こんにちは(ノ▽〃)~~書き手のpuffでーす。
連休もあっという間に終わってしまい…、何だか虚脱?
散歩しかできなかった連休でしたが、なんだか後半戦はお天気が…。
隙間隙間の好天候に何枚か写真を撮りましたので、後でお披露目しますね。
⚫️蛍の一夜
ピダムとアルチョンの三郎寺での一夜。
好きな夜でもあります…(ノ∀`)
蛍を部屋に放つのは何とも風情があります。
田舎ですとね、夏葱の青い部分を手に持たされ、その中に蛍を入れます。
私らは現代っ子であった為にしませんでしたが、叔父の話しだと、その夏葱の袋を小川(用水路)で揉みしだくそうです。なんとも残酷でありながらも…、キラキラと流れていく綺羅星の欠片が何とも言えぬそうで…、聞いた私は、胸が詰まりました。
ま、さておいといて…、今や蛍とは貴重な虫で、私の生家も皆さんがドン引きする様な田舎ですが…、もう見ることができません。
私が最後に見た蛍は、大子(だいご)で見た蛍です。
16歳の夏に見た蛍でした。
何年前だ…?という疑問はそれぞれでどうぞ( ´ ▽ ` )ノあは。
大子の田園風景に群生する蛍。
大子の山々はこんもりとしていて、日本むかし話に出てくる…、あんな雰囲気だと思ってください。
今考えても…、あんな群生は見ることができないでしょう。
街灯もない、真っ暗闇に浮かび上がる山々。四角ではない、楕円の畦道が広がる田圃。
巨大な空間の中に夏の月がぽっかりと辺りを照らしていて…、大子は鮎が取れますから、看護師さんの親類筋の家に立ち寄ると、当然、鮎が出てきました。
鮎の串刺しを食べながら、ざわめくような蛍を見る…。
(・_・;ロマンチックな雰囲気は無かったんですが…、てか突然、蛍を見に行く事になりまして…。
看護師さんでしてね、歳上のおねぇさんでした。彼女は高校時代通っていた絵画教室で出会った大人の一人でありまして…、私が本好きだ、と知ると何冊か大人びた小説を貸してくれたり、詩のサークルに連れて行ってくれたり。
今考えたらすごく貴重な経験を私に与えてくれたんだなぁ、と感謝の気持ちでいっぱいです。
オトナと初めて接した最初の一歩かなぁ…。
人格形成期でもある16歳。
不良では決して無いですが、とんがってまして…、ませてましたが、所謂頭でっかち、ってやつです。
世間は工藤静香ちゃんばりの髪型が横行してましたが、私はベリーショート。
やせっぽちで、反抗的で…、親と一切口きかなかった頃です。笑
ピダムとアルチョンは14歳。
時代も違うし、場所も違う…、しかし幻想的なのは共通しているだろうと思います。
私は浮かび上がる様な、群生した蛍を見ましたが…、ピダムとアルチョンは一夜の儚い命を見たのかもしれません。
二人だけの蚊帳の中で見る蛍。
あらぬ方向に揺れては捕まり…、ふわりと揺らぐたんびにそれを目で追うアルチョンとピダム。
身体はそれに反応し、傾いでは新たな揺らぎが生まれ…、その動きに蛍も反応する。
ピダムには蛍が寄り添う様で寄り添わず…、またアルチョンには吸い付き離れない。ピダムはアルチョンに食らいつく蛍を誰かさんだと感じ…、ぱちっと指で弾いてしまう…。
なんとも夢心地な一夜ですが…、古代だから実現したのか…、タイムスリップしないと分からないですねぇ。
しかし、昔の人々とは『刹那』を一番大事にしてたんじゃないかと。
一瞬、一瞬…、明日を思う事の儚さ…とか。厳しい現実と夢、これを切り離しながら夢に自らを投影しては逃避して、また現実に戻る。
その突出した端境に生まれた刹那を感じながら陶酔する…、これは私が感じたことなので何とも言えませんがね(^ω^)
二人が見たのは寺の蛍でしたが…、今度は宮で…、またアルチョンの生家でも見れるでしょう。
場所場所で、全く違う風になるか、はたまた…、どうなるかはお楽しみです…(〃艸〃)
蛍を見つめるピダム

2014.5.6
