6月娘。武道館のステージに、この子が立つシナリオを俺はいま考えている。
最後の決め手は、ハートの強さだ。
どうです、この左の子、メンタル強そうでしょ。
あ、間違えた、そっちは「元」モーニング娘。だった(白目)
かつては「滝川の狂犬」とおそれられ、
誰もが怖れをなして近付かなかった藤本美貴の楽屋に、ひとりでトコトコと現れ、
「一緒に写真撮ってください」とのたまう少女、
彼女(右の子)こそがハロプロ研修生28期の出頭杏奈である。
ミキティも意外な訪問者に嬉しかった様子。
でも名前がわからず、最後まで「ところでアンタ誰?」状態だった模様。
◆出頭杏奈(しゅっとう・あんな)
生年月日 :2005年3月8日(昨日お誕生日おめでとう!)
出身地 :千葉県
趣味 :お買い物
好きなスポーツ:水泳
特技 :激辛料理が食べられること
座右の銘:継続は力なり
決めポーズ:敬礼(出頭だけに警察)
ミキティの楽屋を訪ねたのは、
ハロコンでのミキティのパフォーマンスを舞台袖から見ていて
純粋に感動したかららしい。
思い立って、すぐ行動するあたり、なかなかいいじゃないか。
●夢は叶えるためにある
冬のハロコンでも目立ったところにいた彼女。
ここまでの研修生生活も順風満帆、
パフォーマンスを見ても、コンディションにムラがなく、
年齢の割にプロ意識が高いように見える。
もともとローティーン向けの読者モデルをやっていたため、
競争の中で生き残っていくために何をしなければいけないのか、
それを考える習慣がついているのだろう。
身長が伸びないことを悟り、モデルになる夢はスパッと諦めた。
ここらへんの切り替えの早さみたいなものも、
ニュータイプの予感がする。
目標をモデルからアイドルへ変えたが、
着実にスキルアップし、アイドルへの道を邁進している。
合理的に課題を解決し、夢を実現していくタイプだ。
●ラストアイドル橋本桃呼に追い付き、追い越せ
出頭杏奈は、AbemaTVのハロプロ20周年オーディションで
最終審査まで残った子だ。
同じく最終審査にいた橋本桃呼は、ハロプロ研修生を辞めて
ラストアイドルのオーディションに合格、一足早くデビューした。
「結局は研修生になるだけ遠回り」、
そんな論調も聞かれたが、果たしてそうだろうか。
研修生で地道に芸能界で長く活動するための基礎を身に付けてきた出頭杏奈が、
今年、モーニング娘。'19でデビューすることになれば、
一気に橋本桃呼をまくって、立場は逆転する。
事務所も、研修生で正当に頑張っている子には、華をもたせたい。
そう考えているだろう。
出頭杏奈には、その資格があるといって良いだろう。
P.S. 出頭ちゃんにはゴメンだけど、ちょっと出川哲朗に似ている(笑