off 』のダンスパート(ダンッ、ダダンッ、ダッダッンのところ。伝われ……!)はちょっとでもずれるときれいに見えないのにきっちり揃ってる。『Seasons of Gold』の後ろから照明あてて7人のシルエットだけ見せたり、終わりのほうの下からスポットをあてるのもとても良くて。ムビステをセンステの位置に持ってこないとできない演出ですよねぇ。

メンステの巨大LEDスロープ、傾斜30度あるらしいです(標準的なエスカレーターと同じくらい。スキーなら上級者コース並み)。あそこで歌う『Till The Dawn』。透明の台で浮いているように見せたり、ちょっとしたでっぱりをつかんで寝そべったり、傾斜でアキレス腱伸ばすような姿勢(語彙力…)で背中反らせたり。あんな不安定な姿勢でよく耐えられるよね……。

振付だったり協力してくれた方の名前をメンステ上方のLEDやエンドロールで出してたの、作り手へのリスペクト、感謝ですよね。そこに“ALL TRAJA-TAN”と入れてくれる。なんとうれしいことか。

 

あんまり言ってる人見かけなかったんですが、『Swing My Way』の♪Watch me how ~ 、原音より低かったですよね?この部分だけでも低くしたほうが楽なのかなぁ。原音と違うと歌いづらい私にはよくわからない。

 

客席の反応みてノリやすいように演出を変えてたのもよかった。

顕著だったのが『LEVEL UP』のコーレス。

横浜では

虎「Watch me level up / Play you like a game boy」

客「Watch me level up / Play you like a game boy」

だったのが、(名古屋入ってないのでわからないですが)宮城以降は

虎「Watch me level up / Play you like a game boy / Watch me level up」

客「Play you like a game boy」

とレス部分を短くし、さらにモニターの該当部分の歌詞だけ色を変えてフォントも若干大きくしてわかりやすくしていて。期間中でも課題だと思われたところはすぐ変えてくる。すごいなーと思いました。

 

大きなモニターは本当にありがたい。

ありがたいのだけど、モニターを見るか遠くてもステージを見るかは悩ましい……。というのも、モニターはどうしてもワンテンポ遅れるから、耳から入る情報と目から入る情報にズレが生じる。そこにどうしても違和感を感じてしまう。技術が進めばそれも解消されていくのかなぁ。

 

 

 

〈衣装のこと〉

①OPのバラバラの衣装(OP『DRIVIN' ME CRAZY』〜しめ松松挨拶)

②ゴールドの揃いの衣装(のえしずWカイト挨拶〜MC)

③各ユニット曲の衣装

④白黒の衣装(『Turn Up The Vibe』〜しめ松松ソロダンス)

⑤Love Tag衣装(のえしずWカイトソロダンス〜本編ED『LEVEL UP』)

⑥ツアーグッズのカスタム済スウェット(アンコール)

 

今回の衣装。改めて書き出すとこんなに着替えてたのか……

 

①の優勝は中村さんでしょう。丈の長い衣装のおかげでより顔が小さく足が長くスタイル良くみえて。汗っかきなのになんでこんな暑そうな衣装なの?とは思ったけど(笑)。実際新潟は暑かったらしく「(季節)間違えたw」って言ってた。そりゃ1月とは気温違いますよねぇ。暑かったのか滾ってたのかわからないですが、しめんちゅが新潟でアウターを半分脱いでるような状態でいたことがあって。その時初めて中こんなの着てたんだ!って思ったんですよね。松倉さんの生地硬そうに見えたけどそうでもないのかしら。如恵留さんの衣装は友人に「マジキャスト(TDRの)」って言われた(笑)。

このバラバラっぷり、いつかその経緯を明かしてくれたらうれしい。

 

②ゴールドの衣装って難しいと思うんです。ヘタしたら安っぽかったり、ギャグっぽくなったりするから。上手い具合に抑えた色味で年齢相応って感じがして。『T.G.I. Friday Night』の初見がこの衣装だったんですが、大人っぽい雰囲気だなぁと思いました(全員20代後半なんだから充分大人……あ、この時はげんただけギリ前半だ)。

