今日は、Juice=Juice LIVE GEAR 2018 ~Go ahead SPECIAL~の中野コン昼・夜公演に入ってきました。

とりあえず無事に昼・夜ともチケット完売ということで。

昼は1階最後列、夜は通路側席だったんですけど、
昼は左・右・前方、夜は右・前方を、綺麗な女性ファンに囲まれるという異常事態。
総勢、佳林ファンが3名、るーちゃんファンが2名、やなみんファンが1名。
ハロプロのコンサートで、しかもJuice=Juiceでこんなこともちろん初めてなので、
ちょっと緊張しましたね(苦笑

もう佳林ちゃんには女性ファンがつかないなんて言わせないぞ。
そして、段原、梁川加入効果についても改めて感じました。

『愛のダイビング』のコール&レスポンス(♪愛のダイビング、勇敢な愛のダイビング~)で、
あーりーが「女性の人~」とコールしたら、想像以上の大きなレスポンスがあったことに驚いてましたが、

それを今日、一番肌で実感していたのは俺だったでしょうね。


夜は通路側だったので、思う存分「ともこーーっ!!」と叫べましたけど(笑


<セトリ>

01. Dream Road~心が踊り出してる~
02. Never Never Surrender
03. イジワルしないで抱きしめてよ
MC
04. Vivid Midnight
05. TOKYOグライダー
06. ロマンスの途中
07. SEXY SEXY
メンバー紹介VTR
08. 風に吹かれて
09. ブラックバタフライ
10. 裸の裸の裸のKISS
ダンスパフォーマンス
11. 私が言う前に抱きしめなきゃね
12. Fiesta! Fiesta!
VTR
13. 選ばれし私達 (※)冒頭部分ソロ回替わり、昼:高木ソロ、夜:宮本ソロ
MC
14. GIRLS BE AMBITIOUS 2017
15. 愛のダイビング
16. CHOICE&CHANCE
17. 伊達じゃないよ うちの人生は
18. Magic of Love
アンコール
19. 泣いていいよ
MC
20. 未来へ、さあ走り出せ!


■確かな「明日」を捉え始めたJuice

逆光の中、7人のシルエットが浮かび上がり、
幻想的な雰囲気の中『Dream Road~心が踊り出してる~』でスタートする今回のセトリ。
いきなり観客をこの曲の世界観に引きずり込む7人のボーカル力。
一発目にこの曲を持ってきたメッセージには、
Juice=Juiceの最近の充実ぶり、自信のようなものと、
もっと上を目指せる可能性を感じ取ることができます。

今まで、Juiceが見たことがない景色が「明日」にあるなら、
その「明日」を捉えるための準備は出来ている。
そのキッカケを掴むところまではもう来ているから。
それだけのクオリティがあることは、今日のコンサートを見た人なら否定しないでしょう。

Go!夢を追え
Ready Go!恐るるなかれ
Go!夢を追え
Ready Go!未来をつかめ


■今回のテーマは「SEXY」

セトリは2部構成になっており、
前半部(No.4~12)は主に「SEXY」を表現するためのエリア、
そして後半部(No.14~)は、JJ定番の盛り上がるキラーチューンを並べて
ヲタのご機嫌を伺おうという内容です。

どこに「SEXY」を感じるかなんて人それぞれだし、それを意図的に表現するのは
とても難しいテーマだと思うけれど、
まず前提として、大人の女性として独り立ちしていることが条件だと俺は思います。

みんな揃って髪掻き上げて「セクシー」なんてのはあり得ないわけで。

それはアーティストに置き換えれば、誰にも真似できない個性(=色)を持っていること。

昨年のGW、Juiceのコンサートを見た感想として、
個々のアイデアや遊び感覚のアドリブなどを1人ずつ自由に出していけたら、
よりグループとしての魅力も増すだろうなと思っていました。

そして今年、その「個」の魅力の部分で輝いていたのが、宮本佳林と金澤朋子。
今回はこの2人がズバ抜けてました。

特にタンゴ、フォルクローレ調ゾーン(主にNo.8~10)での2人の色っぽさは
何に例えたらいいだろうか。
『風に吹かれて』『ブラックバタフライ』久々に聴いたけど良かったなぁ。


