骨髄線維症で死ぬリスクをどうしたら減らせるのだろうと考え、“DIPSS-plus”の項目を見て考えようと思い、当面はヘモグロビン値を10以上にすると目標を立てた。それが5か月くらい前である。めざし・赤身の肉や小松菜・ほうれん草などを多くとるようにしてきた。そのかいあってかヘモグロビン値が8.9から9.1、さらに9.8へと上がってきた。
 もう一息で10を超えると思っていたが、先日の血液検査ではヘモグロビン値が9.8のままで変化がなくがっかり。調べてみると僕が好きなコーヒー(カフェイン)には鉄分を排出する作用があると出ていたので、コーヒー断ち(または減量)をすることにした。それまでは1日に3~4杯のコーヒー(ストレート)を飲んでいたのだが、0杯(もしくは1杯)にした。


 コーヒー断ちをして3週間くらいすると、軽い痛風の発作が出るようになった。尿酸値は一時7.5の時があったがすぐに下がり、現在は6前後と正常値内である。ただ、以前痛風の発作が出た時に消化器内科の医師に「確かに血液検査で基準値を超えてはいるが、この程度でこんなにひどい症状が出るとは、別に原因があるのかも知れない」と言われたことがある。そう言えば、近頃、病気以外に仕事でもストレスがあるし、それが顔に出ているらしく、家族から「近頃、怖い顔してる」と言われることも増えた。消化器内科に行った時も仕事のストレスを抱えていた。


 そこで、昨日は久しぶりにコーヒーでも飲んでゆっくりしようと思い、コーヒーを2杯飲んだ。数時間後、気が付いたら痛風の痛みが弱くなっていた。この夏は、『暑すぎる』ことを理由にほとんど家から出なかった。コーヒーではなくて運動不足が最大の理由だろうとは思っている。痛風の発作が収まったらウォーキングをしよう。


 ところでコーヒーを飲むと尿酸値が下がるのかと思い調べてみると、尿酸値は下がらないが痛風の発作は抑えられると出ている。コーヒーを1日に3~4杯飲むと痛風の発作は約半分に抑えられると書いてあった。こうなると痛風を抑えるのかヘモグロビン値を上げるのかどちらを選ぶ?「そんなこと考えずに、運動したら良くなるよ」と妻が言う。妻の言う通りだと思う。「じゃあ、痛風の発作が収まったらウォーキングをするよ」と言うと妻が「まだ、抵抗してる」と言った。