「今度、『ともこりん』が共演しますよ!」と
佳林ヲタのTACA。さんに話したのが、

4月のゆかにゃBDイベのこと。

「こんなにも早く、朋子とまたJuiceの曲をやるとは思わなかった」と
佳林ちゃんは言うけれど、
おりひめとひこぼしのように、
この2人、1年に1回は再会する機会を

今後も作るべき。

これは、佳林ちゃんモチベ維持のためですぞ(笑

久々ショートヘアの佳林ちゃんよき。


今回は、

M線会員のTACA。さんに泣きついて
チケット取ってもらいましたが、
自分もいずれ、

M-line clubに入会することになるのかな。


<参加メンバー>

鈴木愛理、PINK CRES.(夏焼雅、小林ひかる、二瓶有加)、宮本佳林

ゲスト:金澤朋子(Juice=Juice)
 


<セトリ> ※2部

01.付き合っているのに片思い(Berryz工房)/鈴木、PINK CRES、宮本
MC
02.CRAZY ABOUT YOU(ミニモニ。)/小林、二瓶、宮本
03.Dissolution/鈴木愛理
04.若者ブランド/宮本佳林
05.Think over/PINK CRES.
06.イジワルしないで 抱きしめてよ(Juice=Juice)/全員
MC
07.愛おしくってごめんね(カントリー・ガールズ)/宮本、金澤
08.あなたを想う帰り道/金澤朋子
09.即 抱きしめて(℃-ute)/夏焼、鈴木
10.21時までのシンデレラ(Berryz工房)/夏焼、鈴木
11.タメライ/宮本佳林
12.Etcetera/PINK CRES.
13.STORY/鈴木愛理
14.告白の噴水広場(Berryz工房)/夏焼、金澤
15.レディーマーメイド(ダイヤレディー)/鈴木、金澤
MC(あいり&かなとも)
16.Fiesta! Fiesta!(Juice=Juice)/全員
17.Kiss me 愛してる(℃-ute)/全員
MC
18.超HAPPY SONG(Berryz工房×℃-ute)/全員


自分にとってハロプロの歴史とは、
ベリキュー+J=Jなので、

それがギュッと凝縮されたような90分でした。

とか言いながら

ミニモニ。の「CRAZY ABOUT YOU」が

まず良かったよね。
こういうのをやらせたら

「ハロプロの申し子」宮本佳林の右に出る者はいませんよ。

さすがのリズム感でした。

それと、二瓶ちゃんはPINK CRES.に在籍した5年で、
本当に歌が上手くなった。
声量も豊かで、安心して聴いてられる。
さらに、小林ひかるのラップもこの曲にハマって、掴みはOK。
これを見せつけられると、

ピンクレの解散はもったいない、と思う。

愛理、佳林のソロ曲、ピンクレのアルバム曲を挟み、
ゲストのかなとも(金澤朋子)が登場して、
センターに佳林&朋子、

バックに夏焼、愛理ら大物を従えての「イジ抱き」披露。
久々にオリメン版「イジ抱き」を聴いたが、
やっぱり2人の歌のクセが強い。
これだけ自分のスタイルを持っている歌い手が

他にどれだけいるかって話。
(ハロプロ界隈だけでなく、J-POP界全体を見渡しての話)

ここにさらに紗友希がいたわけだから、

その破壊力は推して知るべし。


ここで、佳林ちゃんの持ち込み企画、

ともこりんデュオ。
「朋子に歌わせたい曲」ということで、

ブリブリのアイドル曲、

カントリー・ガールズの「わかごめ」をチョイス。
これは佳林ちゃんが仕掛けた、

朋子にとっては、罰ゲーム?!
しかしそれを普通に受け入れてガッツリ歌うところに、
朋子の佳林ちゃんを尊重するスタンスというか、

信頼関係が見て取れる。
実は、こういうカワイイ系の曲は

「自分には似合ってない」と思ってるだけで、
「歌うのは嫌いじゃない、ってゆうか、むしろ好き」

なのかもしれない。


ちなみに、朋子のパブリックイメージは

「セクシー」とか「オトナの魅力」というのが
上位にくるのだろうけど、

自分がそう思ったことはほとんどなく。
むしろ、朋子のことは

「こんなにカワイイひと(女性)は他にいない」と
思ってるタイプなので、

ある意味、佳林ちゃんの見方に近いのかもしれん。

そんな「わかごめ」からの、

直後の朋子ソロ「あなたを想う帰り道」への落差が激しい。

頭の中を切り替えるのに

ちょっとだけ戸惑った(佳林のせい)が、

久しぶりにこの名曲を生で聴いて、

また新しい境地を見せてくれたような気がした。

もう、いつでもソロデビューできる準備は整った、

という感じ。
「あれだけ口からマイク離して歌うのは和田アキ子さんくらい」

とは愛理の弁。

 

雅と愛理でベリキューの曲を交互に1曲ずつ。
長い時間を共に過ごしてきた戦友だけに、

お互いのことはもう知り尽くしている。

そんな2人は、朋子にとって大切な存在。
ラジオ「爆夜(ばくない)」の先代パーソナリティーである夏焼先輩は、
ナルチカで一緒に各地を回り、

身近でいろいろなことを教えてくれた先輩。
そして鈴木先輩は、憧れのスターであり、

この世界に導いてくれた人。
愛理は「かなともってマジメだけど、はっちゃけることあるの?」

って聞いてたけど、
愛理の前では、さすがに朋子も緊張してネコかぶってるよね。
そりゃあね、年齢は1つしか違わないけど、
子供の頃に憧れたスターは永遠の憧れの存在だから。
そこはいつまで経っても、

お互いどんな立場になっても変わらない。

もともと公務員志望のお堅い少女は、
芸能界に入りたい、と思うこともなく、
ただサイン入りポスター欲しさにカラオケ大会に出たら

優勝してしまい、
いきなり中野サンプラザという舞台で

ベリキューと共に「超HAPPY SONG」を歌い、
気が付いたら今日、

夏焼先輩と鈴木先輩と

2人肩を並べて歌う立場になっている。

 

客観的に見ていた夢の世界が、

突如として(思いがけず)、

現実の世界に様変わりする。

そんな不思議な能力を、金澤朋子は持っている。

そしてパフォーマンスになると

緊張していたのが別人かのようにスイッチが入り、
憧れの愛理と共鳴する「レディーマーメイド」へ。
この圧巻のパフォーマンスにもまた、

スター性を感じる所以がある。

そしてその鈴木愛理さま、
「ここ、めぐろパーシモンホールって、

どこかで来たことがある会場だなと思ってたら、

高校の卒業式をここでやったのを思い出した」と仰天告白。
このステージで答辞を読んだ記憶が蘇ってきたという。
その頃、すでにトップアイドルにして、学校では卒業生の代表。
こんなストーリー、マンガの世界でもなかなかない。
鈴木愛理という人の人生もまた、ミラクルとしか言いようがない。
「STORY」で会場を支配し、
「Kiss me 愛してる」で℃-ute時代の興奮を蘇らせた愛理には、

先輩スターの貫禄を見た。


「それぞれ違うグループだったのに、

昨日今日でこうして一緒に合わせてみると、
昔からずっと同じグループでやっていたかのように感じる」

とみやは言う。
脈々と受け継がれるハロプロのメソッド。
いきなりセッションすることになっても、

同じ「言語感覚」を持つ者同士、
響き合える仲間がいるということが素晴らしい。

今日のステージには、プロしかいなかった。



P.S.
ちゃんさん、サスペンダーパッチンは未遂に終わった模様