今日6月11日は℃-ute結成日。
そして鈴木愛理の20周年記念ライブ。

安定の雨。

舞美がいなくても
team℃-uteが集まれば
雨になるという。

演出スタッフは
℃-ute時代からの熟練の方達。
映像もしっかり見たいところを
見せてくれる。
コロコロ変わる愛理の表情がカワイイ。
本人、20代ラストを
意識しているようだが、
彼女、結局20代の間は
ずっとお顔が変わらなかったな。

そしていつものバンドメンバー。
コーラス、ダンサー含めて
レベルが高く、
これぞプロという公演を
見せてもらった。


セトリはうろ覚えで申し訳ない。
(4~5曲は抜けてるし、順番も怪しいです)



IDENTITY
Let The Show Begin
真夜中のメリーゴーランド
rescue
shmpoo
(愛理の20年ヒストリー映像)
独り占めしたかっただけなのに
たぶんね、
Midnight Temptation
JUMP
羨んじゃう
heart notes
No Live, No Life
ワープ!
(ラジオ体操第一)
ハートはお手上げ
ハイビート気分
初恋サイダー
ゴール
平等なメロディ

Kiss!Kiss!Kiss!
start again



℃-ute時代の曲、
Buono!時代の曲、
そして鈴木愛理ソロ時代の曲。

どの時代の曲も
今の愛理が歌って違和感ない。

セトリが一本道で繋がっている。

それは愛理が
今まで積み重ねてきた道を
大切にしていて、
さらにその上に新しい道を
築こうとしているからだ。

声出し復活で
「Midnight Temptation」
「JUMP」をやれば、
あっという間に昔の熱狂が
蘇ってくるかのようだ。

「JUMP」で
いつしかの武道館のように
ジャンプして
大合唱して。

ところどころのパートで
矢島舞美を、中島早貴を、
岡井千聖を、萩原舞を思い出す。

美と強さを誇っていたのが
℃-ute時代。

Buono!のときは、
気持ちにも余裕ができて、
エンタメを楽しむように
なり、

その2つの時代を経て、
今の鈴木愛理は
自分のすべてを
ファンの前でさらけ出すことが
できるようになった。

ひとの強さだけでなく
弱さも隠さずに
表現できるようになった。

you'll never walk alone.

ひとりの女性として
今の愛理は
ファンと共に歩いている。


「heart notes」という
バラード曲が心に響いた。


今日も迷いながら、
たどりついた
そのすべてが
僕らだけの物語

僕らのハートノート
甘さも 苦さも
抱きしめて全部

おなじきもち
そっと わけあっていこう


この伸びやかな歌声こそ
愛理の真骨頂。

この歌声を愛した「彼女」も
どこかで耳を澄まして
聴いているかもしれない、
そんなことを思いながら。



本編ラスト2で
愛理が今の自分の心境を
まさにあらわしている
曲として
Buono!の「ゴール」を歌った。

壮大なギターサウンドは
遥か先の、
未知の世界を想像させる。

誰もがみな、
人生という旅の途中を生きている。

ゴールとは、
常に見えないものである。

見えないから、前に進んでいける、
あるがままの自分を
受け容れながら。

この曲のときの愛理の表情は
迷いのない、
かといって力みもない
すごく穏やかで、
ずっと脳裏に焼き付いている。

20年という歴史の価値と
これからも続く約束の物語を
一緒に共有できたら素晴らしい。

you'll never walk alone.