ハーモニーホール座間も
もうすぐ工事のため
1年半くらい使えなくなるらしい。

アクセスはともかく
これだけ臨場感のあるホールは
なかなか無いので、
ここでライブが観れなくなるのは
寂しい。

この別れ?を惜しむかのように、
この日のコンサートの
つばきヲタの声援は

とんでもなかった。

PA席の前で
四方八方から音が響く場所だった
せいかもしれないけど、
ヲタクの声量・熱量がガチハンパない。
娘。ヲタのたなこうさんと
Juiceヲタの僕が度肝を抜かれたんで、
コレは本物でしょう。


セトリはこちら



●「レッサーレッサー旋風」吹き荒れる初日

石井泉羽ちゃん史上最速?の凱旋公演

1曲目は卓偉の
「Stay free & Stay tuned」、
コーラス曲ですね。
このヲタクのコーラスが
いきなりハンパなかった。
1曲目にこの曲を持ってきて正解。

んで、火がついたところに
「アドレナリン・ダメ」で
いきなりボルテージは最高潮。

3曲目も卓偉の「My Darling」だが
ここのCメロ
「あーなーたをー好きになって毎日がこんなに楽しくて」
のパートを石井泉羽ちゃんが歌うと
会場から「ウォー!」と

割れんばかりの歓声が!
泉羽ちゃん、
このワンフレーズで
完全につばきヲタのハートを
鷲掴みにしてしまったようだ。
歌声がキュートで
フレッシュさしかない、
まさにニューヒロインの誕生。

 


この泉羽ちゃん、神奈川県出身とのことで、
本日がデビュー戦にして初の凱旋公演。
(これはハロプロ史上初?)
ヲタクの「おかえりー!」に
「ただいまー!」と答える姿も初々しい。


村田結生ちゃんは
「スキップ×3」でウインクを決めたり、
土居楓奏ちゃんも
小さな身体を感じさせない躍動っぷりで
新人3人は

上々のデビュー戦を果たした。


●豫風瑠乃の圧倒的少女感

この日はメンバー全員
とても良かったんだけど、
個人的には豫風瑠乃ちゃんに釘付け。
かなりの時間彼女を見てました。

(ペンライトももちろん黄色≒マスタード)

子供と大人の中間にいる少女の
煌めきや感情の揺れ、可憐さ、刹那さ、
そういうのがパフォーマンスに
全部あらわれていた。

時には尖ったナイフのように鋭く、
時には柔らかい愛らしさもあり、
表情もその曲の情景に合わせて
コロコロ変わる。

いまの瑠乃ちゃんは、
思春期真っただ中の
ありのままの「女の子」なんよね。
これも一つのつばきの「象徴」であると。

そこに、歌もダンスも
彼女なりのこだわりが詰まっているから
もうハロプロの中でも
トップパフォーマーの仲間入りを
果たしていると言ってもいいくらいの

ハイクオリティ。

途中、最上段のステージで
足を滑らせて
派手に尻もちをつくシーンがあり、
「るのちゃん!」と
心配になるシーンもあったけど、
無事、ケガはなく。
あれだけ全力で踊っていれば
そうなります。

今日からつばきでは

瑠乃ちゃん推しになルノー!


●受け継がれていく「つばきの心」とは

新沼希空ちゃんにとっては
これがラストツアー。
VTR中の谷本安美ちゃんの言葉
「きそらと一緒に卒業すると思ってた」
には、なぜかちょっと

胸にくるものがあった。
きそあみのユルイ空気感と
優しく後輩を見守る雰囲気は
実は今のつばきに

マッチしていたりする。

リトキャメの4人は
ちゃんと先輩達が作ってきたものを
真正面から受け継いで、
誇りを持ってそれを
進化させていこうという姿勢が
ビシバシ伝わってくる。

ハロプロの中でも
つばきにしかない繊細さと
芯の強さを表現力に変えることのできる
稀有なグループだと思う。

グループとしても
より先鋭化したパフォーマンス集団への
過渡期であり、
そこには先輩達の想いも
ちゃんとエッセンスとして
含まれており、

今のつばきはそうした
「物語」が見えるグループに
なっているからこそ、
ヲタクもついていってるんだと思う。


●その他雑感

・衣装は2パターンとも良い。
なべさんも言ってたけど、
つばきの衣装にハズレはなく、
ちゃんとアイドルとして
正しい衣装選び(基本フワフワで女の子らしい衣装)を
してくれる。


・まおぴんは今の髪型にしてとてもいい。
スタイリッシュさと可憐さが
今までのまおぴんとは違う印象を
植え付けている。


・「弱さじゃないよ、恋は」の
さおりんの流し目の切ない表情が良い。
MCでは相変わらずの
可愛いアピールしていたが
(10センチ髪を切ったことにヲタクが気付かず怒っていたw)
こういう儚い表情の
さおりんの方が好きだったりする。

・おみずはコンサートで歌うのが
嬉しくて嬉しくてたまらない感じ。
ニコニコ屈託のない笑顔を見ると
ホントにこの子はピュアだなと思う。


・「七分咲きのつづき」など
河西結心ちゃんの「揺れる」歌声が
冴えまくっていた。
バイブレーション、この個性こそ、

つばきコンのアクセントになる。


・「アタシリズム」
この曲を聴きにきたといっても
過言ではないくらい好きな曲。
2番ソロパートで新沼希空の
隠れたポテンシャルがキラリと光る。
マイクスタンドを使っていたが、
そんなの必要ないくらい、
福田真琳のステップが素晴らしい。

・「妄想だけならフリーダム」
客席に背を向けた瞬間、
「ヤギシオリ」コールがくるぞと
ニヤリと一人ほくそ笑む

八木栞なのであった。