ちょうど2年前の2月23日。

新宿ReNYで、
つばきファクトリーの
3周年ライブがあった日だ。

思えばあれが、
声を出せる最後のライブで、
そこから「長い沈黙」が始まった。

あれから2年。

ハーモニーホール座間の
椿の花たちは
みんな逞しくなっていた。

フレッシュな4人を加えて、
たおやかに色香も増し。

※「たおやか」とは
おしろやかで上品、美しいさま。
☞河西結心談。

そんなつばきファクトリー、
ホントにいい「チーム」になったなと
改めて感じ入った。

合言葉は「心をひとつに」。



キャメリア、ファイッ!


<セトリ> ※夜の部

01.低温火傷
02.ガラクタDIAMOND
03.約束・連絡・記念日
MC
5周年企画 キャメリア川柳(優勝者:秋山眞緒)
「また明日 手を振り別れ 背を向けて」

04.涙のヒロイン降板劇
05.I Need You~夜空の観覧車~
06.恋のUFOキャッチャー
07.抱きしめられてみたい
08.断捨ISM
09.初恋サンライズ
10.今夜だけ浮かれたかった
MC
11.帰ろうレッツゴー!



今回のライブ、
ステージングは全て

メンバー達で考えたもの。

どうやったら

このパフォーマンスを
ファンの元により届けられるのか。

周りの大人達を頼らずに
自分達で作り上げた。

とてもいいパフォーマンスだった。

オープニングで、
インディーズ時代の

懐かしい映像が流れた。

キキちゃん(浅倉樹々)が言う、
「みんな(あれから)お姉さんになった」と。

5年という月日の間で、

積み重ねてきた経験が
こうして実を結んでいるのは、

間違いないが、
昨年加入した4人の存在も大きい。

きしもん(岸本ゆめの)が言う、
「4人が入ってきてくれたおかげで、つばきは変わった」と。

そんな4人だが、
河西結心ちゃんは、
今回のレッスンやリハーサルで、
先輩達の実力を

改めて思い知ったと言う。

豫風瑠乃ちゃんは、
研修生の頃、

声が大きいと悩んでいたが、
今はこの大きなホールに響く声で

思いっきり歌っている。
周りにもっと声の大きい先輩がいるから、

遠慮も要らない。

福田真琳ちゃんは、
ステージのどこにいても存在感がある。
その立ち姿と声ですぐわかる。

八木栞ちゃん、
これほど無邪気な子もなかなかいない。
ちょこんとお辞儀するときの可愛らしさ、
一生懸命説明するときの身振り手振り。
さおりん(小野田紗栞)が

「自分カワイイ」芸をすると、

嬉しそうにはしゃぎ出す、
すっかり、さおりんの舎弟だ。


 

そのさおりんとまおぴん(秋山眞緒)、

おみず(小野瑞歩)。
MCになるとおちゃらける3人だが、
ライブ中のアイコンタクトに、
お互いの絆を感じる。
おみずのデコ出し目立って可愛かった。

底抜けに明るいムードメーカーの
あんみぃ(谷本安美)は相変わらず。

きそ(新沼希空)は、

ハロプロのアイドルとして恥じぬよう、

前進を続けていきたいと
慎重派のきそにしては珍しく?

前向きな発言をした。

そして最後のMCで

感慨深そうに客席を見渡した

リーダーのりこりこ(山岸理子)。

みんな、言葉に出さなくても、
つばきへの帰属意識が高く、
心の奥で、

つばきのことを愛しているのが伝わってくる。

それぞれが自分のやるべきことを

言われなくてもわかっている。
 

たぶん、

今ハロプロの中で

つばきファクトリーが

一番強い「チーム」だ。


ラストの「帰ろうレッツゴー!」で、
ヲタクの手拍子をバックに
メンバーからのメッセージが映し出された。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



チャチャ、チャチャチャ!
チャチャチャチャ、チャチャ!


6年目の春、
止まっていた時計の針が、

また動き出した。