あやちょ(和田彩花)卒業のほとぼりが冷めた後、
ひっそりとりなぷー(勝田里奈)がブログで卒業を発表した。


1年前からすでに決断していたらしい。

りなぷーはファッション関係を仕事にしていくことを明確に「見つけて」
いたから、迷うこともなかったと思うし、
ファンの立場から見ても、ベストタイミングだと思う。

真っすぐブレることなく、最短距離で夢に向かおうとしている、
このあたりの決断の疾さ(はやさ)は、いかにもりなぷーらしい。

そして、あやちょへの最大限の敬意を払ってのこの発表。
こんな心遣いもまた、りなぷーらしい。

キラ星の如くスターが揃ったばくわら世代では、
鞘師里保、田村芽実、鈴木香音、相川茉穂、尾形春水に次いでの卒業。
気が付けば、エッグ時代から約10年のアイドル人生だった。


スマイレージ2期の中で、最も頭角をあらわすのが早かったのが、りなぷーだった。
タレ目で愛嬌のあるお顔。
脱力系、省エネアイドルとしてのユニークな立ち位置。
ひなフェス「甘酸っぱい春にサクラサク」で魅せたアイドル性、そして舞台度胸。

6スマに時代の風が吹いていたら、

彼女はもっとスターとして名前の知られる存在になっていたはずだ。

それからはバイプレーヤーとして、意図的にグループのサポートに回ることが多くなり、
辛いときも、楽しいときも、グループの支えになるようなことを意識して
一貫した行動を取っていたように思う。

ファッションに関しては、アンテナを張り巡らし、

最新の流行形を本当によくコツコツと勉強している。
自らもモデルとして魅せ方を知っているだけに、
今後、活躍する場がどんどん広がるはずだ。
アイドルとして培ったパフォーマーとしてのスキルが、

りなぷーの次の人生に生かされることがあれば心から嬉しい。


また寂しくなるけれど、残り3ヶ月、
りなぷーがいるアンジュルムを見続けていきたいと思います。