どうも。暑い夏が続いていますが、今回は昨年の12月ごろに撮影した、「年末の交通安全県民運動」と「飲酒運転根絶の日」に伴う出動式で撮影した写真を掲載していきます。出動式の当日、12月11日から「年末の交通安全県民運動」がはじまり、令和5年に条例で制定された「飲酒運転根絶の日」と合わせて、金沢港クルーズターミナルでは県と交通機動隊、高速隊、金沢西警察署、警察本部の車両が参加した出動式が行われました。

  ​金沢港クルーズターミナル

当日は雨が降りそうで怪しい雲行きでしたが、終了するまで雨が降りませんでした。会場に到着したころにはすでに警察車両と石川県の公用車が止まっていました。イベント、出動式でお馴染みのサインカーも来ていました。

出動するまでの間、館内では、近隣高校による交通安全を訴える書道パフォーマンスが行われたほか、県警音楽隊の演奏、県警交通部長、石川県生活安全環境部長によるあいさつが行われていました。県警交通部長は、「飲酒運転の根絶をはじめ、悪質、危険な運転を徹底的に検挙していきたい」とし、「歩行者に反射材の活用、ドライバーには上向きライトの活用を呼びかけたい」と話していました。
 
飲酒運転根絶の日:12月11日
県民一人一人の飲酒運転根絶に関する理解を深める日として、4月に条例で制定された。
「しない、させない、許さない」
 
年末の交通安全県民運動:12月11日~20日

1.高齢者の交通事故防止

2.夕暮れ時と夜間の交通事故防止

3.飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶

4.冬道での安全走行の徹底

「歩行者優先 チェック・ストップ・横断歩道」
 

  ​一斉出動

そして、音楽と拍手と共に一斉出動がはじまりました。

最初は、5台の県警交通機動隊の白バイがこちらに向かってきました。

 

縦列走行する白バイ。迫力満点でした。

 

目の前でターンするCB1300P前期型白バイ。

 

続くCB1300P後期型の白バイ。

 

最後はCB1300P後期型。どちらもなかなかかっこいいですね。白バイの後は県の公用車が何台か続き、その後に白黒パトカーが登場しました。

 

白黒パトカーの先頭を行くのは県警高速隊の210系クラウン交通パトカー。写真だと見えづらいですが、リアシートの奥にパトサインを装備しています。パトサインは取り締まりや事故処理の際、利便性や視認性が高く、県警高速隊の車両に全てついています。

 

高速隊の車両はあまりお目にかかる機会がないので、撮影できて良かったです。

 

続いては県警本部の200系クラウン交通パトカー。元は警察署の車両だったようですが、今は本部で運用されています。

 

スタッドレスが意外とスタイリッシュでかっこいいですね。数年前に異動したらしく、昨年から出動式やイベントに頻繁に現れるようになりました。石川県でも200系クラウンは数を減らしているので、見られる機会も限られていると思います。

 

最後は金沢西警察署の220系クラウン交通パトカー。本部の出動式ですが、会場が管轄内である西署の交通パトカーも参加しました。

 

200系クラウンからの更新で配備された車両。こちらの車両もホイールがかっこいいですね。交通安全運動期間なため、車体側面に「交通安全運動実施中」のステッカーが貼ってあります。

 

市内へパトロールに行く様子。やはり後ろ姿もかっこいいですね。こうして出動式は無事幕を下ろしました。石川県警によると、令和5年の県内交通事故件数は12月11日までに1886件発生しており、死者は26人で昨年全体の20人を超えていました。飲酒運転の摘発件数は11月までに387件で、過去最多となっていました。年末の交通安全県民運動は、20日まで行われました。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。また次回お会いしましょう。