あたりまえの生活がどれだけ人にとって大切か。昔こんな実験がありました。室内に閉じこもって暮らす生活や夜型人間になっていませんか？自分の生活をしっかり見直してみましょう。
1989年アメリカのニューメキシコ州のとても大きい洞窟で長時間太陽や時間が分からない空間に人を隔離したらどうなるか試した実験がありました。被験者は20人。その被験者のなかに27歳のイタリア人女性ステファニア・フォリーニ。ステファニーは洞窟のような環境でも自分は生きていられるのかという自分の限界を試したいと実験に参加した一人です。地下9m、外の音も太陽も光も一切入らりません。生活するために必要なテーブルや食事、ベッドやライト、本やギターやパソコンなどが用意されていましたが時計は用意されていませんでした。
実験が始まって4ヶ月。ステファニーは段ボールで人形を作ったりギター弾いて過ごしながら天井が落ちてくるかもしれないという不安を感じることもあったけど次第にその不安もなくなって外部の研究チームと日常の会話を続ける生活をしていく。次第に時間の感覚がなくなっていく感覚が通常になっていきました。14時間寝ても2時間しか寝てない。7時間の会話は1時間に感じる。1日3食の食事も感覚が空いていき食べることに興味を持つことが減っていく
。1日の時間は48時間に延びそのなかで生活を続けるけど時計がない暮らしをしているステファニーはそのことを分かっていない。終わりがないと判断した研究チームは地上に帰る指示を出してステファニーの洞窟暮らしの実験は終わりました。ステファニーの洞窟での暮らしは2ヶ月の感覚。だけど実際には4ヶ月以上。
その間月経は止まり体重は7.7kgまで減っていたがステファニーは淡々と洞窟暮らし過ごしていて健康状態は良好だった。精神状態は集中力に欠けるなどの影響がありビタミンDが不足していた。参加者のなかにはウツ症状がある人もいたと言われています。その後別の洞窟で同じような実験があり、洞窟で過ごしたことが原因かどうか分かりませんが実験に参加している一人の女性が111日間洞窟で過ごした後命を絶ったようです。別の実験だけど今回も4ヶ月。
人があたりまえに人として生きるためには太陽が必要。ビタミンDが減少すると脳の機能を正常に保つことができなくなり自律神経に大きく影響してしまいます。睡眠、時間の感覚を大きく狂わせてしまうので寝なくても平気になり時間はいつも以上に早く感じてしまいます。セロトニンは作られなくなるのでやる気は起きなくなりイライラや不安が起きやすくなります。ちゃんと寝てますか？寝るときは目覚まし時計だけを室内に持ち込むことがより快適な睡眠に繋がります。
いくら健康的な食事を食べていたとしても骨や歯は弱くなり免疫力が弱くなってしまうので感染症にかかりやすくなるなどの影響、様々な病気の発症に繋がりやすくなってしまいます。洞窟内で運動をしていたかどうかは分からないけど運動をしていたらよけいに骨や歯が脆くなることになりかねないですよね。運動がメインにばかりなっていてビタミンD摂取は多めにできていますか？太陽をしっかり浴びているから大丈夫と思うかもしれないけど実際にはそれたけでは足りませんよ。
日光を浴びてビタミンD補給をしたいところだけどこれだけではあたりまえに基礎健康力は上げられません。日光だけで健康状態を上げれる量はしれてます。もちろん食事でも同じです。一昔前とは違う食事のバリエーションや生活環境から食事や日常生活からはしっかり栄養を摂り入れにくく体外へ栄養の排出が多くなっています。しっかりビタミンD補給ができている目安は最低で80。最高で120です。血中のビタミン濃度を確認してみてくださいね。
そしてどうやってもどうあがいても歯向かえない加齢。栄養の排出は思っているよりとても大きいのです。加齢で栄養の排出があたりまえに起きてます。だけど太陽をたくさん浴びて外で運動をするととても大きなメリットもあります。今日もたくさん外で活動しましょう
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