こんにちは。puffです。
肩がぬぬぬ……、湿気と寒気の狭間で揺れている私の右肩。古傷が痛むぜ…

皆さんはいかがお過ごしですか?
忙しい方が殆どだと思います。健康には充分、気をつけてくださいね。私も、健康な時は無理をしてきましたが、一旦、身体を壊すと、持ち直すのに時間がかかります。
こうした場合の焦れ、これと付き合うのが日本人は下手だと思う。真面目なのも良いけれど、たまには怠惰に過ごすのもいい。

puffははたから見ると"忙しい人"なんでしょうけれど、実は違う。ただ気忙しい人なんだと思います。無駄な動きが多いのは性格も大いにあると思う。しかし、このごろは"あきらめ"というものを良くも悪くも実感しています。
今日、必ずしなければならないことも難しい時間繰りのなかではしないように"あきらめ"る。特に、夜は早めに切り上げて寝る。
私のなかで、なによりも大切な時間が朝です。寝不足して不機嫌になるくらいなら早寝早起きが鉄則かなぁと。気持ちよく、家族を送り出すのが、自分の感情を保つのに有効だということ。そのあとだったら、怠惰に布団を引き寄せるもよし……とな?
誕生日からこっち、のんびりを本格化させ、なにかを課することをやめてみた。
そうしたら、普段なにげない行動の、小さなことがとても楽しくなる模様。
puffの小さな行動などたかたが家庭の一部分でありまして、一杯の珈琲や、目玉焼きが上手に作れた幸せを噛み締める、そんな感じ👍
2018年の後半戦は、心のぬくまり、というものを再考していこうと思います。


●M.バタフライ/1993/デイヴィッド・クローネンバーグ監督作品

実はジョン.ローンが好き。そして、ジェレミー.アイアンズが好き…。
ちなみに私の娘たちに言わせると"イケオジ"だとのこと。確かに。


というのも、(脱線しますね)ジョン.ローンはラスト.エンペラーの溥儀役が素晴らしく、この映画を観たばかりの頃、私はいまだ16歳でした。
今でも忘れない、映画館に(もう、今は無い)一人で…、そして、同時上映は確か、"火龍"だった。
先ず、ラストエンペラーは、溥儀誕生から満州国皇帝となり、捕虜となり、庶民として生きるまでを。
火龍は、溥儀が再教育された後、収容所を出て、再婚し、それからの人生を……と。
文革の波にも晒されますので、波乱万丈の後半生を火龍は丹念に描く内容に。
そしてラストエンペラーでは、巨大な紫禁城で生きる孤独な皇帝の姿を……、繊細かつ重厚なタッチで描いていくという。また、溥儀役のジョン.ローンがまるで溥儀そのものに成り切っており、年老いた溥儀の姿も、ジョン.ローンが演じれば、まるでそうであったかのように映えるという。

一粒で二度美味しい、いいや、それ以上にハマりまくり、(以前から中国映画は好きで、12歳から14歳まで過ごした千葉の地で、千葉テレビが良く、中国映画を流していた……)
それからというもの16歳の私は一人中国映画祭なるものを開催し、酔い痴れたという。
飽くなき耽溺は底を知らず、北京電影?と聞けば直ちに、身体が反応するまでに。
そしてこの時代、なにを頼りに映画を漁るかといえば、やはりロード.ショーなる雑誌の類を買わねばならない。
本屋に並べばすかさず買い、ビデオ屋は網羅して、買えないものは……、ビデオ年鑑を買って貰い、目が腐るほどに見るのだ。すると、親が根負けして買ってくれるという。
勉強どうした?おねがいウインク
いやー。懐かしい、あの日が蘇ります。
火龍の主演は"レオン.カーフェイ"、彼は西太后にも出ていましたが、ラ.マン、南京の基督、が有名かしら。のっぺりした顔立ちながら、演技すると別人格。ラ.マンではお金持ちの華僑青年役でしたね。いまでも印象的
ラブ照れ

M.バタフライだった。

ジェレミー.アイアンズは以前から注目する俳優ですが、ついつい、観る映画のなかに彼がいるという。なかでも"ロリータ"、"ダメージ"など、倒錯的な映画に出ている彼が、私にはお馴染みです。

ダメージ、原作があります。


ロリータ👍ラ.マンよりもロリータが好きかな。

どちらにしても、ロリータもダメージも、ジェレミー.アイアンズは義父役でした。
彼が義父なら、私だって玩弄したいわウインク
また、なんだろう〜。この罪な眼差し、いわゆる私は"義父のまなざし"だの"叔父のまなざし"だのと呼んでおりますが、ジェレミー.アイアンズが演じると、ただのエロティシズムだけに留まりません。そのなかに抜き差しならない男女の欲望と、抑えようにも抑えられない激情の嵐が潜む。
そして堕ちていくという……、奈落へ、ね。

足掻く間もなく、逆さまに堕ちていく。
いいや、"さかしま"どもなら当然の運命だ…。
何故か、観客をサディスティックに変えてしまうジェレミー.アイアンズ。(すみません、私だけかもしれません)
男の純情、さい疑も疑惑もなく、ただただ、愛するがゆえに、歪だろうがなんだろうが、はたと気づけばそこは闇……、白々とした一条(ひとすじ)の光に縋り付く、それが非情で残忍な女の膝であっても、それがみな嘘で固められた幻であったとしても……。
M.バタフライを見る限り、男の純情、というものが、映画の初めから最後までひしひしと伝わりました。
いろんなレビューがあるのも確かです。
ですが……、男は純情過ぎたのだ。それを、決して玩弄してはいけない
主人公のガルマーは、最後、発狂する。
人は、手酷い悲しみからの脱却をも果たすことが出来る……、そうした希望を必ず持つのだと信じたい。だが、あまりにも深い裏切りにあった時、自らを閉じ込めて、現実からの逃避を図るのではないだろうか。


2018.9.18