8人の写真をずっと眺めてる。
先日の武道館について
ちょっとだけ。
メンバーも大幅に変わって、
曲もアルバムから
新しい曲を中心に
やっていたけど、
いつもの「Juiceの武道館」でした。
同じハロプロでも
グループによって
武道館公演の空気感って
違っていて、
それぞれ独特の世界線、
パラレルワールドがあります。
Juiceには
Juiceの武道館の「色」がある、
ということですね。
とくに、Juiceにとって
武道館は大切な場所で、
それは「220ツアー」という
グループを大きく成長させたツアーの末にたどり着いた聖地、
という物語性も含めた意味合いが
大きいと思うんですけど、
他のグループよりも
武道館に対する思い入れは
強いんです。
だから、メンバーはもちろん、
Juice=Juice Familyも
1つ1つの武道館公演を
大事に作り上げてきたという
「自負」がありました。
それが今回、
メンバーが変わろうが、
曲が変わろうが、
「いつもと変わらない武道館」
だったことに
大きな感銘を受けたのです。
これが伝統の力というんですかね。
正直、説明がつかないんですよ、
なぜそうなったか。
あーりー(植村あかり)だって、
今までと同じようにやろうなんて
思ってなかったと思うし。
「夢を見てるみたい」
「あとで映像を見返しても、自分が自分じゃないみたい」
それこそ何か別の力が
働いていたかのような
不思議な感覚だったことを
いちかし(有澤一華)、
りさち(入江里咲)は
ブログに書き残しています。
武道館という「磁場」が
生み出すパワーと
グループが積み重ねてきた
伝統の力が、
クロスオーバーしたんでしょうか。
ちょっと話は脱線するけど、
今まで「さんざん」他のメンバーを
見送ってきたあーりーも、
今回、珍しくしんみりした表情を
浮かべていた瞬間があって。
リーダーという立場で、
初めて自分の後輩を見送ることになって、
今までとは違う感情が
あったようには見えましたね。
自分はサッカーが好きなので、
よくサッカーに例えて話しますが、
スター選手がそのクラブチームから
たくさん抜けても
相変わらずそのクラブを
応援するって人は
それなりに残るじゃないですか。
ハローもそういうところが
あるように思います。
バルサから
シャビ、イニエスタ、メッシが抜けて
世界一のチームじゃなくなっても、
今はシャビが監督として帰ってきて、
試行錯誤しているところを見ると、
やっぱ応援したくなるんですよ。
Juice=Juiceも、
あーりーがリーダーになる未来なんて
昔は想像もしてなかったけど、
あーりーだーのもと、
これからまた
新しいJuiceを作っていくんだと思うと、
ワクワクするところもあるんですよ。
まなかん(稲場愛香)が
「如雨露」で水をやってくれたように
未完成のグループを
これから一緒に作り上げていく。
もちろん、先輩達が紡いだ
「伝統」というバトンを
大切に繋げながら。
「いつの時代のJuice=Juiceも好きになってほしい」
その言葉を胸に。