今年も実力診断テストの季節がやってまいりました。
抽選会の動画見るだけで、テンション上がってきます。
●今年は本命の年?
過去のベストパフォーマンス賞は以下の通り。
2013年 田辺奈菜美
2014年 段原瑠々
2015年 加賀楓
2016年 清野桃々姫・笠原桃奈
2017年 段原瑠々
2018年 島倉りか
2019年 ?
当日会場に集まった観客の投票で選ばれるベストパフォーマンス賞は、
デビュー手形みたいなもの。
この賞を獲れば、デビューが約束されているといっても過言ではないくらい。
たなぴょん(田辺奈菜美)以外は全員デビューしているし、
たなぴょんだって、もう少し長く研修生に居続けたら、デビューしていたと思うんですよね。
だから、普段のレッスンでは目立たない子、振るわない子も、
この実力診断テストで一発逆転ホームランが狙えるわけで、
昨年の島倉りかのように、このチャンスに全てをぶつける覚悟を持った子が
シンデレラガールになることも十分ありえます。
ただし、昨年みたいに30人もいる大混戦レースとは違い、
今年は17人の中で争い、研修生キャリアも差があることから、
順当なら本命視されている子がそのままベストパフォーマンス賞を
かっさらう可能性が強いのではないかと思います。
そしてここで賞を獲れば、モーニング娘。'19入りが見えてくるというわけです。
●実力診断テスト出演順(曲)と予想
2017年の段原瑠々のように、大トリに大本命が控える大会となりました。
松永里愛がこのくじを引いた時点で、グッと運命を引き寄せた感じ。
この一角を崩す子は現れるのでしょうか。
最大のダークホースに、新星まどぴっぴ(斉藤円香)を推します。
(◎:本命、〇:対抗、▲:伏兵、△:穴、×:大穴)
01. ×橋迫鈴 (愛知26期) 「私が言う前に抱きしめなきゃね」(Juice=Juice)
02. 小野田華凛(東京29期)「恋の呪縛」(Berryz工房)
03. △米村姫良々(愛知25期)「そうだ!We're ALIVE」(モーニング娘。)
04. 〇出頭杏奈(千葉28期) 「Help me!!」(モーニング娘。)
05. 〇為永幸音(長野28期) 「オシャレ!」(松浦亜弥)
06. 窪田七海(千葉28期) 「恋愛ハンター」(モーニング娘。)
07. 小野琴己(東京25期) 「LOVE LIKE CRAZY」(後浦なつみ)
08. △佐藤光 (北海道) 「Magic of Love(J=J 2015ver.)」(Juice=Juice)
09. △石栗奏美(北海道) 「気まぐれプリンセス」(モーニング娘。)
10. 山崎愛生(北海道) 「夢幻クライマックス」(℃-ute)
11. ×金光留々(東京28期) 「キラキラ冬のシャイニーG」(田中れいな)
12. △中山夏月姫(石川27期)「好きよ、純情反抗期。」(スマイレージ)
13. △山田苺 (静岡27期) 「GOOD BYE 夏男」(松浦亜弥)
14. ×工藤由愛(北海道) 「ROCKエロティック」(Berryz工房)
15. ▲斉藤円香(千葉29期) 「アイサレタイノニ…」(モーニング娘。Q期)
16. 松原ユリヤ(東京27期)「SEXY SEXY」(Juice=Juice)
17. ◎松永里愛(大阪27期) 「ガタメキラ」(太陽とシスコムーン)
●見どころ
もう鈴ちゃんがトップバッターでJ=Jを歌う時点でドキドキしてしまう。
ダンスの実力は折り紙付きでも、歌には少々不安がある鈴ちゃん。
「私が言う前に抱きしめなきゃね」は、キレのあるダンスが見どころの
ひとつなので、そこは楽しみにしつつ、
あとは歌をちゃんとこなせるのか、
もう勝手に親戚のような気持ちで見守ること間違いなし。
親戚のような気持ちで見守るといったら、小野田ちゃん(紗栞じゃない方)もそうかな。
でも「恋の呪縛」リリース時、菅谷梨沙子は11歳、小野田華凛も今11歳。
そう言う意味じゃ、あの時の梨沙子に負けないくらいの
パフォーマンスをかりんちゃんには期待したい。
米村姫良々は、かなり攻めた昨年(エレジーズ「印象派ルノアールのように」)
に比べると、今年はちょっと置きにきた感じがしないでもない。
もちろん実力は安定しているし、この曲を選んだからには、
ファンキー・キララで魅了してくれるのかもしれないが、
インパクトでは、続く2人の引き立て役に終わってしまう可能性がある。
逆に、出頭杏奈はかなり攻めてきた感じ。
いつもニコニコしている印象があるが、こうしたシリアス路線でどこまで
出来るのかは全くの未知数。
ダンスの表現力と歌、とくに例のフレーズ「心じゃいつも叫んでいるのに」
のところで丹田からガツンとパワー出して、おっ、やるじゃんと思わせたら勝ち。
為永幸音の「オシャレ!」もハロでは珍しい横ノリ系で地味に難しい。
あややとかすごいのと比べられるから大変だと思うけど、
上手くリズムに乗って歌いこなすことができたなら、
最大限の評価をする準備はできている。
北研の実力派、佐藤光と石栗奏美も今回の勝負の年。
ともにカッコ良さを追求して一皮剥けたところをアピールしたい。
カワイイ一辺倒から脱却中の金光留々は、ギャルに転身を図る。
曲の持つキラキラ感、スケール感を損なわず表現することができるか。
中山夏月姫、山田苺の仲良しコンビ(中山田)が連番になった。
とくにいちたんはなちゅめの後で燃えるものがあるのではないか。
パッションで勝負できる数少ない子だけに、ワンチャンある。
斉藤円香は選曲が良い。選曲だけなら優勝。
研修生キャリアは小野田華凛と並び一番短いが、彼女はもう高校生。
年上組の大人っぽさをこの曲で表現することができたなら、
希少価値も相まってインパクトは十分だ。
セクセクをチョイスするという暴挙に出た松原ユリヤは置いといて(笑
最後のトリを飾るのは歌姫・松永里愛。
2年前、あの「SONGS」で魅せたリズム感を
難易度トリプルAの「ガタメキラ」で再び魅せて欲しい。
それができたら、モーニング娘。'19入り確定です。