痛みがなくなっても歯の治療に行かなきゃ行けない理由
痛みはなくなった=神経(歯髄)が死んでいる状態。そのままにしておくと神経が腐ってはをよけいに悪くしてしまう。痛みを感じたりひいたりの波があるときは歯の細胞がバイ菌を出そうと必死で戦っているとき。痛みがなくなったからと言って自己治癒、治ったわけじゃない。
口腔内の状態をできるだけいい状態に保つ方法
・ていねいな歯みがき(歯間ブラシも活用)
・運動とバランスのいい食事
パッと思い付くのって多分これですよね。今日はここにプラスしていくつか説明していきますね。
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骨代謝
壊して作ってを繰り返すして強度のある骨を作る。
骨は古くなった骨を壊しながら新しい骨を作り続けます(脱灰)古い骨に破骨細胞が集まってカルシウムを吸収しながら新しい骨を形成していきます。そのときにカルシウムやミネラルが溶け出していきます。骨芽細胞と破骨細胞は骨代謝の調節をしています。
骨芽細胞=新しい骨を作る
破骨細胞=骨を分解、古い骨の除去
骨はこのサイクルをしているけど歯は骨吸収だけ。骨を壊す破骨細胞だけなので口の骨(顎)は何もしてなくても常に溶けて減り続けてます。歯周病、抜歯をしたまま放置、入れ歯を長期間使用、生まれつき、加齢で歯茎の骨が痩せると言われています。私達が今の時点でできることって口腔内をできる限り清潔にすること、治療が必要になったらすぐ治療に行くことなどに限られてますよね。なので前々回書いた歯間ブラシって本当に大切だと思います。だけど歯茎が傷付いたらバイ菌が入って弱っている歯や歯茎が悪くなってしまうので使い方に気をつけてくださいね。
歯に必要な栄養はたくさんあります。タンパク質、様々なビタミン類、ミネラル。日頃からタンパク質の摂取が少ない人は体内のタンパク質量が不足している場合があるので慢性的な栄養状態になっている可能性があります。こうなると生体防御機能が低下している場合があるので日頃からしっかりタンパク質を摂る生活にしてみましょう。タンパク質が不足していると歯茎が弱くなったり唾液量も少なくなって虫歯になりやすくなります。そして細菌やウィルスに感染しやすくなります。口腔内のことだけに限らず免疫機能も低下傾向になるので様々な病気にかかりやすくなってしまいます。そうなると市販薬や病院に受診して治療を受けるのは必要だけど正直これを繰り返し続けても根本的な解決にはなりませんね![]()
ミネラル摂取も大切です。ひとつ前のブログで書いたけど血流がよければバイ菌は口腔内にとどまらず血流に乗って血管内に流れていきます。そして最終的に体外に排出されていきます。なので歯の寿命を長くすることができるし余談になるけど健康的な体作りにもなります
そして血流をよくするのは鉄。鉄が不足すると血液内のヘモグロビンが減少して酸素の供給が悪くなって血液をうまく作れなくなってしまいます。そして血液の流れが悪くなるから弱っているところに影響が起きてしまいます。
ビタミンD。カルシウムの吸収率をよくするのでこれも必要です。ビタミンDは血中のカルシウム濃度、リンの濃度を高める働きがあります。カルシウムにはリンが必要で骨の形成に必要です。リンは加工品によく含まれています。だからと言って加工品ばかり食べていると体内でリンのバランスが高くなってカルシウムの吸収を悪くしてしまいます。食べるときは加工品ばかりを食べすぎていないか気を付けてくださいね。
そのほか必要な栄養はまだあります。ビタミンC、マグネシウム、ビタミンK、ビタミンA、ビタミンB群も必要です。何事もバランス良くが一番ですね![]()
ここで終わろうと思ったけど。ごめんなさい。もう一回
次に続きます。次で本当に終わりです。よかったらまた見てください![]()

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