先月の武道館から
Juiceとしては連続となる
春ツアー初日。

もう武道館で付けた自信が
そのまんま力となって
初日から、
武道館よりも更に
レベルアップした姿が!

 

今のJuice=Juice、
成長スピードがすごいことに
なっている。

 

若い子が自信つけると

飛躍的に伸びていくものだ。


10人それぞれにみどころがあり、

目が足りなすぎる。
それこそ、

このツアーを10回見たら、
10回分の新しい発見があるはず。

ぜひこのポジティブオーラを
多くの人に
肌で感じてもらいたい、

そんなことを考える初日である。

 


 

セトリを知りたい方はこちら



「ロマンスの途中」
「イジワルしないで抱きしめてよ」
「裸の裸の裸のKISS」

こうした昔の曲を歌うとき、
今までならオリメンの影がちらついた
ものだけど、
今はもう、そんなことも感じない。

堂々と、自分達の曲として
胸を張って、パフォーマンスしている。

曲の中に、ちゃんとそれぞれの
メンバーの居場所があるといった
表現が正しいだろうか。

ゆめりあいのバチバチした関係。
お互いに交わることなく、
自分のいいところで勝負。

由愛ちゃん、武道館では
前のめり気味だった歌も
今日はバッチリ。
どんどん声も色っぽくなって、
エロチシズムを感じる。

いちかし(有澤一華)は曲によって
声色を使い分け、
抜群の音楽センスを見せつける。
もうとっくのとうに
歌唱メンである。
重心の低いダンスも
実は隠れた持ち味だ。

そして、あかりんご(遠藤彩加里)。
とにかく「全部賭けてGO!!」の
あかりんごのダンスを見て欲しい。
おまけに
「愛のダイビング」では
歌でも先輩達に引けを取らなかった。
5年後にはどんなパフォーマンスを
しているのだろう、
Juiceを、いやハロプロを
牽引していく存在になってるのは
間違いない。

れいれい(井上玲音)の
「カモン!DJあかりんご!」で
始まったのは
「あばれてっか?! ハヴアグッタイ」。
サンフラワーの掛け合いが抜群。
この3人だからこそ出せる味。
それでも「こんなーんじゃ足りない!」
と言い放つうえむー(植村あかり)も、
サンフラワーまだまだこんなもんじゃ
ないだろうとでも言いたげ。

里愛には、れいれいの煽りが
「カモン!DJリンゴスター!」に
聞こえたらしく、
こっちの方が盛り上がるので、
次回からは「リンゴスター」呼びで。

10人版「GIRLS BE AMBITIOUS!」
さくらち(石山咲良)は
「黙ってりゃ美人、黙ってても美人さん?」
みたいな歌詞をもらっていた。
彼女の笑顔は、
ライブ空間を華やかにする。
そう言えば、ガルビーの間奏だったか、
いちかしとさくらちが自然と手を握り合う
場面があった。
「研修生の頃を思い出した」と
いちかしが述懐していたが、
2人の気持ちがシンクロした
わずかな瞬間を
見逃さなくてよかった。
この日、一番エモい瞬間だった。

今回の「CHOICE & CHANCE」は
れいれいのボイパバージョン、
要所を締めるれいれいの存在感。


「Never Never Surrender」は
もう完全にみんなが
いちかしのフェイクを
待っている状態。
Juiceに新しい武器が誕生したのだ。


最後の

「Goal~明日はあっちだよ~」を
歌い終え、
うえむーとるーちゃん(段原瑠々)が
じゃれ合いながらハケた後、
武道館と同じように
ビジョンに「Juice=10th」の文字と
メンバーのサインが映し出された。

そのサインは
進化して輝く1人1人の意志を
表すかのごとく、雄弁であった。


この10周年目、
Juiceにはいいことしか起きない。



 

この勢いは、ホンモノだ。