伝説に残る「大器晩成」のわかなくんフィーバーを経て
2日間に渡ったひなフェスもいよいよオーラス。
どの公演もみどころがあったし、新たな発見もあった。
そんなパワーが最後に集結して爆発したような
胸高まる最終公演になった。
今年のひなフェスは良かったね!
ハロプロの春はもうすでに満開宣言です。
<セトリ>
▼モーニング娘。'21
01.ギューされたいだけなのに
02.恋愛Destiny~本音を論じたい~
03.ロマンスに目覚める妄想女子の歌
▼ハロプロ研修生
04.やっちゃえ!GO!GO!/ハロプロ研修生
05.Oh No 懊悩(こぶしファクトリー)/研修生ユニット
▼BEYOOOOONDS
06.激辛LOVE
07.こんなハズジャナカッター!
08.ビタミンME
▼つばきファクトリー
09.三回目のデート神話
10.笑って
11.My Darling~Do you love me?~
▼シャッフルユニット
12.The 美学(松浦亜弥)/小田さくら、為永幸音
13.晴れ雨のちスキ♡(モーニング娘。さくら組)/羽賀朱音、一岡伶奈、島倉りか
14.春 ビューティフル エブリディ(モーニング娘。)/譜久村聖
▼Juice=Juice
15.DOWN TOWN
16.好きって言ってよ
17.如雨露
▼アンジュルム
18.限りあるMoment
19.ミラー・ミラー
20.臥薪嘗胆
21.AS FOR ONE DAY/Juice=Juice&つばきファクトリー
22.Are you Happy?/アンジュルム&BEYOOOOONDS
▼モーニング娘。'21
23.The 摩天楼ショー
24.このまま!
25.純情エビデンス
26.ナルシス カマってちゃん協奏曲第5番
27.わがまま 気のまま 愛のジョーク
28.Be Alive/全員
つばきのカップリング2曲
「恋のUFOキャッチャー」「My Darling~Do you love me?~」
どっちもええなあ、
8人並んでの振り付け可愛かった。
こういうつばきにしか出せない味は大切にして欲しい。
研修生にホールコン先に越されたとか
いろいろ言われるけど、
ちゃんと武器を持ってるグループだからね、
新メンバーの加入が起爆剤になりそうな予感もするし、
頑張れ、つばきファクトリー。
●シャッフルユニット
おーだ(小田さくら)とタメ(為永幸音)のデュオ。
小田ちゃんがタメに寄り添うわけでもなく、
また突き放すわけでもない、
ちょうどいい距離感を保ちながら、
自分のパフォーマンスに集中しているのが良い。
こうなると、タメも思いっ切り自分の力をぶつけるしかない環境に
身を置かれることになり、伸び伸びと今の力を出し切ってて、
結果的に、タメの良さが引き出されていたと思う。
(つまりは小田ちゃんの計算通り)
あかねちん(羽賀朱音)、いっちゃん(一岡伶奈)、りか様(島倉りか)の
「晴れ雨のちスキ♡」は、
3人の個性と選曲がピタリとハマっていて、
今回のひなフェスのシャッフルユニットの中では
一番自分の中でしっくり来て最高だった。
(曲を決める際もほぼほぼ即決だったとのこと)
そしてフクちゃん(譜久村聖)の「春ビュー」。
この3曲の流れはホント完璧だったな。
まさに春の訪れを予感させる爽やかな高揚感と多幸感。
これでこそ「ひなフェス」って感じがする。
さすがフクちゃん、
ケンケンパーも抜かりなくやってくれた。
●モーニング娘。'21の底力
「ひなフェス」のモーニング娘。は、
いつも以上に熱のこもったパフォーマンスをする、
と言ったのはMCのりこりこ(山岸理子)だったか、
改めて、今のモーニング娘。'21の底力を証明するような
オーラスを飾るにふさわしい圧巻のライブだった。
まず、フォーメーションダンスの完成度。
餅は餅屋、ではないが、
ハローのグループの中で、
メンバー全員のダンスや振りが綺麗に揃っていて、
一つの表現体として意味を成しているのは
モーニング娘。だけ。
この一体感は他の何物にも代えがたいものがあり、
メンバー1人1人の気持ちと相まって、
強いメッセージ性を持って観る者の心をたぎらすパワーに満ちている。
「これ、もう春ツアーじゃん」と観てて思った。
本来なら、3月4月は春ツアーで全国を回っている頃。
それができない代わりに、ここに全てをぶつけるんだ、
そう言わんばかりの気概を、メンバー全員からもれなく感じた。
技術的な完成度の高さと、ノンストップの疾走感。
そして熱いハートと一体感。
これでヲタが声を出せていたら、
ボルテージは最高潮に達していたと思う。
長い間、同じメンバーで固定化されているのも
間違いなく、いい方向にあらわれている。
最後、フルコーラスの「Be Alive」も感動的だった。
いいライブを、ありがとう。
めいち(山﨑愛生)が来ることが多かった。
めいちゃんのダンスは基本に忠実というか、
無駄のないキレイな動きをする。
どうしても、パンダさんキャラの方に目が行ってしまうが、
基本スキルが高いからこそ、人を楽しませるパフォーマンスができる。
やっぱり、めいちゃんには「プロ」を感じる。
「石田のパン」第2弾に向けて、あゆみん、動きます。