こんにちは😃puffです。
猛暑ですね。まさに悲鳴をあげるかのような暑さです。
ばんざーい。猫もお手上げな夏。
毎日の生活が歳を追うごとにだいぶ忙しくなりました。心身を正常に保つにはどうしたら良いのか、ご飯を噛みながら考える日々。作るも片付けるも自分、生活は積み重ねなんだなぁと思いながら、結局はぼぅっと一日が過ぎてゆく。それでいいかと思っております。
土曜ドラマ「母の待つ里」総合テレビでの放送決定のお知らせ
総合 土曜ドラマでの放送が決まりましたことを、原作者の浅田次郎さん、中井貴一さん、松嶋菜々子さん、佐々木蔵之介さん、宮本信子さんのコメントとともにお知らせします。
先日、NHKで面白そうなドラマが始まりました。
『母の待つ里』原作者は浅田次郎先生。主演は中井貴一、宮本信子、松嶋菜々子、佐々木蔵之介という豪華メンバー。どんな話しなんだろうと見てみると、なんとも大人ファンタジー。
さっそく原作を買ってみる。
本当は図書館で借りようとしたのですが、(先生の作品は蒼穹の昴以来でした)貸出中ということで。
待っていたら後悔しそうだし、残念だし。
毎日の忙しさ、息苦しさから逃れるには趣味を続けるのがいい。誰に聞いたわけでもないけれど、心がそう言っているような気がします。また、それしかないのだから求めるのかもしれない。
読書と書くこと、これだけは手放せない。
ドラマは長いトンネルを抜け(雪国を思わせるような始まりだ)主人公、(松永徹)が閑散とした駅に足を踏み入れるところから始まる。
さっそくバスに乗る。一時間に一本あるかないかのバスである。
途中、男に声をかけられ、『じゃじゃ、とおっちゃでねえがか?』
徹は訝しそうに男を見る。見知っているようでそうでもない感覚。どうも分からない。
異様な雰囲気は視聴者にもじんわりと伝わって、同時に何かを信じようとする思いもひたひたと押し寄せる。虚実の手応えはあるけれど、どこか真実を求めたい——
そうした人間の心を試すかのような試みを浅田次郎先生はやったのだ。
『きたが、きたが、けえってきたが』
母は息子を抱き寄せんばかりに出迎える。
四十年ぶりの帰郷—— 故郷は今も何ら変わらない。人も景色も昔のままである。
『あの…、お名前は?』
息子が母に名前を訊ねるシーンで、視聴者はこの異常にたどり着く。
にわかに肌が粟立つ場面である。
急に物悲しくなって、どうしようかと思ったが、見ることも読むことも止められないのだ。
故郷を失った人の為の、究極の故郷。母のない人、親を亡くした人に本物以上の親を与えてくれる、究極のサービス———
提供元は外資系のカード会社で、いわゆる富裕層向けの『プレミアムサービス』である。
あやしい。しかし、分からなくもない。心のどこかで納得する自分がいるから不思議だった。
ドラマのなかでは宮本信子演じる母が、眠れぬ息子や娘たちに御伽を語る。それが遠野物語なのがいい。
むかあしむかし、あったずもな…、どんどはれ』
幼い頃、私も御伽をせがんだ口だが、昔の夜は静かだった。静寂が怖いくらいに深かった。しかも、私が育った故郷はそういう場所だったのだ。
だからこそ、前向きな昔話ですら怖い気がした。狐や狸が抜き差しならない奴らだと感じたし、神隠しは本当にあるのだと信じていた。
さて、お洗濯でもしようか。
2025 . 9 . 3

