●「悲しきヘヴン」秘話


この日のあーりーとの
デュオコーナーは
石山咲良。

歌うは℃-ute「悲しきヘヴン」。
(ちょうど1年前に川嶋美楓がBP賞を獲った曲でもある)

石山さんのお母さんが
植村あかりファンで
あーりーの声に合う曲として
この曲を薦めたらしい。

他の候補曲は
「Uraha=Lover」「天まで登れ」。

3曲のうちどれに決定するか
締め切り日まで悩んださくらち。
隣にいるいちかし(有澤一華)に
「どれがいい?」と
聞いていたが、
いちかしによれば
「石山咲良の中では『悲しきヘヴン』に
決まっていて、誰かに背中を押してもらいたいんだなと感じた」

曲が決まってからは猛練習の日々。
レッスン以外で
食事をしているときでも
口ずさんでピッチや歌い方を確認した。
いちかし曰く
「まるで千本ノックのよう」

当日。
極度の緊張のあまり
舞台袖で石山咲良は
大きな身体を震わせて
泣いていた。

このデュオはこの日限り。
ここに賭ける想いが感情の高ぶりとなって
抑えられなかったのだろう。

迎えた本番。
大先輩の植村あかり相手に
石山咲良は堂々と渡り合う。
それは初めて見る
石山咲良の姿だった。
あーりーもさくらちの声を聞いて
真正面から彼女を受け止めた。

思ったのは
努力(練習)は裏切らないということ。
研修生時代の石山咲良の歌を
知っている人は
この日の彼女を想像できなかっただろう。
それ程、素晴らしいデュオだった。

研修生時代に
「この子は努力し続けられる素質がある」
と見抜いてデビューさせた
大人達には
慧眼があったという他ない。


●「ガルビー」笑い?話


もう一人の研修生時代からの「努力っ子」、
江端妃咲である。
彼女はコツコツ地道に努力を重ねられる、
そういう「天才」である。

このえばっき、
「GIRLS BE AMBITIOUS」の
自分のパートで
完全にフリーズしてしまい、
歌詞を飛ばしてしまった。

まあこんなのは
オリメン時代から(朋子さんとかw)
よくある話である。

曲が終わった後、
誰かに頭をポンポンされ慰められると
えばの表情がみるみるうちに
クシャクシャになり
泣き出してしまったのだ。

意外な反応に
「えっ?」とヲタクからも笑いが。
その泣き方があまりにも
子供すぎて。
(思わず「泣かないでー」と言っちゃった)

ちなみに、この公演の前に
えばは里愛に
「どういうことを意識したらいいですか?」
とアドバイスを求めていたという。
里愛は
「ピッチとかリズムは問題ないから、
会場の雰囲気を感じ取って楽しむことが一番」
と答えたらしい。

で、「ガルビー」で
自分のパートが来る前に
会場の声援を聞いているうちに
フリーズしてしまったということらしいww

えば、面白すぎるわ。

その生真面目さと
お子ちゃまぶりに乾杯。

(これ本人見ると怒るだろうな)


●「おあいこ」MV


この日、新曲のうち最後まで
残っていた「おあいこ」のMVが
公開されたので一言。

ハロステで一部公開されていたので
楽しみにしていたが、
後半はほとんどあーりーの
卒業DVDマガジンみたいに
なっていた(笑

せっかく、あーりー連れて
駒沢オリンピック公園まで
ロケに行ったんとちゃうんかい。
(部分的には
初夏の木漏れ日に照らされるあーりーが
メロディラインと相まって

美しく撮れていたけど)

曲の世界観とちょびっと違う
MVにはなってましたが、
曲自体はこの日のライブでも
素晴らしかった。
(植村さん、段原さんもそうだが、れいれいが抜群に上手い)

曲調は南国音楽、ラップもあって
レゲエとかハウスがベースなんだけど、
そこに純和風の繊細で美しい
コード進行が混合して、
この2つの要素をハイブリッド化
できるのはつんくしかいない。

歌詞もタイトルも完璧。

この3~4年のハロプロで一番いい曲。

 

つんくさんのライナーノーツ

読んでみてください。

 

「てか、踏ん張れ」

MV中、あーたんの魅力爆発。

 

 

p.s.

あーりーに甘える

次女:りさち

三女:あーたん

 

この妹2人がずっとあーりーに

ひっついてるから

本当は自分が甘えたいんだけど

それを見て我慢してお姉さんぶっている

長女:由愛ちゃん

がかわいい。