こんにちは!puffです。
先日、リハビリに行き肩周辺を重点的に揉み解して貰った結果……、もみ返しがキツイ今日、彼岸の寒さに負けてしまい、かなりお疲れモードに。
毎月決まってダウナーになるpuff。ちょっぴり天邪鬼に、そしてピリついた心を抱えてジブくれる……
こんな姿は昔から(子供の頃から)変わらないらしい。今は無いですが、眉間に青筋が走っていた頃は“癪”持ちなんだろう、と一笑に付されていましたが、今は笑えない状態に。
年の功ですかね……、逃し方を上手く覚えていく自分がいるという。
なので、内向的な心を抱え、思い切ってお出かけして来ました。向かう先はたかがしれてますが、(今日は終業式だったし、成績表も返される日)最寄りで片がつく安上がりな性格なので、デパートの食品売り場で奮発し、(いい鮪があったので)普段は買わない高級海苔を買い、巻き巻きして食べることに。
その前に喫茶店で珈琲を飲んだけど……、私の街の喫茶店事情も深刻で、震災の後、随分無くなってしまった。のんびり、まったりしたい時、昔馴染みの喫茶店があるととっても嬉しい。おしゃれな空間もいいけどねぇ。地味に気のおけない喫茶店も好きだなぁ……、しみじみ。

●映画“11.25自決の日”若松孝二監督

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俳優、井浦新さん。
《文豪として確固たる地位を築きながら、私兵的団体【楯の会】を結成した三島由紀夫とメンバーの姿を追ったドラマ。楯の会と共に陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地に籠城(ろうじょう)した果てに自決を遂げた彼の胸中を、『キャタピラー』『海燕ホテル・ブルー』の若松孝二が迫っていく。》
Yahoo!映画紹介


三島由紀夫と楯の会の成り立ち、その隊員達と三島先生との関係性、遥子夫人から見た楯の会……、一度は見たいと思っていました。

勉強不足で恐縮ですが、この楯の会の主要メンバーの中に、持丸博(もちまるひろし)氏がいらっして、彼は初代学生長ですが、実は水戸の人でした。本当に、全く知らずに過ごしていたかと思うと残念さと羞恥が。
また、この映画から枝分かれしまして、三島由紀夫先生が書いた憂国(二.二六事件に端を発した小説)を借り、読む。そして、二.二六首謀者、磯部浅一の獄中手記を借りたりと……、澤地久枝氏の“妻たちの二.二六事件”はずっと以前に熟読したはずでしたが、三島先生の憂国を読むと、また違った感慨に浸るの巻。
話が前後しますが、澤地久枝氏の本のなかには、磯部浅一氏の手記も(抜粋してある。)確かにある……、あの頃は、そのものを読むという行為に至らなかったのは何故だろう。
図書館にあるとは……💦
県立図書館、充実の極みでして……、私の欲望はほぼ満たされてます。有り難い限り。

ですが、一旦返却することに。
また借りますが、とにかく分厚すぎる。肩が痛い……、それに、こうした手記ものはいま手元にある本を全て片付けてから真剣に読むべき……、と思います。
二.二六事件の主要メンバーの中で、この“昭和維新”なるものを人一倍熱望したのは磯部浅一でした。彼の熱意は未熟者の私にも充分伝わる気魄が半端なく、個人的には村中孝次氏(彼は軍人を免職し、その後に参加。)にも惹かれており、現在に至るまで、ことあるごとに心の片隅にあったのでした。
そんな、点と線が一気に結びつき、又ゆっくり深めていきたいものも見つかって、自然とワクワクする天邪鬼puff。
以前と違って、今は古書も大分、ネットで検索できるし(古書ネットワークなるものがある。)欲しければ手に入れられる。(高いけど……)

そんなこんなのちょびっと濃いめの、ビターな一日でした。ホロ苦いなぁ〜〜〜、なんて思いながら、本を抱えての帰り道。
(肩が痛い……、)
もみもみしながら車窓の夕陽を眺めたとさ……。

2018.3.23