この手の衣装のときいつも思うのは、肩周りの可動域がちゃんと考えられてるなということ。他ではあのかたち見たことない(やってたらごめんなさい)。そういえばトラジャって踊ってて衣装破れたとか聞いたことない、気がする。

余談ですが、この衣装だった『Still on a journey』の♪見慣れた Real view / また I will see you here は高確率で如恵留さんの声がかわいいです。

余談その2。夢ハリもこの衣装でしたが、オーラスで如恵留さんのステッキのライトが消えちゃって。宮近くんと投げて交換するところはすっと手で制して(✋←こんな感じ)交換せず、いつもなら最後身体の前にステッキを出してキメるところを後ろに隠してキメたんですよね。これを見たとき、ああこの人のこと好きでよかったって思ったんです。この状況で最後のキメがどう見えたら一番いいか、その瞬時の判断が出来る人なんだと。

 

③後述

 

④如恵留さん優勝です……中村海人さんマジでありがとう……。如恵留さん本当に丈の長い衣装がお似合いになる……。生地もレースっぽくてラグジュアリーでさ……黒いピチピチの手袋とか最高じゃん……。語彙を失う……。白い衣装って映えるよね……。中村さん、あなたもとてもよく似合っていましたよ……。中村海人さんマジでありがとう……(大事なことなので2回書きました)

この衣装での曲、3曲とも捨てがたいけどあえて選ぶなら『Happy Groovy(Jazz ver.)』(通称ジャズグル)ですかね。ジャズグルというか、若干ギャググルと化してた感もありますが(笑)。私が見た中では宮城が一番はっちゃけてた。今ツアーでは初の地方らしい地方だったから?如恵留さんの替歌(♪わかればよろしいの〜)が聞けた。

 

⑤宮近担の友人と最初言ってたのは「宮近くんと如恵留さん、ハットとキャップ逆じゃない?」。いいんだよ、いいんだけど……。この衣装全体的に黒っぽくて、照明も暗めだからちっと見づらい。衣装の重心が上半身に寄ってる気もするし……。

(ほかにも思うところがあるが書かない、書きたくない…)

 

⑥こんならくちんオフ感ある衣装でステージ立っていいんですかっていう気持ちと、アンコールって(建前上)おまけだしバチバチのステージ終わって好意で出てきてくれたんだからラフでいいよねって気持ちと、上下で万超えのスウェットにハサミ入れるなんてビビリの俺にはできねぇよそれはプロの仕事の気持ちと、そんな衣装でやっぱりバチバチに踊ってる素人スマホ撮影動画が無数に世に放たれているのってすごい世界だなの気持ちと、一般人が売ってるままの上下を着たら立派な自宅警備員の完成だよの気持ちと、そんなところに秘密隠してたのか!の気持ちとで感情が迷子。

 

視覚から受ける印象というのはやっぱり大事な要素なんですなぁ。『Turn Up The Vibe』はデビューコンの衣装なら宮近くんだけど、今回の衣装なら如恵留さんの感じだし、『T.G.I. Friday Night』は②とMVの衣装ではパーティーの種類が違う気がする(個人の感想です)。

 

 

 

〈ユニット曲のこと〉

『Bro:) 』

お正月全然動かないのもなーとアルバムをシャッフルで聴きながら散歩してたんですよ。そうしたらこの曲が流れた瞬間、松倉さんがギター持って弾き語りしている姿がパッと浮かんで。これはあるかもしれん…!て思ってたら、松松2人ともギター弾いてたー!そう来たかー!

ウェスタンっぽいっていうのかしら、2人ともデニムに茶色っぽいブーツでかわいい。松倉さん何度も「しっとり」と「しんみり」を言い間違えてたのもかわいい(笑)。

 

『Day Off』

2人の衣装について、宮近くんが青いスカーフしてるからその対比で如恵留さんが青いシャツを着ている、というインタビュー記事があって(掲載誌失念)。そんなの着てたっけ?と思ってたら本当だった……。最初に確認できたときは首元チラッで、新潟では気持ちが昂ぶっていたのか上に着ていた白っぽい服をめくるように踊っててはっきり見えた。ふつうに踊ってたらほぼ気づかれないところをこだわるのオタクがすぎるよー(最大級賛辞)。

