ほまたんの「...したい」が、
「エッチしたい」に聞こえる。
そんな年頃なんですかね、
俺が(苦笑
◆モーニング娘。'21「Teenage Solution」(作詞、作曲:つんく、編曲:平田祥一郎)
生命力は有り余っているのに、
そのパワーをどこにぶつけていいか
わからないのが10代。
苛立ち、寂しさ、
未来への漠然とした不安。
その鬱屈したパワーのベクトルが、
りおほまめい3者3様で異なる。
北川莉央は、自分のことをもっと伝えたいと
ベクトルが自分の外側に向かっている。
岡村ほまれは、自分のことをわかってほしいと
ベクトルが自分の内側に向かっている。
山﨑愛生は、自分はまだその時じゃないと、
ベクトルがパンダさんに向かっている。
鬱屈した青春以外を知らない自分にとって、
解決(solution)することのない
こうしたもやもやした感情の方が
リアリティがある。
つんくは前回の15期との対談で、
3人の性格の違いについて、
なんとなくの輪郭は掴んだのかもしれない。
それが、間奏部のセリフの
「言い方」の違いにあらわれている。
モーニング娘。のメンバーに再び興味を持ち、
そこから曲作りの構想を膨らませていくスタイルの
復活第一歩としては、
まずまずと言えるのではないだろうか。
つんくには、他のメンバーにも
より興味を持ってもらえるといいのだが。
楽曲的な部分では、
やはりAメロ、Bメロの「作り」は上手いと思う。
Aメロはほとんど
D(レ)、E♭(ミのフラット)、G(ファ)、F(ソ)の
4音で構成されているが、
最初の8小節と次の8小節でリズムを変えて
巧みに変化を付けている。
GFGF GFGF GF AGFE♭
ふざけて過ごす土曜 なんかは
GFGF GFGF G BGFE♭
無邪気に100均で フザけて
の「フザけて」で1音上がるところが
ギアを上げる工夫で、
そういうスピードアップを図る箇所は
佐藤優樹に歌わせている。
またBメロの裏声を使うところは、
羽賀朱音、森戸知沙希の
湿度の高い声の特徴を生かし、
加賀楓→牧野真莉愛→横山玲奈と
繋いでいくところも含め聴かせどころであり、
MVのカメラワークも良い。
一方でサビは、
ここ最近のつんく作品の傾向にあるように、
淡泊でアッサリしている。
15期で始まった曲だが、
終わってみればまーちゃんの曲、
そんな印象である。
P.S.
おーだのレッドホットチキン食べ過ぎ問題。
よくあのスタイルと小顔が維持できるもんだ。