あやちょ(和田彩花)卒業後のアンジュリーダーは、タケ(竹内朱莉)で決まり、
他に検討の余地なしと思っていたけど、
最近、イベントであやちょが、私に決定権はない(事務所が決めること)と前置きしながらも
「次期リーダーはかわむー(川村文乃)がいいと思う」とか、
「今でも、かわむーにはいろいろな事を相談している。グループとして公式な事を発表する時は、かわむーに見てもらって意見や確認をもらう」と発言していることから、
にわかに次期リーダーに川村文乃説が浮上し始めた。
あやちょが言っている通り、最終的には事務所の人が決めることだけど、
アンジュルムの次のリーダーは誰に託すのがベストなのか、改めて再考してみた。
●リーダーの条件
著名人によるリーダーに必要な条件について書かれた本を何冊か読んだことがあるけど、
自分は、そんな普遍的な条件なんてないと思っていて、
そのグループの置かれている状況によって、理想のリーダー像が変わってくるものだと思う。
ドラスティックにグループの在り方を変えなければいけない時期なのか、
それとも、今まで積み重ねてきたことをしっかり受け継いでいく時期なのか。
まずはそこを見極めてから、状況に合ったリーダーを選ぶ必要がある。
●つんく流のリーダーの選び方とは
つんくはグループの在り方というよりは、メンバー1人1人の個性をどう引き出すのかを
念頭に置いていた人。
リーダーというのは一つの“キャラクター”であり、その肩書がついた時点で、
グループに「リーダー」というキャラが増えることになるという考え。
だから、そのキャラ(肩書)が付いた方がその子にとってプラスになると判断した場合に、
リーダーに指名すると言及していたことがあった。
その好例は(つんくが選んだわけじゃないが)つばきファクトリーの山岸理子だと思う。
つばきの最年長は小片リサだが、りこりこ(山岸理子)の方にリーダーという肩書を与えた方が彼女のキャラが立つ。りさまる(小片リサ)はりさまるで、別のキャラを持っている。
そのグループの中で既に強力な存在感を放っている子には、
リーダーという肩書はいらないように思える。
そういう意味では、優等生のかわむーにリーダーというキャラを付けるのは
結構面白いと思うのだが…。
●アンジュルムに必要なリーダー
アンジュルムの「置かれている状況」、というかアンジュのグループとしてのアイデンティティは、何と言っても十人十色の個性がそれぞれ爆発しているところにある。
あやちょはその個性をとても大切に育ててきた。
そして、あやちょ卒業後もその方向性は変わらないだろう。
だけど、あやちょが抜ける分、いざという時にそのバラバラな個性をまとめ上げ、
同じ方向を向かせるタイプのリーダーが必要なんじゃないかと考えている。
あやちょが居ない分、今まで以上にみんなが自己主張をし始め、収拾がつかなくなるケースも
考えられる。
そうなると、かわむーや2期より後の後輩達に任せるのは荷が重すぎるだろう。
正攻法で面白味には欠けるけど、やっぱり2期から選ぶべきで、
まとめる役割ということであれば、自分なら、かななん(中西香菜)を指名する。
タケちゃんやりなぷー(勝田里奈)には、足枷なく自由に自分の意見を述べる立場に
回ってもらった方が、彼女達の個性に合ってるし、アンジュも活性化しそうだ。
かななんなら、普段はフザけているけど(笑
2期の中では一番3期以降の後輩とフランクに話せるし、
周りの声にちゃんと耳を傾けられそうだし、優柔不断そうなところは気にかかるけど、
最年長として最後はまとめてくれそうだ。
もちろん、タケ、りなぷーのサポートありきでね。
というわけで、見解改め、次期リーダーはかななんが
「ヤッタルチャンに、なるんやでー」。
P.S. タケちゃんは、あんまりリーダーやりたそうに見えないんだよね。
ああ見えて意外と繊細な人だから、プレッシャーになっちゃうのが嫌なのかも。
バラエティ担当、歌唱メンと既にキャラが立ってるから、
つんく流で言えば、そこにリーダーのキャラを加える必要は確かにないな。