人には「喜怒哀楽」という感情があるが、
植村あかりには「哀」という
感情がない。
(というか人に見せない)

ひたすらポジティブシンキング。

そんなカラッと明るい卒業式。

セトリはこちら



今はひとりっ子も多いが、
兄弟姉妹がいる家庭の場合、
下の子は上のお兄ちゃんや
お姉ちゃんを見て育つので
成長速度も早いし、
やがて上の子を超えていくような
力をつけていく。

あーりーのいいところの
ひとつに
感受性の豊かさが挙げられる。

後ろから
(末っ子のポジションから)
じっと、先輩達のことを見ながら
いろんなことを吸収していって、
そこで蓄積されたものが
3代目リーダーと
なってから
発揮され出した。

あーりーも言ってたけど、
あーりーがオリメンの中で
一番最後に残るとは
思ってもみなかったし、

でも実際そうなってみると、
一番最後まで残っていたのが
Juice=Juiceを一番よく知る
あーりーで良かったな、
とつくづく思う。


おまけに歌のスキルの方まで
吸収していって、
研修生の頃とは見違えるくらい
最強の歌い手になっていった。

先天的な才能ではなく
菅井先生との名タッグや
誰よりも数多くのライブを
こなしてきたことにより、
努力で培ってきたもの。


あーりーこそ
Juice=Juiceの最高傑作である。


 

そしてJuice=Juiceへの誇りと愛情。

2016年、Juiceが最初に立った武道館
あの時と同じ白い衣装、
「Wondeful World」の合唱、
「続いていくSTORY」、
「愛・愛・傘」の傘のパフォーマンス。

あーりーが
あの時味わった感動を
後輩メンバーにも
味わってもらいたかったんだなと
思った。

わたしはこんな素晴らしい
グループにいたんだよ、
みんなも同じなんだよ、と。


一番感動したのは
ダブルアンコールで
あーりーが出たきたとき
言った内容までは
ハッキリ覚えてないんだけど、
「こんなに幸せなことってあるの?」
って、あーりーが言ったこと。

その無邪気な喜び方に
あーりーのピュアなところが
全部出ていたような気がする。

ストレートに、自由気儘に、
ありのまま生きる強さと
生来の優しさと純粋さ。

植村あかりって
ずっと、そんな人でした。

どこまでいっても
この人は幸せになれる人だなって思う。



あーりーと今まで長い間
Juiceで共有してきた思い出は
最高の宝物。

これからも
Juice=Juice Familyとして
ともに
後輩達の活躍を
見守っていこう。