フクちゃんには、
明確な目標設定(ゴール設定)がある。

それは
愛しているモーニング娘。を
ベストな形で後輩に引き継ぐことだ。

そのためには
何をどうしたらいいか、
それをずっと考えてきた。

全てがゴールから逆算して
プランを立てている。

行き当たりばったりで
仕事をしている人達とは違う。

2023年秋卒業は、
かなり前から決まっていた話。

ただ、卒業発表のタイミングは
急遽、前倒しで決めた感がある。
理由は、言わずもがな。


フクちゃんが
この1年で見せていくことは
「フェードアウトの美学」である。

もともと彼女は自分から
私が、私が、と出ていくタイプでは
ないが、
今のモーニング娘。の中では
目立つポジションにいる。

後輩に主役のバトンを
受け渡していくにあたって、
フクちゃんは今のポジションを
少しずつ下げていくことになる。

来年の秋には、
また違ったモーニング娘。の形が
できあがっているはずである。

その時に今、
フクちゃんを叩いている
ヲタク達の見方も変わるのだろう。

その時に気付くのでは
遅いのだが。


来年、モーニング娘。'23に
新しいメンバーが入ってくる。

オーディションでもうすでに
光り輝く新しい才能が

見出されているかもしれない。

ハロプロ研修生から、
川嶋美楓や、
後藤花や、
上村麗菜ら、新しいスターが
入ってくるかもしれない。

モーニング娘。は、
変わっていかなければいけない。

そのビジョンをメンバーやスタッフ、
それこそヲタクも含めて
共有できるかどうか。

フクちゃんと同じ「覚悟」を
持てるかどうか。


モーニング娘。という灯を
絶やしてはいけない。