今日は、「限定道重」(意味:この期間だけ応援してます)になり切って、
さゆのバースデーライブに行ってきました。
30歳バースデーにちなみ、なんと全30曲ぶっ通し。
さゆのすべてを余すことなく堪能できる、こんな贅沢なライブに
参加できた幸せを噛みしめながら、レポを書きますよ。
<セトリ>
01.キラキラは1日して成らず!
02.Fantasyが始まる
03.Loneliness Tokyo
MC
04,再生~私はここにいるわ
05.好きだな君が
06.ダーリン、寂しいな
07.シン・ジュク
08.バラバラWONDER
MC
09.it's you
10.哀愁ロマンティック
11.ありえない遊園地
12.Let's go Yeah~会えたらいいな
13.HAPPY大作戦
MC
14.時空を超え 宇宙を超え
15.KILAi STAR LIGHT
VTR(さゆヒストリー)
16.OK!生きまくっちゃえ(新曲)
17.Stay with my heart
メドレー(#18~#23)
18.EIGAをみてよ
19.Help me!!
20.SHIBUYAのファビュラス
21.トキメクトキメケ
22.坊や
23.レインボーピンク
MC
24.シャバダバ ドゥ~
25.大きい瞳
26.彼と一緒にお店がしたい!
27.私の時代
28.歩いてる
アンコール
29.白い羽根(新曲)
30.ラララのピピピ
ちなみに開演前の会場には、あいみょんとか、きゃりーぱみゅぱみゅとか、
大森靖子とか、ヤバTとか、
さゆのプライベート・プレイリストの曲が流れていた。
「私が普段聴いてる音楽、みんなもいいと思うでしょ」
そんなさゆの声が聞こえてきそうだ。
●「さゆレーベル」のオリジナリティ
いわゆる「SAYUMINGLANDOLL」本編のような、新感覚のショーとは違った、
オールスタンディングの観客を相手にした本格的な“ワンマンライブ”は、
さゆにとって久しぶり。
というか、モーニング娘。を卒業する前に遡っても、
これだけソロでたくさんパフォーマンスしたライブは、さゆ史上初めてかもしれない。
ファン(圧倒的に道重Tシャツを着てきたヲタ多数、そして女性の多いこと!)と
一緒に盛り上がるライブを待ち焦がれていたさゆも、
コールを煽ったり、手拍子を要求したり、序盤からアクセル全開。
このライブが織りなす世界は、さゆにしか出せない「さゆレーベル」のオリジナリティがある。
大久保薫アレンジの壮大で重厚なEDMと、
エフェクトされたさゆの舌足らずな歌声の相性の良さ。
この2つはセットになって、
「SAYUMINGLANDOLL」の楽曲も、モーニング娘。時代の楽曲も全て、
比類なき「さゆ×大久保薫」の世界を築いている。
そして、「再生~私はここにいるわ」イントロのカッコ良さ。
「Fantasyが始まる」「好きだな君が」「哀愁ロマンティック」はもちろん、
SAYUMINGLANDOLL内でアレンジされた「時空を超え 宇宙を超え」「help me!!」も含めて、
紛うことなき「さゆレーベル」の楽曲達である。
●モーニング娘。の魂を体現するパフォーマンス
さゆのパフォーマンスの魅力は「カワイイ」だけではない。
むしろ強調すべきは、手足の指先にまで行き届いた神経と、
一瞬も隙を見せずに何かを訴えかけるその表情だ。
手足の動き、表情の動きに、さゆなりのメッセージが込められている。
それは、モーニング娘。で培ったプロとしての「原点」のように思える。
「HAPPY大作戦」がかかれば、否応なしに卒コンの頃にタイムスリップする。
途中のVTRでは、山口から上京してモーニング娘。になった頃から順々に懐かしい映像が流れた。
「レインボーピンク」では、重ピンクが復活。
アンコールはツインテールで登場。
30歳になっても、カワイさに翳りなし。
卒業してからの2年の休業期間が、このライブで埋まったような感覚すらあった。
●さゆとファンの理想的な関係
最初のMCで「わたしの誕生日、お祝いさせてあげる」と相変わらずのさゆ節をカマしていたが、
「デビューして1年目の誕生日は誰にも気付いてもらえなかった」昔話を披露。
「今ではこんなにたくさんの皆さんにお祝いしてもらえます!」と。
また、娘。時代はほとんどソロパートがなかったのに、
今日、これだけたくさんの曲をソロで歌えたことに
「あの頃の自分に、将来はこんな素敵なことが待ってるよと伝えたい」と話すさゆ。
「生きていれば嫌なこともあるし、消えてしまいたいって思うこともあるけれど、
皆さんがいてくれるから、私は私でいられるし、
皆さんにとっても道重さゆみを応援していて良かったと思ってもらえるように、
これからも頑張ります」
そう言って、さゆは何秒も深々と頭を下げた。
これだけは断言できる。
OG含め、ハロプロのアイドルをたくさん見てきたが、
道重さゆみほど、ファンと真摯に向き合い、ファンのことを大切に想っている
アイドルは他にいない。
↓新曲、ライブでも盛り上がりました。