さっきまで、テレ東で「ハロドリ。」(月曜深夜1時~)観てました。

今回の放送は、中止になった先月3月の研修生発表会の代わりに、
研修生達が、ハロプロの先輩達(譜久村聖、小田さくら、加賀楓、岸本ゆめの、浅倉樹々)を前に、スタジオライブをやるという、研ヲタにとってはとてもありがたい神企画。
 

曲目は、
「43度」
「Crying」
「愛あらばIT'S ALL RIGHT」。

ただやっぱり、Zeppで濃いヲタ達に囲まれてあの熱気ある雰囲気の中でやるライブと、
無観客のスタジオライブは別物ですね。冷静に一歩下がった目線で見てしまう。

研修生発表会だと、研修生が元気に出てきて、ヲタが盛り上がって、
そのパワーがまた研修生に伝わって、相乗効果でもう一段階ヒートアップする瞬間があるんですけど、
スタジオライブだと、研修生が自分達の力でいかにボルテージを上げていけるか、
その自発的な力が試される状況となりました。
スタジオ収録自体、彼女達も初めて経験することで、いい勉強になったことは確かですね。

 

「ハロドリ。」という番組自体、研修生ブームが来てるから企画されたものではなく、
あくまで研修生強化施策の一環であり、そこが「はぴ☆ぷれ」と違うところだと思います。
つまり、より実践的な学習の場であるわけです。


で、スタジオライブの感想ですが、きしもん、小田ちゃんが思ったことと同じ。
小ぢんまりとまとまっているけど、誰も目立つ子はいなかったという印象です。
出し抜いてやろうという強い気持ちを持った子も、見当たりませんでした。

 

テレビカメラ越しだったから、もしかしたらカメラの映ってないところで
アピールした子がいたのかもしれないけど、
研修生実力診断テストの前哨戦としては、全くみんな横一線で、

ここで一歩リードを奪った子は誰もいなかったというところです。

 


研修生時代というのは、チームワークも大切だけれど、それよりも、
個の力を伸ばす場所。プロになるための自意識を徹底的に鍛えられる場所。
残念ながら、みんながみんな、デビューできるわけではないからこそ、
プロで生き残るためのスキルを身に付け、

「自分はどうしてもデビューしたい」という強い気持ちがあるのかどうか

試される場所なわけです。

周りの子はみんなライバル。まさに競争。
そんな自覚が、今の研修生には欠けているように見えます。

でも内面では奮い立っている子も何人か(その表情の変化から)見て取れる子も
いるのは事実。
とくに研修生ユニットの4人。

心の中に沸々と熱く燃え滾る感情が芽生えてきた予兆を感じます。

あとはその内に秘めた感情を言動に変え、表に出していくことができるかどうか。

実力診断テストが延期になることがほぼ確実となった今、
このアディショナルタイムを有効に活用するためには、

こうした現状の課題をいちはやく理解し、

行動に移した子が頭ひとつ抜けだすんじゃないかなと思ってます。

それにしても、ダンソンだけは変わらないな、逆にすごいわ(笑

先輩達の中で「あのさぁ、本当にデビューする気あんの?」とか誰か言ってくんないかなとちょっとだけ期待しましたが、さすがに、

そんな「みつばちまき」はハロメンの中にはいませんでした。
チャンチャン。

 

 

P.S. 良かったメンバーとして、

フクちゃんが広本瑠璃、かえでぃーが石栗奏美の名前を挙げてました。

かえでぃーは人一倍研修生時代に苦労したから、今必死にもがいているかなみんを見て、

一声かけずにはいられなかった感じが出ていて、いいシーンでしたね。