細かいところの音取りの振付がマジで宮近海斗。この2人でやるのでなければこの振付にはしないでしょう。さわやか曲調で歌詞あれでさ……(涙)。

それからさぁ、みんなも同じ気持ちだと思うから書くけどさぁ、この2人の組み合わせ、絶対やりたくてやってるでしょ。100%余りの2人じゃないでしょ。でもそれくらい許されてもいいと思うんだよね。自ら重責負いにいってるんだもん。ご褒美あってもいいでしょ。

 

『Paranoia』

全体的にやばい。

ワインレッド色のシャツ、全員同じかと思ったら違うのね!それに合わせてる次の衣装の白いパンツ。中村さんはシャツインしたりしてなかったりだったけど、見るたびいつも足長いなぁと思っておりました。シャツの前をかなり開けていた気がするんだけど、次の衣装に着替えやすくするためかしら(絶対違う)。しめちゃん、この曲は衣装の扱いが龍也さんだった……最後ほぼ脱いでたじゃん……。

中村さん、この曲以外もそうなんだけどいい意味で一番ライブ感がある。彼の歌声聴いてると「あ、私ライブに来ているな」って感じる。♪アゥッ を、時に叫ぶように、時に吐息のように。毎回どう来るか楽しみにしてました。

あとこれ!ライブの感想じゃないんだけど、ステレオスピーカー(左右に分かれてるやつ)持っている人は一度この曲をスピーカーで聴いてみてほしい。中央に空間を作っておいて再生すると、その空間で中村さんが歌ってるから!再生機器はCDプレーヤーでもPCでも、ウォークマン的なのでもなんでもよくて、それにスピーカー繋ぐだけでいいです。試したけどイヤホンで聴いたりPCのスピーカーではこうはならないの。これに気付いたとき、海人ーーーーー!ってなった。

 

あの、ユニット曲3曲ともなんですけど、モニターで流れてた映像(『Bro:) 』の日本語詞、『Day Off』の手書き歌詞、『Paranoia』のモノトーン映像)、全部円盤に入れてもらえませんか……FC盤の特典でいいんで……。UMさんご検討よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

〈最後に〉

総合演出川島如恵留

 

この9文字を知ったとき、これはとんでもないものが見られるのでは…と気持ちが昂ったのを覚えています。

11/8ののえまるを読んで覚悟を感じ、受け取るこちらも相応の気持ちをもって臨まねばならぬと。

お誕生日前日の当落に気を揉み、当選の文字をしっかり噛み締めて晴れやかな気持ちでお誕生日(この日はプライベートでもとんでもないことがあった日でたぶん一生忘れない)を祝った11月。

アルバムが発売になり、謎の気合いで都内の広告看板をコンプし、寒さに耐えながら渋谷一帯の広告動画を見ていた12月。

1/1の地震から多少の不安な気持ちを抱えたままスタートしたツアー。当落判明日は4公演行けるわーい俺たちの名義バンザイとか友人と言ってたのが、気がついたら5月のオーラスまでに結構な(結構な)ことになっていて。正直言って、自分がこんなことになるなんて思いもしなかった(積んでませんよ念のため)。今のトラジャが見せたい・魅せたいものが全部詰まってた、ゆえに何度でも見たくなる、そういう公演だったように思います。

詳しくは書きませんが(お察しください……)、ツアー開始からオーラスまでのたった4ヶ月半(敢えて“たった”と書いてます)でこんなに自分の気持ちが変わるとは予想もしてなかった。迷ってたわけじゃなかったけど、決めかねていたというか、ごまかしていたんだと思います。元々気持ちが固まるまでに相当時間がかかる性格だから仕方ないとはいえ、言い訳にしかならんですよね。これからも元からのオフラインの友人知人にはごく限られた人以外に明かすつもりはありませんが、同担他担問わずトラジャ担の知り合いは増やしていきたい。ツアー開始時点と変わった点は気持ちを固めたことと、とある人のインスタフォローを外した、この2点だけです。

 

 

 

あらためて。

川島如恵留さん、構想からオーラスまで約1年の総合演出のお仕事、本当にお疲れさまでした。

あなたが総合演出をされた今回のアルバムもツアーも、とても素晴らしかったです。

初めて見ることになったのがあなたの総合演出でよかった。

心の底からそう思います。

これからもついていきます。ついていかせてください。