今日はカントリー・ガールズの結成4周年を記念するイベントが開催されました。
本当に忘れられないイベントの一つとなりました。


カントリー・ガールズ、フォーエバー!

そして、やなふなフォーエバー!

 



<セトリ>

01.どーだっていいの
02.ブギウギLOVE
03.Good Boy Bad Girl
MC
04.初めてのハッピーバースデー
05.キスより先にできること
06.妄想リハーサル
07.恋はマグネット
コーナー(二人合わせてフォルティッシモゲーム)
08.書いては消しての"I LOVE YOU"
09.小生意気ガール
10.気ままな片想い
11.わかっているのにごめんね
MC
12.浮気なハニーパイ
13.リズムが呼んでいるぞ!
14.待てないアフターファイブ
アンコール
01.傘をさす先輩
MC
02.VIVA! 薔薇色の人生


●多幸感満載のみんなが笑顔になれるライブ

今日のセトリは、自分の好きな曲のオンパレードで、個人的に最高!でした。

自分がアップフロントから今日のイベントの選曲を頼まれたら、
1日悩んだ末にピッタリこうなるだろうな
(あと1曲入れるとしたら「新しい恋の初デート」くらいかな)という程のセットリスト。

それと改めて思ったのは、カントリーって名曲たくさん持ってるよなあということ。

聴いているだけでテンションが上がるようなハッピーソングから、
ちょっと切なくて胸がキュンとするような青春ソングまで、
退屈な日常から解放してくれるような幸せな気持ちにさせてくれる。

数あるハローの誕生日ソングでも一番好きな「初めてのハッピーバースデー」は、
間奏が結成当時(2015年)にやっていたというキレキレダンスバージョンに。

「キスより先にできること」、「妄想リハーサル」と楽しく盛り上がる曲が続き、
カントリー胸キュンソングの決定版、名曲「恋はマグネット」へ。

「小生意気ガール」や、ミッツさんの「気ままな片想い」は昨年のハロプロ楽曲大賞で投票した曲。
「わかっているのにごめんね」ではおぜちぃの魅力が爆発。
「浮気なハニーパイ」は、隣のお兄ちゃんもみんなハシャいでたなあ。


そして何より、メンバーの笑顔が最高!

ちぃちゃん(森戸知沙希)、やなみん(梁川奈々美)、ふなっき(船木結)の3人とも、

それぞれの兼任先では見せないような、素の笑顔を見えてくれる。
そりゃそうだ、梨沙ちゃん(山木梨沙)、おぜこ(小関舞)、ちぃちゃんは4年間、

そしてやなふなは3年間、ここで濃密な時間を過ごしてきたんだもの。

そしてファンも、共に歩んできた歴史

(それは彼女達に対する記憶とともに、自分が過ごしてきた人生の記憶でもある)を、

曲とともにこの脳裏に刻んできたんだもの。


●感情爆発したアンコールのMC

笑顔のうちに終わるかと思われたライブだが、

アンコールMCで、メンバーの感情がついに溢れ出した。

最初に喋ったのは船木結。
結が「カントリー・ガールズは家族」だと言った瞬間、感極まって涙で言葉を詰まらせる。
自分自身が父親に対して“反抗期”なのに例え、
「普段からべたべたするような関係ではないけれど(だからこそ一番大事で身近な存在)」
「特にやなみんに対しては“反抗期”だった(そのことに後悔している)」
「普段は恥ずかしくてなかなか言えないけど、今日は言います、大好き!」と絶叫。

続いて、やなみんが改めて卒業の報告。
この3年間を振り返り、時折笑顔で気丈に振舞っていたやなみんが
「この1年、カントリーのことを思わない日はなかった」と言ったところで
ついに涙が溢れ出す。

そしておぜこ。
「やなふなは泣いちゃったけど、先輩組のここからガラッと変わります」宣言に対し、
すかさずちぃちゃんが「ハードル上げないで(笑)」とツッコミ。

 

で、結局おぜこも号泣スピーチになるのだけど。
「この1年間はみんなが離れていくようで本当に寂しかった」
ここまで舞ちゃんが直截的な本音を話したことはかつてなかったと思う。
俺は、おぜこの本音が聞けてすごく嬉しかった。
彼女自身もこれで吹っ切れると思う。

ちぃちゃんの挨拶は、彼女の成長を示すものであったと思う。
「もっと、やなみんに甘えさせてあげれば良かった」
やなみんの悩みを聞いてあげてたら、もっと違う結果になっていたかもという
後悔が言わせた言葉だった。

ラストは梨沙ちゃんが締めて、最後のMCは終わった。
MC中、会場全体が、女性ファン達のすすり泣く声に包まれていた。

最後の曲は「VIVA! 薔薇色の人生」、
やなふなのアルプス一万尺、2人とも感情を抑えるのに必死になりながらも、
笑顔の中に涙が光っていた。


●メンバーの感想

・山木梨沙

ももちから「最強の中間管理職」と評されていたのも今は昔、
もうすっかり、カントリーを牽引するプレイングマネージャーの貫禄だ。
歌の面でも、ももちの抜けた穴をカバーしており、安定した歌唱力があることを証明してくれている。

・森戸知沙希

ちぃちゃんは山木さんのヘルプに回ったり、進行が詰まりそうになるところを
ツッコミを入れてフォローするなど、彼女自身が気の利く「中間管理職」になっていた。
「恋はマグネット」、山木さんとのツートップ、素晴らしい歌声だった。

・小関舞

やなふなに感化されたか、今日のおぜちぃは抜群のコンビぶりだった。
「傘をさす先輩」の唄い出し、おぜこソロの見せ場、これがメッチャ良かった。痺れた。
この名曲は彼女のものだ。

・梁川奈々美

前髪パッツン気味に揃えたやなみん、可愛かったな。
笑顔絶えないやなみん、いつもと変わらないパフォーマンス、いや、
いつも以上にカントリー・ガールズのやなみんを楽しんでいる姿がそこにはあった。
「いつも心にあるのはカントリー」それがやなみんの矜持だ。

・船木結

ふなっきも笑顔全開だったのに、アンコールMCではやっぱり溢れ出るものを
止められなかった。それが結らしい。ふなっきはそれでいい。
やなふな最終章へ向け、これからもやなふならしく。


ライブ後の握手会は、いつもの高速ではなかった。
これだけ5人の気持ちが伝わってきた握手会は他にない、

とてもハートフルなものだった。

「カントリー最高!」
「素敵なライブだった!」
そして、やなみんには別れ際に「やなみん、ありがとう!」との言葉が自然と口をついて出た。
やなみんは笑顔で頷いていた。


カントリーの今後については、カントリーが「家族である」ということに
帰結する対応でなければならない。
つまり、まずはやなみんとの時間を大切にすることだ。