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Amazonさまさま。今は、古書漁り、これが唯一の楽しみ。


こんにちは。puffです。
6月も終わりますね。梅雨も昨日までは空梅雨っぽくて、今日は一段と梅雨らしいお天気でした。北関東は夕方まで小雨模様。アンニュイな感じを堪能しました。

今月はプライベートがてんこ盛りに忙しく、バスの定期が大活躍。まさに右往左往したひと月になりました。
お仕事は順調で、読書も順調。
大好きな本を読む機会が得られたのか、再読した”舞姫”(川端康成先生)から、またまた目から鱗……、やはり二度読みが私には適っています。一度読んだだけでは熟せないみたいです。

●魔界三部作の一つ、舞姫、完読

川端康成先生の御本は数冊読んでますが、舞姫、眠れる美女、みづうみ、この三作を私は魔界三部作だと思う。
人間の”孤絶”というものを凝視した作品群、読めば読むほど味わい深く、悲壮感、虚無感が半端無いです。
広義では”千羽鶴”もあげられていますが、まだ読み切っていないので……。
特に舞姫の文中には”仏界入り易く、魔界は入り難し”とありますが、この言葉に深く感動。

美しいものへの憧れ、真摯でいたいといった願い、などなど。毎日を大切に生きたいといった心、それに基づくおこない、ささやかさに愛情を傾ける心など、これが仏界という世界への見え方、私なりの解釈です。
しかし、いっぽうで自己を卑下する思いとの闘い、矮小な心が生み出す歪み、などなど。

仏界の蓮を連想すれば、泥沼に生える根っこの部分が見たいといった、いぢ汚い好奇心。
私の仏界、魔界は、実は半々ずつ体に巣食う。
かなり調子が良い曖昧な人間なのでしょう……、見つめてしまうと自己嫌悪しかありません。
しかし、魔界へ足入れするほどの勇気もなく、小賢しさが優って到底入れぬ自分……。
ただ魔界に深く憧憬する、凡夫だろうなぁ、と思いきや、まてよ……、仏界への足入れが出来ているのかと言えば、これもなんだか怪しい。


と、とぼとぼと歩いていたら、どどーーん、と桜川が。

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(街を分断する不届きものめ……、)
傘をさしながらぼんやり眺めていたら……、
トントン、肩を叩く人が。
振り返ると(´⊙ω⊙`)知らないオヂイさんが。
『お疲れですか?』
そっと被った帽子を外して、
『今日は寒いですよ。』じゃ、挨拶だけして去って行きましたが……、彼の目には私の姿が不穏に感じたのかしら。
咄嗟のことだから声も出なかったけれど。

魔界の住人?……、それとも……、


2017.6.28