こんにちはニコニコpuffです。

夏の終わりに、長い風邪をひきました。

高熱に耐えられたのは良かったのですが、その後の復活が芳しくなく…、もう若く無いのだと歯噛みする日々。

しかし、こうして寝て起きてのんびりできるのも束の間なんだし、楽しまなきゃ損だとばかりに、色んな方面を開拓しつつ、読書三昧。

高熱を出したその日から二日間はフワフワと夢みがちに過ごしておりましたが、三日目あたりから本も読める。テレビは目が疲れるのと、起きているのが辛くて断念しましたが、本はなんとか。

『遠い山なみの光』が映画になり、NHKでも特集が組まれ、それを見ながら久々に『浮世の画家』を(ドラマをまた見て)再読し、そこから紆余曲折を経て、加賀乙彦先生へ押し流され、さらには226事件にまで着地しました。


あやしい寝姿。


なんのこっちゃとお思いになる方もおられるかもしれませんが、私の中では半ば納得済みなので、なるべくしてそうなったという…

226事件に関しては、以前より澤地久枝先生の本を読んでいて、深く感動し、そこから十年以上経って、三島由紀夫先生の英霊の声などを読んで現在に至ります。

ここで感想を述べたりは控えますが、とにかく純粋な生の声、というものに病後の私はだいぶ癒された模様。美しい日本のなかに息づく自分—— というのを改めて実感しました。


加賀乙彦先生の『帰らざる夏』はさっそく図書館で拝借しましたが、もう読み応えが欲求に早変わり、早速古書市ネットワークにて購入。密林では手に入りにくいような印象で、こうなってくるともう古書ネットワーク頼みとなります。


やったーい。しばらく楽しめるぞ。

重厚な内容ですので、辞書を片手に泡食いながら読むのですが、それも楽しい作業です。

陸軍幼年学校時代を背景に、主人公がどう成長するのか。また、幼年学校時代、終戦を迎えるわけですが、その心の移行、変貌など、これから読み解いて行こうと思います。

加賀先生は代父が遠藤周作先生という、熱心なクリスチャンです。宗教家で精神科医、犯罪心理学者という肩書もお持ちです。その先生の自叙伝的な御作であるのだろうと…、勝手に思っていますが、あながち間違っていないと思う。

贅沢な時間(読書)…今週いっぱいは続けます。


2025 9 23