4月30日、
つばき10周年記念、そして、
八木栞ちゃんの卒業公演に行ってきた。
武道館の天空席から見てたけど、
最上列の一個前までほぼ埋まり、
つばき史上、最高の入場者数とのこと。
メンバーの頑張りもだけど、
営業努力が実ってホントよかったね。
セトリはこちらです。
全44曲!
約2時間半もあっという間。
●悩まず前に進むのも青春の特権
八木ちゃんの卒業理由は、
子供の頃からの夢だったミュージカルの
オーディションを受けるため。
それも何年に一度しかないという
数少ないチャンスで、
彼女にとってはタイムリミットが
迫っていた。
オーディションに合格するかどうかは
わからないけれど、
そこにチャレンジしない人生は
彼女の中にはなかったと思う。
八木栞にとって、
人生とは『旅』なのである。
だから、夢に踏み出すことに対して
一切悩むことはしなかっただろう。
『My Darling』の
♪いつだって本当はね
もっと長くいたいんだけど
それすらも言えず今日もバイバイ
も、暗さや後ろめたさを感じさせない。
やぎしーの一点の曇りもない、
前向きな笑顔だけが印象に残った。
人生は『旅』なんだから、
悔いのないチャレンジをしよう、
素敵な人生にしよう、
そういう鮮烈なメッセージ。
残されたメンバーにとっても、
人生は『旅』である。
つばきファクトリーという『旅』の途中。
つばきから旅立つ八木ちゃんへ
エールを贈る気持ちと、
もっと長く一緒にいたかった気持ちと。
ちょっとだけ悔しさが滲むのも
垣間見えて、
そのコントラストの色合いも
卒業公演の醍醐味だったりする。
『意識高い乙女のジレンマ』や
『ふわり、恋時計』の
八木ちゃんの繊細で美しい歌声は
ホントに素晴らしかったのと同時に、
もうちょっと見たかったなと
思わせるものだった。
(『意識高い乙女のジレンマ』は10年先を進んでいる名曲だと再認識)
それぞれがつばき的な世界観を保持している
リトキャメの中でも
河西結心が担っているもの、
福田真琳が担っているもの、
八木栞が担っているもの、
豫風瑠乃が担っているものは
結構違う。
こと繊細な表現力という意味では
八木栞はいいモノを持っていた。
声楽をやっていただけあり、
ビブラートや声の揺らぎとか、
彼女にしかない武器もあった。
バースデーイベントの
ソロ歌唱でもその片鱗を十分に
見せていただけに、
惜しい気持ちもあるが、
惜しまれながらの卒業も悪くない。
(最も仲良しの真琳ちゃんが一番アッサリしてたのは
かなり前から卒業のことを打ち明けられてたからなんだろうね)
●10周年で株を上げるあんみぃリーダー
あんみぃの最後の10周年の挨拶、
とても立派だったね。
初期メンバーの中で
最後までつばきに残ったのがあんみぃで
そのあんみぃが武道館で
素晴らしいメッセージを残したことが
感慨深い。
同期メドレーの中でも、あんみぃがソロで
武道館のステージを独占して
『17才』を歌ったところが
一番沸いたもん(笑
前にも書いたけど、
彼女は姉御肌的なところがあり、
もともとリーダー適性がある子。
あんみぃの素朴で裏表がなく
優しいところが
メンバーの信頼を得ていると思う。
ひなーずの成長も
あんみぃが作る空気感の心地よさ
あってのことだね。
●その他感想
・シングル全曲やるということで
強引に詰め込んだ感は否めないけど、
初期曲を知ってもらうには
良かったのかな。
夜のヒットスタジオ方式の『うるわしのカメリア』えがった。
・みんな、知ってた?
最近海外で杏里が流行ってるらしいよ。
そういうところに目をつけるアップフロント。
自分は杏里世代だったわりに、
(バスケ部の合宿の時、先輩が部屋で杏里のアルバム『CIRCUIT of RAINBOW』をずっと流してた)
イントロ聴いても曲名が出てこなくて
老人ボケが進行していることを認識した。
・さにこ良かったね。
彼女達が安定してるので、安心して見れる。
とくに小野瑞歩。低い声を出せるのが貴重だし、
歌の表現力も素晴らしいものがある。
まおぴんの頭からタオルかぶる
長渕剛ムーブめっちゃウケる(なんで今長渕なんだ笑
涙もろくなったさおりん、
根はホントに優しい子なんだよ。
(パブリックイメージと実像があってない子)
・福田真琳ちゃんのぱっつんボブが
現代風モダンガールで優勝です。
ちょっと異国情緒を感じさせるところが好き。
『ベイビースパイダー』の
瑠乃ちゃん良かった。
あと村田結生ちゃんが垢抜けてた。
リトキャメに近づくべく頑張れ。
瑠乃ちゃんの今日のブログアツかった。
・「ヤギシオリ」ラストコール大会。
意外と「ヤギシオリ」って言う場面少なくて
ヲタクども消化不良だったんじゃない?
そんな中、『アドレナリン・ダメ』で
ここぞとばかりの「ヤギシオリ」大合唱に
笑ってしまった。
まあ、みんな落ち込まなくても大丈夫よ、
つばきには名前5文字のメンバー他にもいるから(笑
(ドイフウカ、ムラタユウ etc)
・『わたオバ』『気高く咲き誇れ』
『青春まんまんなか!』
のひなーず勝ち組だったな。
『青春まんまんなか!』の最後、
腕をくるくるするところやらせてほしいのに
メドレーのため切られたのわかってない。
・『君と僕の絆』を聞くと、
河口湖ステラシアター「灼熱」を思い出す。
これからアンジュで言うところの
『交差点』みたいな立ち位置の曲に
なっていくのかな。
メンバーがやぎしーに一言伝える場面で、
みんな泣かないようにしてるのに、
最後のあんみぃが言う前からもうボロ泣きで
竹内朱莉ムーブかましてて実に微笑ましい。