まなかんとちぃちゃんが卒業して
ハローにカントリーメンが
いなくなりましたので、
ちょいとここらで
振り返る意味でも、
好きな曲を挙げてみました。
なお、
カントリー・ガールズ名義で
音源化している楽曲を
対象としています。
また、
その楽曲の初披露当時の
メンバーの人数を併記しました。
なんでベスト10ではなく
ベスト11なのか。
それは、気ままな思いつき。
★11位 愛おしくってごめんね
(作詞:児玉雨子、作曲:加藤裕介、編曲:加藤裕介、A-bee)
6人(嗣永、稲場、山木、森戸、島村、小関)
カントリー・ガールズが
「始まった」のは
まなかんでもなく、
ちぃちゃんでもなく、
「嬉唄ちゃんフィーバー」
からだったことは
カントリーを語る上で
重要な出来事です。
ある意味、島村嬉唄は
ハロメンっぽくない「天然素材」でした。
そこが良かったんですね、
ピュアで、フレッシュで。
これだけ在籍期間が短かったのに
今でも語り継がれるメンバーは
なかなかいません。
★10位 ためらいサマータイム
(作詞:三浦徳子、作曲・編曲:安田信二)
5人(嗣永、稲場、山木、森戸、小関)
「嬉唄ちゃんフィーバー」後の
2ndシングル。
かなり地味な曲ですよね。
でも結構好きです。
元ネタはThe Beatles「Baby It's You」。
全編北海道ロケのMVが良くて、
カントリー=北海道のイメージを
復活させた曲でもあります。
「ダーリンかもね?」
ちぃちゃんのセリフの
イモっぽさが
数をこなすたびに
ほんのちょっとずつあか抜けていくのが
胸キュンでした。
(絶妙にイモっぽさが残るところが)
まなちぃの時代の幕開けです。
★9位 ブギウギLOVE
(作詞:三浦徳子、作曲:星部ショウ、編曲:菊谷知樹)
7人(嗣永、稲場、山木、森戸、小関、梁川、船木)
やなふな参加後初シングルとなる
3rdシングル。
この頃から新たな方向性として
ロカビリー路線に傾倒していきます。
ふなっきは研修生時代から注目していて、
モーニング娘。のセンターでもいいな、
と勝手に思っていたのですが、
カントリーに入れたことで、
事務所のカントリーを大きくしていこう
という意志を感じ、
新生カントリーへの期待が
さらに膨らんだのでした。
ちなみに、この曲の
「あたしのこと、マリアと呼んでいいわ、今日から」
はまなかんの見せ場。
まなかんが去った後は、
山木さんがこのパートを
受け継いでいます。
テカテカの衣装も好きなので9位です。
★8位 妄想リハーサル
(作詞・作曲:星部ショウ、編曲:鈴木俊介)
5人(嗣永、稲場、山木、森戸、小関)
カントリー初ライブツアーで
初披露した曲。
アップテンポな
モータウンサウンドで
非常にノリが良く、
カントリーのライブの幅が
広がった曲でもありました。
「あ、ゴメンな、大丈夫?」
「は、はい!」
おぜちぃカップルがこの頃から
デキ上がっていきます。
当時はちぃちゃんがおぜこに
くっついてばかりだったのに
ここ数年は逆転現象が起きてますね。
★7位 キスより先にできること
(作詞:児玉雨子、作曲:魚住有希、編曲:菊谷知樹)
5人(嗣永、稲場、山木、森戸、小関)
これも初ライブツアー用の曲。
あんまり有名ではないですが、
パンキッシュなノリが好きで、
個人的に大好きなので
ランキングからは外せないな、と。
他のハローのグループでは似合わない、
こういう良質なアイドル・ポップスを
聞けるのも
カントリーの魅力でしたので。
★6位 待てないアフターファイブ
(作詞:児玉雨子、作曲・編曲:石井健太郎)
5人(山木、森戸、小関、梁川、船木)
ももち先輩がいなくなり、
グループ活動の縮減化を余儀なくされた
カントリー・ガールズ。
それまでの「カワイイ曲」だけでなく
こうしたJAZZYでオトナっぽい楽曲にも
挑戦してたのが
この5人時代の特徴のひとつかなと
思います。
「ウチら、こういう曲もできるんやで」
そんなメッセージが
聞こえてきそうです。
★5位 小生意気ガール
(作詞:福田花音、作曲:ジンツチハシ、編曲:平田祥一郎)
5人(山木、森戸、小関、梁川、船木)
ももち先輩卒業後のデジタルシングル。
事務所は、ももち先輩卒業後に
カントリー・ガールズを
たたむ予定だったと思います。
嗣永桃子がベリから客を引っ張ってきた
グループなので
嗣永桃子がいなくなったら持たない、と。
ホントにそうだったんでしょうか。
大幅コストカットのため、
デジタルシングルでMVもお手軽に
作ったもの。
でも曲自体は素晴らしかった。
この曲作りに携わった人たちが
それぞれプロフェッショナルな
仕事に徹した成果だと思いますし、
かけたコストとクオリティは
必ずしも比例するわけではないことを
証明した曲でもあったと思います。
★4位 VIVA!!薔薇色の人生
(作詞:児玉雨子、作曲・編曲:加藤裕介)
6人(嗣永、山木、森戸、小関、梁川、船木)
この曲を挙げないと
モグリだと思われてしまいますね。
渋谷公会堂でのラストライブの
アンコール最後もこの曲でした。
「困難、荒波、大歓迎」
というポジティブさと、
やなふなのアルプス一万尺の
多幸感が
当時のカントリーの象徴でした。
★3位 恋はマグネット
(作詞:井筒日美、作曲・編曲:Yasushi Watanabe)
7人(嗣永、稲場、山木、森戸、小関、梁川、船木)
「ブギウギLOVE」
「ランラルン~あなたに夢中~」
と同時にリリースされた
カントリー初の
トリプルA面シングルの1曲。
叙情的なメロディが
いつまでも耳に残る名曲。
この曲にまなかんのイメージを
重ねる人は多いでしょう。
実際、まなかんの色香が
この曲に艶(つや)を与えていました。
★2位 傘をさす先輩
(作詞:福田花音、作曲・編曲:KOUGA)
5人(山木、森戸、小関、梁川、船木)
舞ちゃんの出だしのソロで
グッと心を掴まれます。
兼任組の3人と比べて、
活躍する場が限られていた
舞ちゃんと山木さんですが
そんな2人が意地を見せて、
持っているすべての力を
ぶつけてきたのがこの曲。
はなればなれに活動していても
それだけカントリーに
「真剣」だったってことですね。
以前のブログ「セブンスコードの使い手」
でも触れましたけど、
美しいコード進行に惚れ惚れします。
★1位 気ままな片思い
(作詞・作曲:MITZ MANGROVE、編曲:高橋諭一)
6人(嗣永、山木、森戸、小関、梁川、船木)
やなみんが卒業曲にこの曲を
選んでくれたことが
本当に嬉しかったです。
好きな子と2人きりで
一緒に並んで歩くだけの
そんなプラトニックな出来事に
今でも憧れます。
でもなかなか叶うことのない
夢の中の話を、
カントリーが歌ってくれることで
救われる気持ちになるということも
あるのです。
本当なら彼女達だって
そういった青春を過ごすことも
できたはず。
でもそんな貴重な時間を
アイドル活動に
割いてくれたことに
感謝するのです。
いまでも
バースデーイベントなどで
カントリー・ガールズの曲が
よく歌われます。
カントリーならではの
楽曲や世界観が
愛されている証拠だと
思いますし、
これからも歌い継いで
いってほしいですね。