まなかん(稲場愛香)の2冊目写真集「ラヴリネス...」(オデッセー出版)が
早くも人気沸騰の兆し。
発売日の翌日、12月28日には秋葉原・書泉ブックタワー9Fで
写真集発売記念の
個別お話し会が催されるが、
予定配布枚数の販売はすでに完了。
昨今のまなかん人気を証明するような勢いだが、
聞くところによると、
1人で170冊買い占めたヲタクがいたとか。
本来、これだけ大枚をはたいてくれるヲタは
事務所にとって大変ありがたい存在なのだが、
これが今回みたいな販売枚数の上限が決まっている
イベント券付きだと、
この買い占めによってイベントに参加できないヲタが
多数あぶれることになるわけで、
某掲示板でもブーイングが発生する事態になっている。
昔からこうしたリリイベ、握手会での参加券買い占め、
ライブでの最前列買い占めなどは
よくあることで、
つぎ込んだ金額の大きさ、
あるいはどこまでも追いかける行動パターン等が
ヲタとしてある種のステータスとされてきた。
リリイベで何度もループして
「鍵閉め」(一番最後に握手すること)するヲタクを
みんなで眺める風景は、
何度遭遇しても奇妙なものだ。
昔からあるそんな概念に対し、
最近では「トップヲタ」(TO)という言葉で呼ばれるようになったり、
肯定的な意味合いで捉えられることも多い。
しかし一方で個人的に思うのは、
そうした行為が独占欲や
承認欲求を満たすためだけのものに
感じられるケースも少なくない。
相手(推し)の気持ちは考えずに、
自分の欲をただただ満たすことが目的となってしまう場合、
破産するまで欲望のまま突っ走るか、
逆にそれが「義務」になってしまい、突然急に醒めてヲタを卒業するか、
両極端の結果が待ち受けている気がする。
アイドル側の立場からすると、
1人に100冊まとめて買ってもらうより、
100人に1冊ずつ買ってもらう方が正直嬉しい。
できるだけ、多くの人に応援してもらうことが
彼女達のステータスなのである。
ここにヲタク側の目線と、大きなズレがある。
以前、「アイドル『ガチ恋』のススメ」というブログを書いた。
ガチ恋でもいいじゃないか。
でも、残念ながら彼女達の気持ちを
お金で買い占めることはできない。
フツーの恋愛と一緒である。
P.S.
しぶひなちゃん(≠渋谷妃菜ちゃん)の快進撃でハロドリが中止に。
研修生内オーディションの行方は、研修生発表会に持ち越された。