その他、メイクアップ中のメンバーの大人っぽさ&
最後はキュートなカワイイ笑顔にやられるメンバー紹介VTRや、
舞台上での生着替え(肩より下~膝上はワイヤーに吊るされた板で隠す趣向)など
ある意味、ハロプロっぽくないオトナな演出も良かったです。

衣装チェンジでメンバーが一度舞台からハケると、その瞬間、緊張感が途切れちゃうけど、

メンバーがずっと舞台上にいれば、流れを途切れさせることなく次に進めるからね。

 

前半で、生だからこそ伝わるJuiceの魅力を思う存分堪能し、
後半は、楽しくはしゃがせていただきました。


■最後に各メンバーの感想

・段原瑠々

歌のスイッチが入ると大人の表情になって曲の主人公になり切るるーちゃん。
生まれ持っての歌姫なんですよね、彼女は。
その一方で、最後の『Magic of Love』ではあーりーとイチャついたり、
まだまだ無邪気な子供の部分も残しているところが可愛いです。

・梁川奈々美

線の細さが少しずつ解消され、声のボリューム感も成長してきています。
MCでも語っていた言葉「アイドルとして、どうやってファンを魅了するか、
自分のやり方を追求していきたい」からにじみ出る聡明さ。
やなみんには「やなみん道」を研究し、貫いていってもらいたいです。
パフォ研究という意味では、近くにお手本となる宮本佳林という尊敬する先輩もいるしね。

・植村あかり

『TOKYOグライダー』はあーりーのものだよね。
そう、あーりーはブルースシンガーなんだよ。
佳林、朋子、紗友希にはそれぞれ代名詞ともいえる曲があるけど、
あーりーにもそういう彼女ならではの「作品」が出てくるようになってきた。
『Fiesta! Fiesta!』も、るーちゃん+あーりーだよね。
あと最近、ステージ上でいつもニコニコしてる。しあわせや~。

・宮本佳林

透明感のあるキレイなハイトーンボイスなのに、ホール全体に響く力強さがあるのが
かりんちゃんのすごいところ。
歌詞をちゃんと読みこんでいるからか、表情のひとつひとつを取っても、
全てが曲の世界観を表現した見せ場なんだよね、彼女の場合は。

女性としての魅力も増したけど、まだ19歳なんだよね。

後半は盛り上げ隊長としてガンガン客席を煽ってました。佳林が元気でニッポンが明るくなる。

・高木紗友希

切り過ぎた前髪がカワイイ~、メンバーからもいじられてました(笑
メンタル的にさゆきが一番「女の子」でしょ、Juiceの中では。
セクシーさもちゃんと出てたと思いますよ、でも彼女の一番の魅力はピュアハート。
次回への改善点としてあえて細かいこと言うなら、昼、夜とも『Magic of Love』でのフェイクで少し音程を外してたかな。あれだけ歌えるのに、さらに高い要望をする俺何様(苦笑

・金澤朋子

最近見たかなともの中で、今日が一番良かった。
巻き舌かましたり、普段とは違うアレンジにしてみたり、良い意味で遊び心がパフォーマンスに好影響を与えてました。
かなともにしか出せない持ち味と向き合い、創意工夫の跡が見られ、一番プロ歌手っぽかった。本人はいつも「私はアイドルらしくない」って言うけど、アイドルの枠超えてます。でも俺はハロプロの中でそんな朋子が一番カワイイアイドルだと思っているんだぜ!

・宮崎由加

ゆかにゃの個性もJuiceには欠かせませんね。
パフォーマンスにも余裕が出てきてるし、楽しみながらやってる。それが良い。
とにかく今のJuice=Juiceは、とてもチームワークが良い状態です。
7人のユニゾン聴けばそれは分かる。
統率力に優れるゆかにゃがリーダーで良かった。彼女の代わりを務められる人はいない。

そう思う毎日なのであります。